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スキャン日記 端の画像処理で黒も白くなる [手記さまざま3]

今回のスキャン対象は地図だ。地図といっても色々な形状があるが、大きな1枚の紙を山折り谷折りに折って、さらに3つ折りにしたのがあるだろう。あれだ。あれは、使いにくい。一度広げてから畳もうとするとうまく山折り谷折りができなかったり、折り目に無理がかかるので、長年使うとそこから切れてきたりする。オーバーヘッドスキャンもやりにくい。上から押さえないから山折り谷折りがスキャン結果に出る。谷折り部分は引っ込むので地図の下に敷いてあるマットが見えることになるが、今日はそこの話だ。

地図を「フラットペーパー」でスキャンしてから「領域をスキャンする」に切り替えてスキャンした。すると、「フラットペーパー」では地図周辺部が白いが、「領域をスキャンする」では黒いことに気づいた。黒いのは専用マットの黒だ。いっぽう白いのは、地図の縁にある幅の狭い余白部分が画像の端まで白として続いているのだった。「フラットペーパー」はただ四角い紙の領域を自動認識するだけでなく、紙が歪んでいる場合に端の画像処理もしていたのか。その時私の脳裏に、コミックスをスキャンした時にページ端の白や黒がそのまま画像端まで縞模様となって続く現象が浮かんだ。あれは「湾曲した本」モードだったが、同じ画像処理をした結果ではないだろうか。今回の地図のように端が白ければ、画像端まで専用マットの黒が見えずに綺麗に「ごまかし」が実行できるだろう。しかしコミックスのようにページ端まで絵が描かれている場合には妙な結果になるということだ。


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