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歯根治療(4) [歯茎におでき]

今回の治療は、歯に空いた大穴の内側をきれいに削り、歯根の長さを測った。昔の1回目の歯根治療記事では
http://blueclouds.blog.so-net.ne.jp/2006-12-01
に相当する。今回は治療中にちょっとした事(後述)が起きたので、その記録がメインになってしまった。歯根の長さを測る器具については昔の1回目の記事のほうが一般的に書かれている。

今回の治療では最後に仮詰めもした。1回目の歯根治療ではこの時点でまだ仮詰めをしなかった。今回仮詰めをしたのは、ひょっとすると歯に大穴を空けてからもう3週間以上経っているからか、あるいは次回予約まで3週間もあるからかもしれない。

まずは歯科衛生士さんに、口にゴム膜らしきものを付けてもらう。なにしろ最初に目の上にタオルを載せられちゃうので、見る事はできない。治療する歯だけ出して、ゴム膜の端を口の周りに引っぱって、どうやるのかは見えないが留めている。これを付けると口が必然的に開いた状態で押さえられるから、頑張って口を開いていなくても口が開いたままになるので楽だ。

今日はすぐに歯根の長さを測るのかと思っていたが、まず歯に空いた大穴の内側をきれいに削ることから始まったようだ。私には相変わらず音と顎の振動しかわからないが、そんな感じだ。これに結構時間をかけた。それから歯根の長さを測るための器具を根管に差し込む。ここでちょっとした事が起きた。以前に歯根治療をした時には何という事もなく終わったのだが、今回は何やら奥に達した感触があった後、さらに器具を奥へ入れようとすると痛い感じがするじゃないか。私は臆病だから、今回は何度も先生に意思表示してしまったよ。

実はこれ、前に神経の壊死を調べるイーなんとかという機器を使った時から私はひょっとしたらと思っていた。問題の歯のごく限られた場所で試した時に、わずかに感覚があったんだ。それに1回目に歯根治療をした時はおできが2つできた。つまり2つの歯根の先から膿がそれぞれ出ていた。今回はおできが1つだ。おそらく1つの歯根の先から膿が出ていたのだろう。膿が出なかったほうの歯根は神経が中途半端に生き延びていた。これが私の想像だった。先生いわく、神経の8割方は壊死しているが少し感覚が残っている部分があるという。今回はそこをいじってから仮詰めしたので、まれに痛くなることがあるそうで、消炎剤と化膿止めと痛み止めをもらってきた。

消炎剤と化膿止めは、痛みが出なくても1日分は飲んでくださいと言われた。つまり痛みが出なければ1日分のみの服用で良いという事だ。私は今までこれを勘違いしていて、痛みもないのに1日分どころか出されたものは全部飲んでいたよ。これからは改めよう。

次回の予約は6月24日。なんと3週間後だ。

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