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腰痛に厳しい寒い時期が来る [坐骨神経痛]

腰痛の人間は気温に敏感だ。肌が寒さを感じるより前に、足腰に異変が出る。直接腰に異変が出るとは限らない。歩く時に腰をかばって変な歩き方になり、股関節や膝関節が痛くなる場合もある。9月22日、今まで調子の良かった股関節と膝関節が、歩く時に痛みを感じるようになった。
思い返すに、調子が良かったのはちょうど1ヶ月の間だった。今年は夏になり暖かくなってもなかなか足腰の調子が良くならず、8月になった。困ったものだと思っていたら、父の祥月命日の墓参に行った23日、急に調子が良くなった。長らく腰痛で大股歩きができずにいたが、この日は急ぐ必要があり、無理をして歩幅を大きくした。以前ブログ記事に書いたが、私は若い頃から足を前へ大きく踏み出すと股関節が痛くなるかもしれず、大股の時は足を後ろへ大きく送る。ちょっと痛かったが我慢するうちに、まるで歯車が噛み合ったかのような、まるで血栓が取れて血流が回復したかのような気分になった。それから速く歩けるようになった。でも健康になったのとは違った。足を後ろへ大きく送るその特殊な歩き方をした時だけまともに歩け、そうでなければ今まで通り関節が痛くてうまく歩けなかった。だから私は歩き始めたら大股で速く歩くしか選択肢がなく、ゆっくり歩くことができなかった。すたすた早歩きするか、立ち止まるか。それだけが私の足腰に許されていた。
それからちょうど1ヶ月経ち、9月22日、また下半身の関節に痛みを感じてまともに歩けなくなった。それでも人は歩かなければならない。今日も例の特殊な大股歩きを試すつもりだが、果たしてどうなるだろう。
腰痛そのものは、非常にゆっくりと和らいでいる。年単位でやっとその違いがわかるほどゆっくりと。慢性腰痛になった直後は腰を屈めるなど全く不可能で、低い位置のものは取れなかったが、今は何かに捕まりながらだが屈むことができる。以前は職場で椅子に座るだけの衝撃で腰が痛くなったが、今はそんなことはない。
最近の改善は、腰に気をつけていればちょっとの間だけ物に捕まらずに屈めるようになった。でもこれは曲者で、仕事で気にすることが一杯ある時は腰に注意が行かず、その状態で屈むと腰が痛くなる。あとは、短い階段ならば両足で登れるようになった。以前は、右足を曲げて体重をかけて上へ行くことができず、右足を杖のように伸ばしたまま左足だけで階段を登っていた。
実感として、あと4、5年もすれば慢性腰痛から解放される気がする。しかし4、5年は長い。


追記
その後、下半身の関節の痛みが和らいだ。また暑い日が再来したからか、それとも、足を後ろへ大きく送る特殊な歩き方をしているからか、それはわからない。今年はいつまでまともに歩けるだろう。普通の人は、寒い季節になったからといって歩けなくなることはない。私も、寒くてもまともに歩ける日が来てほしいものだ。


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