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うどうどん [手記さまざま3]

親がご近所から春の食材「うど」を頂いた。そして冷蔵庫に磁石で付けたメモに自分で「うど」と書いて、後から自分でうどんと間違えた。私は、「それならば、いっそのこと『うどうどん』にしたらどうだろうか」と思った。

うどんは、これも頂いた「月山の雪」という細うどんが残っていた。ひやむぎ位の細さの乾麺で、茹でるとコシがありツルツルと喉越しが良い。

うどんつゆは真っ黒な関東風でなく、ぜひ関西風にしたい。といっても、既製品だ。我が家でよく使うヒガシマルの「うどんスープ」。この「うどんスープ」は、がんもどきを煮る時などにも使えて重宝する。ただし砂糖がまったく入っていない塩味なので、がんもどき等には砂糖も少々加えるのがコツだ。今回はうどんだから砂糖を加えない。

具がうどだけというわけに行かないので、かまぼこと青菜を加える。うどが主役だから、うどの香りが負けてしまいそうな濃い味の具は加えない。ほうれん草を茹でるつもりだったが、親が春菊のお浸しの残りを片付けてくれと言うのでの、渡りに船でこれを頂いた。

うどんは袋に書いてある時間どおりに茹で(9分)、その間にかまぼこを切り、土付きのうどを洗って包丁で皮をむき短冊切りにする。うどは切ったら短時間で変色するので、それを防ぐために酢水に漬けなければならない。うどんつゆ用に湯を沸かす(1人分250ml)。丼に「うどんスープ」粉末を入れ、湯が沸いたらそれも入れてかき混ぜる。うどんの茹で時間が残り1、2分になったら金属製のざるにうどとかまぼこを入れ、うどんを茹でている鍋の中に1分位漬ける。すると湯の温度が下がるので一時的に強火にする。うどは湯掻くのが目的、かまぼこは温めるのが目的だ。

茹で上がったうどんを丼に入れ、うど、かまぼこ、春菊のお浸しを載せる。出来上がり。

出来上がりの写真を撮るのを忘れた。私は料理をする時一生懸命になり、他のことをつい忘れる。


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