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ケーキ屋ケンちゃんの3回目 [  その他(補完計画)]

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ものすごい猛獣との遭遇
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ケンイチ隊長とメガネ隊員がトランシーバーで話をしている。このトランシーバーは空き箱に棒をテープでくっつけただけのものだから、相手の声がじかに聞こえる距離でないと通信できない。
メガネ「ピーピーガーガー。こちらメガネ。ものすごい猛獣を発見しました。危険ですから注意してください。どうぞ」
ケンイチ「了解。(周りの隊員に)おい、猛獣がいるそうだ。気をつけて前進!」
メガネ隊員と合流したケンイチ隊長は、猛獣を見て言う。
ケンイチ「なるほど、ものすごい猛獣だな」
その猛獣とは、こんなにものすごい猛獣だ。
子犬
猛獣と戯れるケンイチ隊長。するとそこに猛獣の親が走ってきた。隊員たちは隊長より先に逃げ出した。
ケンイチ「みんなひどいよ逃げちゃって」
メガネ「だから猛獣だと言ったでしょう」


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山から転げ落ちる
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ケンイチ「よし、みんな、こんどはここの山に登ろう」
よく聞くと、あそこの山でもそこの山でもなく、ここの山と言っている。よっぽど近くに山があるらしい。その山の斜面は45度のすごい勾配だ。ただしそこに生えている木も草もすべて45度に傾いて生えている。
カメラが45度傾いている
隊員は、一人また一人と山の斜面を転げ落ちてゆく。実際には、この斜面は這い登るよりも転げ落ちるほうがよっぽど難しい。勢いが足りないと、転がる途中で止まってしまいかねない。
転げきれずに止まってしまった女の子
いちばん右の女の子は、勢いが足りなくて転げ落ちる途中で止まってしまった。

探検隊はなおも前進する。やがて行く手に廃屋が見えてきた。


ここまでが、いわば今回のお話の第一部、探検ごっこ編だ。この続きは第二部、ちびっこ捕物帖編になる。私は探検ごっこを書きたかったので、この先は記事にしないかもしれない。

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