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歯根治療 (14) [歯茎におでき]

今日は歯医者だった。朝起きた時、そういえば1回目の歯根治療では(今回は2回目)最後にレントゲンを撮った気がすると思った。それなら今回はレントゲンか、と考えつつ歯医者に行ったが、人生はたいてい予想通りではない。今日はレントゲンでなく、処置後の経過を診るのが一番の目的だったようだ。それと、歯磨きのしかたについて教わった。

1回目の歯根治療ではめたクラウンは、私の歯並びが悪いせいで、前の部分が2つの歯と接している。つまりクラウンを含めて3つの歯がほぼ隙間なくくっついている。私はこの部分だけはフロスも入らず磨けないと思い込んでいたが、今回教わったところによるとここもフロスを入れて掃除するのだそうだ。まさかここに糸が入るとは。正直私はびっくりした。3つの歯がくっついている所に、どうやって糸を通す?1回目のクラウンを入れてから何年経ったか忘れたが、隙間がないから糸を入れたことは一度もなかった。だから歯科衛生士さんが糸を入れた時にはさすがに臭かった。とはいえ、隙間がないに等しいので物が詰まっていたわけではない。歯医者では時々私の認識の甘さを思い知らされる。隙間のない所だろうと歯周ポケットの奥だろうと、磨けそうな所はどこであろうと磨けという事らしい。「こんな所は磨きようがないから、しかたがない」は駄目らしい。厳しいよ。

昔は親知らずが一番奥の歯だったが、その親知らずを抜いたから、そのひとつ手前の歯が一番奥の歯だ。この歯の親知らず側の側面は普通の歯ブラシでは届かないが、ペンタイプのブラシで掃除すると言われた。でもこれは実行済みなのだ。ドルツ(電動歯ブラシ)にペンタイプの毛先を付けて磨いていると告げると、電動でない手動のペンタイプの使用を勧められた。なかなか厳しい。

歯科衛生士さんに見てもらったところ、ブラシは当たっているそうだ。(私なりに頑張っているからな。)でも汚れが全部取れてはいないという。たしかに、ドルツのペンタイプは毛にコシがないからプラウトみたいに強く当てることができない。じつは私はプラウトももっている。使えそうな歯磨き道具はたいてい何でももっているんだ。でも全部使ってたら1回の歯磨きに30分40分かかって無茶だから、使う道具を選んでいた。でもプラウトも使わなきゃ駄目かなあ。厳しいなあ。

フロスは両手の指に巻くが、私は今まで指と指の間を長くしていた。長く糸を引くことで、糸のきれいな所をたくさん歯に触れさせて掃除しようと思ったからだ。でも糸を長く持つと掃除しにくいと言われた。実際、短く持つほうが楽だった。

そんなわけで今日は治療と呼ぶほどのことをしなかったが、それにしては支払い額が高かったな。あ、歯石取りと研磨はした。

ようやくこれで、歯根治療関係が全部終わりだそうだ。次回は定期検診で、来年。

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