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記録 [歯茎におでき]

歯茎の深い所のクリーニングから3日目。朝起きた時にはもう昨日までのような固形の膿は出ていなかった。その後も膿は認められなかった。

4日目。朝起きた時固形の膿は出ていなかった。歯茎を押すと、わずかに膿がにじみ出た。これは確か2日目と同じ。クリーニング前は歯茎の、歯の正面にあたる部分を押しても脇にあたる部分を押しても膿がにじみ出たが、今は正面を押した時と手前側面を押した時は膿は出ず、奥側面を押した時だけ出る。

5日目。何故か今度は奥側面を押した時に膿がにじみ出ず、手前側面を押した時に膿が出た。なんでだ。その後膿は出ず。

6日目。早朝まだ暗いうちに起き、歯茎を押すと、手前・奥どちらの側面を押しても白いりっぱな膿が出た。いや出たように見えた。それはないだろう、昨日もおとといもそんなもの出なかったのに。まだ暗い早朝だから見間違えたんだろう、と思った。いや膿が出てほしくないので思い込もうとした。実際には、うっかりぬぐってしまったので、もうわからない。その後膿は出ず。毎日膿に翻弄されているとしか言いようがない。

7日目、歯医者に行く日。ここ数日、膿が出るとしたら朝起きた時で日中は出ない。先生が歯茎を押した時もどうやら出なかったようだ。先生には、1日目と2日目に濃い膿がたっぷり出てその後は出ない事を伝えた。先生は、歯茎の弱い所で黴菌が入って化膿しやすいのではないかと診断し、様子を見て4か月後にまた検診する事になった。

私は、今までの人生を振り返って思い当たる事がある。人間は精神が極端に弱まると肉体に影響するが、その時体のいちばん弱い所に影響が出る。私の場合それは、6年くらい前までは、今はない上顎の歯だった。ひどいストレスが溜まると、きまってこの歯が痛くなった。この歯は虫歯が進行して歯茎から出ている部分の大半は溶けてなくなっていた。当然歯根にも虫歯は進行していた。そんな状態でも、普段は滅多に痛くならなかった。それがストレスがものすごく溜まった時には間違いなく痛み出した。つまりここが当時の私の体のいちばん弱い所だった。この歯を抜いてから、この場所は弱くなくなった。ところがそのすぐ後で、今度は下顎の歯が、つまり今回膿が出ている歯がおかしくなった。全然痛くはなかったが、歯茎におでき(膿袋)が出来て何度掻き取ってもらってもまた出来た。これがつまり歯根まで虫歯が進行した結果だった。

ブログの他の記事を読んでくださった方ならご存じかもしれないが、私は1年以上も前から個人的事情で苦しんでいた。それに追い打ちをかけるようにあの大震災が起き、放射能事件が始まった。私はこの一大事を重く受け止め度々記事を書いたが、これが精神には良くなかった。ただでさえ悩みを抱えていたのに、それに加えて毎日不安な放射能に気を配る毎日となった。だから私の精神はずっと尋常な状態でなかった。こういう時、上に書いたように、体のいちばん弱い所に影響が出る。でも上顎の歯はもう抜いてしまってない。それで今度は、治療した下顎の歯のほうに影響が出たのだろう。

この歯の歯根は治療してもらったので、どうしてまた悪くなったのかと疑問に思っていたが、これについては何を考えても推測の域を出ない。膿の直接の原因はおそらく細菌感染、それに極度のストレスから来る免疫力低下が拍車をかけた可能性がある。大きな精神的苦悩から寝ている間に無意識にひどい歯ぎしりをした可能性もある。ここまでは当たらずとも遠からずだろう。では膿が発生する場所はというと、せめてレントゲンでも撮らないと絞り込みも出来ない。歯肉か、歯根膜か、あるいは歯根嚢胞か。何もわからないものを今ここで何か言わないほうがいい。

何か言っていい事がひとつあると思う。それは、膿の発生場所がたとえどこであろうとも、「当たらずとも遠からず」のほうは自分で改善しておかなければいけないという事だ。これ以上心配・不安・ストレスを溜めてはならない。能天気な位の生活に切り替えないと。それは歯にとどまらず私という人間全体の大問題だから。それをしながら、次回の定期検診まで様子を見る。

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