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忍者マン一平 第一話 目ン玉忍者参上! [  その他(補完計画)]

TOKYO MXで始まった忍者マン一平、ひとまず第一話について書いてみたい。ちなみにこの記事が出た翌日はもう第二話放送だ。

以前の記事に書いたが、私が昔たまたまテレビをつけたらたまたま忍者マン一平の最終回をやっていた。つまり私はオープニングの主題歌も聞いていなかった。目ン玉特捜隊は最終回にも出てきたので知っているが、ほとんど全てが私にとっては初めて見る状態だ。

第一話の前半は盛り上がりに欠ける感じがした。第一話は舞台設定と登場人物の紹介をしなければならないので盛り上がりを作る余裕がなく仕方がないのかもしれないが。どんなキャラが出てきてどういうアニメなのかをわからせるのは成功している。一平たちは忍者小学校の4年生で、一平の弟は幼稚園児なのに幼稚園へ行かずに一平の学校に入り浸っている。寺の住職は人間ではなくタヌキで、しかもスケベなタヌキで、これも学校行事になぜか加わる。忍者学校の先生はそれらを咎めない。要するに設定は滅茶苦茶だ。でもそういうアニメだということはよくわかった。ヒロインはアゲハ。第一話では、ヒロインだということはよくわかる描き方だが、性格付けはまだ不明。そのうちにアゲハがメインの話が出るだろうから、それを待とう。「綺麗所」という意味ではアゲハのほかにもう一人、徳川先生が配置されている。二人ともロングヘアーで顔の感じが似ているので、アゲハが大きくなったら徳川先生になるかのように見える。アゲハと対置される別種の女の子があけびで、私個人は魔法の妖精ペルシャのよよ子を思い出した。女の子はこれだけ。男の子のほうは、ツッパリで泣き虫の伊賀山と、火薬の量を間違えて爆発する根来が、わかりやすく特徴描写されている。後の風摩たち三人は今のところ登場しただけで特徴描写はなく、生徒の人数を増やす目的で出されているようにも見える。あと、隣村の電卓カシオ、マブチモーター、松下電器もこの第一話前半で出てきて、この話だけでおもな登場人物とその相関図がわかるようになっているようだ。

話が盛り上がってくるのは後半になってからで、校長先生を子泣きじじい呼ばわりする徳川先生。自分の顔を見て子泣きじじいと間違える校長。化け猫に化けて焼き猫にされる徳川先生。その正体が徳川先生とわかるや否や、裾をはぐって「この女いい子が産めるぞい」とぬかすドスケベ和尚。そして一平の十八番、目ン玉特捜隊。

さあ、こうして忍者マン一平が始まった。私の記憶にある最終回までには、まだ11週もある。私のはるか昔の記憶では、最終回では一平が得意の目ン玉特捜隊で女湯を覗こうとする。その目ン玉を(たぶん)徳川先生が捕まえて風呂の湯に沈める。やがて帰ってきた目ン玉はすっかり湯にのぼせてしまって、見てきた映像がぐにゃぐにゃになって役にたたない。その後話がどう進んだかわからないが、最後は戦車の砲撃で吹っ飛ばされてみんな宙に舞ったところでおしまいだった気がする。はるか昔の記憶ゆえ、どこまで合っているかはわからない。11週後にはわかるはずだ。

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