SSブログ
  VHSビデオ(補完計画) ブログトップ
前の30件 | 次の30件

まずは県立地球防衛軍で調べた [  VHSビデオ(補完計画)]

逆テレシネにどんなプラグインを使うのが良いか調べようとした。

候補は、

自動フィールドシフト(映画/アニメ)
自動フィールドシフト(残像最小化)
マニュアル24fps

の3つ。

最初のテスト動画は「県立地球防衛軍」。その中からパンやティルトなど滑らかな動きのある部分をテストに使った。参考までに自動24fpsと自動を使った結果も保存した。絵のぼやけや縞もチェックできるように、x264のqualityを16まで上げた。

「自動フィールドシフト(映画/アニメ)」では残像を使うので動きのある部分がぼやけて見えることがあるが、テスト動画にあまりにも滑らかなパンやティルトを選んでしまったので残像が多少あっても支障がなく、むしろ「残像最小化」に比べて輪郭のギザギザが目立たなくなってくれた程だった。

「自動フィールドシフト(残像最小化)」は絵がくっきりするが、動きに滑らかさがないことがある。今回のテスト画像でも輪郭のギザギザは再現された。滑らかさは、パンやティルトのところどころで一瞬止まったように「見えないこともない」という程度。逆テレシネ操作を一切していない「自動」でのような、動きの明らかな引っかかりはない。

「マニュアル24fps」ではパンやティルトに一瞬の止まりはない。24fps化が功を奏しているのだろう。ところが横縞は問題大ありだ。「自動フィールドシフト」でもVHSビデオを扱うと細かな横縞が出るが、それは「PMD」を併用してうまい具合に消える。ところが、「マニュアル24fps」ではそれと別のものも出る。輪郭が奇数ラインと偶数ラインとでずれているように見え、その部分が櫛の歯状に横縞のようになる。これは「PMD」では消えない。「NNEDI3」で消える。

結局、今回のテスト動画では、パンやティルトの滑らかさは3つのどれも合格点だった。細かい事を言えば「残像最小化」よりも「映画/アニメ」や「マニュアル24fps」のほうがなお滑らかと言えるだろう。

ぼやけについては、動画としてチェックした時には、いちばん動きがぼやける可能性のある「映画/アニメ」でも悪い印象がなかった。静止画として比較すると、「映画/アニメ」よりも「残像最小化」や「マニュアル24fps」のほうがくっきりしている。
追伸 日を改めて見てみたらそれほどの違いでもないように思えてきた。いま私が精神的にやられているので細かく見直す元気がない。それでも私は実験結果や考察を書き続ける。

自動フィールドシフト(映画/アニメ)
b 自動フィールドシフト(映画アニメ)PMDなし.png

自動フィールドシフト(残像最小化)
b 自動フィールドシフト(残像最小化)PMDなし.png

マニュアル24fps+NNEDI3
b マニュアル24fps+NNEDI3.png
(画像がバラダギ大佐なのは、ここがティルト(スクロール)するシーンでテストに適していたからだ。断じて下着姿だから選んだのではない。)

「マニュアル24fps」は縞を消すために「NNEDI3」を併用するが、その「NNEDI3」の功績で「残像最小化」よりも輪郭が美しいようだ。

補足が2つある。まず、「マニュアル24fps」は間引きフレームを自分で決めるのだから、自分が間違えると結果としてのmp4がひどい状態になる事を忘れてはいけない。元動画を削除した後でそれに気づいたら悲劇だ。だからよほど思い入れのある動画を、よほど時間をかけて念入りに調べて間引きする場合にしか使ってはいけない。

それと、「映画/アニメ」も「残像最小化」も「間引き」を使っている。多くの動画では、たった1フレームの中だけに特別な情報が入っている事はない。そのフレームの少なくとも前か後のどちらかには同様の情報が連続して入っているのが普通だ。だから表示時間が短かすぎる1フレームを間引かれてもどうという事はない。しかし「県立地球防衛軍」は、1フレームだけ絵を変えるという、まるでサブリミナルみたいなお遊びをしている。万一そのフレームが間引かれてしまったらアウトだろう。

ひとまず、「県立地球防衛軍」は頑張って「マニュアル24fps」を試してみる事にする。

今後やること [  VHSビデオ(補完計画)]

VHSビデオテープ録画をPC保存する、その後半を始めるに当たり、私は逆テレシネの作用をもつプラグインを改めて調べ直さなければならない。なぜなら、テレシネなしの動画が多かった前半と違い、後半の作業で扱う動画は殆どがテレシネされているからだ。

私が知る中でもっとも無難なのは自動フィールドシフトだが、これは設定により結果に個性があり、映画/アニメだと残像を使うので動きのある場所がひょっとするとわずかにぼやけるかもしれない。残像最小化だと細部は鮮明だがパンなどがひょっとすると滑らかに見えないかもしれない。私はそれを批判しているのでなく、個性をもっと正確に知って、扱う動画により使い分けたい。そのためには今は、細かすぎる位に、愚痴っぽく聞こえる位に個性を観察し記述しなければならない。

自動フィールドシフトを使うなら、VHSビデオの劣悪動画では細かい横縞が残るので、ノイズ除去フィルタを併用する。私はPMDというのを使っているが、それは細かい縞をPMDが消してくれ、しかも縞以外の部分に視覚的にわかるような劣化を出さないと確認済みだから。もしも他のノイズ除去フィルタが確認済みだったらそれでも良かった。でも私は未確認なので。

手動24fpsは、以前に試した時に私のやり方が間違っていたのか、それとも扱う動画が適さなかったのか、どの周期に変更しても縞が残って使用を断念した。今回もう一度試そうと思っているが、試すならマニュアル24fpsの方にする。

自動24fpsは間引きフレームを間違えるから無理。

nnedi3 for AviUtlというプラグインがあり、インターレース解除の結果を高く評価するサイトがある。ただしこれはインターレースを解除するもので、逆テレシネには関係しない事を確認した。私の場合インターレース解除をうまく行ってくれることも大事だが、もうひとつ、逆テレシネをうまく行ってくれることも大事だ。

追伸
この記事の続きが出来つつある。まだまだ実験の最中なので一足とびに結論に行くことはできず、実験を積み重ねてそのうちに結果を出す事になる。

私はガンガンと頑張っている [  VHSビデオ(補完計画)]

このところ調子に乗ってCMをいくつも出したので、ブログの動画音声画像用領域が9割以上埋まってしまった。そういうわけでカップヌードルチーズカレーでヘリコプターが麺を持ち上げるCMと、OLが武富士ダンサーズに変身するCMが出せないでいる。

でも私自身は毎日精力的に作業を続けている。VHSからmp4化する情報があまりに多いので、前半後半に分けていたのだが、その前半がもう終わる所だ。前半の最後に厄介なものが2つ残っている。録画かダビングに使ったビデオデッキが半分壊れていて、色がおかしい。以前にもレディリンとクリィミーマミで1件ずつあったが、今回は金田一少年の事件簿だ。色がおかしいといっても色調ではなく、明るさだ。色白の人の顔が白く潰れているので異常に気づいた。いわゆる白飛びだ。

こう書くとあなたは、AviUtlでチョイチョイと補正すれば済むと考えるだろう。作業方法は、その通りだ。でも補正の数値はどうする。ある時点で丁度良いと感じた補正値が、後日見たら変だったという事がある。要因は多岐にわたる。ディスプレイの明るさ設定が明るすぎて補正の数値を上げすぎても変化が感じにくい事に気づかなかった。逆にディスプレイが暗すぎて数値を下げすぎても気づかなかった。周囲の明るさの影響。日光が射し込んで見えにくかった。カーテンを閉めたらカーテンの緑色がディスプレイに反映して見えかたが変わった。蛍光灯での見えかたは日光と違う。そもそも作業をやり過ぎて目が疲れ、細かい見えかたの違いに鈍感なまま設定をした。そして、日によって私自身の判断基準に変動がある。大昔の動画だから色は薄めが普通なんじゃないかと思った翌日、いや今時の地デジ番組みたいに鮮やかにしたほうが見映えがするぞと思い直す。大事なのは、一度mp4化して元動画つまりvob(VHSを再生してDVD-RWに入れたものをPCでmp4化している)を削除してしまったら、もう作り直しはできないという事だ。

だから今、私はいくつもの補正値で作ったmp4を見比べて、その感想をメモとして残すという作業をしている。毎日、異なる環境異なる条件で見比べる。これを1か月でも何ヵ月でも続け、私自身が最初の頃の事を忘れた時になってようやく全てのメモを見て、正しい補正値をそこから導き出す。ちょっと色補正をするだけのためにこの大変さだ。

私はさっき、厄介なものが2つ残っていると書いた。もうひとつは古畑任三郎。動画の冒頭に大きなノイズがあった。古畑は冒頭の読者への語りかけがひとつの見せ場だから、私はノイズを残念に思った。すると何と、同じ番組の録画がもうひとつ見つかった。ただしこちらは冒頭だけしかない。VHSビデオテープの末尾に冒頭だけがかろうじて入っている。こうなれば、やることはひとつ。冒頭しかない動画と、冒頭にノイズがある動画を編集でくっつける。ここで問題発見。2つの動画は録画した元が違うらしく、色合いが違う。くっつけた部分で古畑の顔の色が不自然に変わる。ここまで書けば、あなたはもう全てを察しただろう。そう、古畑も金田一と一緒に、毎日見てはメモを残している。

正直に書くと、毎日見るのは面倒で、ついサボってしまう日も結構ある。



まだ記録を残すべき事はあるが、もう長文になったからそろそろ話を終わる方向へ持って行こう。私は上記の作業をしながら、それと並行して残りのVHSにも着手した。そこで解決すべき問題が出た。それについては、また別の機会に記そう。

それでも騙さないほうがいいに決まっている [  VHSビデオ(補完計画)]

前回の記事で「相手のためを思って行なう騙しは、悪い事ではない」と書いた私だが、2フレームに同じ絵を表示して動画鑑賞者を騙す必要のない方法が見つかった。

前回の記事の後も私の試行錯誤は続き、私は一つの事に気づいた。それは動画をPCに取り込んでAviUtlで見ている時ではなく、BDレコーダーのHDDにまだ入っている元動画(地デジではなく地上波アナログ時代のVHSビデオからダビングしたものだからコピーガードはない)をよく観察していた時のことだ。いちばん大きなノイズの1コマ手前に、もうひとつノイズがあるではないか。私はあわててPCを起動し、AviUtlで同じ動画を見た。すると、この「もうひとつのノイズ」がない。どういう事だ。私は考えた。テレビでは全部のラインをインターレースで表示するから全部のラインが見えているが、AviUtlではそうでないかもしれない。たまたまAviUtlのインターレース解除機能が間引いた情報にノイズがあったのではないか。そういえば「現在のフレームのインターレース解除」というメニューに「奇数」「偶数」というのがあった。果たして、「いちばん大きなノイズ」のあるフレームのインターレース解除を「偶数」にしたら、ノイズが消えた。これはひょっとすると、他の場所のノイズにも効果があるかもしれない。

なお、私がここで「ノイズ」と書いているのはVHSビデオテープのごく小さな傷かまたは地上波アナログの信号に一瞬の妨害電波が混じったかして、一瞬(1フレームだけに)出る横線状のノイズのことだ。






追伸
私には良くも悪くも妙な癖があり、凝り始めるととことん凝り性になってしまう。それで、頑張って上記動画全編のノイズをチェックし、完全に修正した。いつでもインターレース解除「偶数」でうまく行くわけでなく、他のフレームの画像を貼り付けねばならない時もあった。その記録を残しておきたい。

早見優の「急いで初恋」で1フレームだけ映像が極端に下にずれていた。
pasteframes2.jpg
インターレース解除「偶数」では直らなかったので直前フレームの画像を貼り付けた。

雑誌のピンク・レディー「ペッパー警部」振り付けページで1フレームだけ奇数ラインだけが1ライン分上にずれていた。
pasteframes3.jpg
「偶数」にして映像が下には降りたが線のギザギザは直らなかったので直前フレームの画像を貼り付けた。
pasteframes4.jpg

松田聖子の「渚のバルコニー」で横線ノイズと共にその下に幅の広い暗い帯の出るフレームが2か所あった。
pasteframes5.jpg
「偶数」でノイズは消えた。
pasteframes6.jpg

山口百恵の「横須賀ストーリー」で1フレームに横線ノイズ1本があった。
pasteframes7.jpg
「偶数」でノイズは消えた。
pasteframes8.jpg

山口百恵のファイナルコンサートのスチール写真が遠近法的に台形の状態から次第に長方形になることで横に置かれた写真が立ち上がるように見える演出で、立ち上がりの途中1フレームだけ立ち上がりが早く、次のフレームでまた写真が少し寝てしまった。「偶数」で改善した。

石野真子傷だらけの人生冒頭で、頭にわずかなブロックノイズが出た。
pasteframes9.jpg
このブロックノイズは2フレームにまたがっており、「偶数」でもブロックノイズはあった。直前直後のフレームの画像を貼り付けた。

石野真子傷だらけの人生終わりごろで、1フレームだけ榊原郁恵にわずかな横線ノイズがあった。「偶数」でノイズは消えた。

相手のためを思って行なう騙しは、悪い事ではない [  VHSビデオ(補完計画)]

今日も寝る時が来た。でもその前に、今日の記録を残したい。

いま扱っている動画は、ずっと前にいちどmp4化したものだ。その当時作ったmp4は不備があったり、今とは考え方が違ったり(ノイズ除去を強くかけるとか)したので、今回mp4を作り直すことになった。ところがVHSビデオテープの状態が、この数年の間に変化したらしい。以前作ったmp4のほうが、今回VHSビデオデッキで再生した動画よりもノイズが少ない。以前のmp4を捨てて新しいmp4を作ろうとしている私にとっては、以前のほうがノイズが少ないのは残念なことだ。たとえば、今回VHSビデオデッキで再生した動画は、こんな感じでノイズが入る。
pasteframes0.mp4

結構目立つノイズだ。何とかできないか。私には、専門家がやるような映像のクリーニングはできない。AviUtlの機能を使って簡単にできることだけが可能だ。

「相手のためを思って行なう騙しは、悪い事ではない」という言葉があるらしい。私は今回、このmp4を見る者(自分)を騙してみようと思った。問題のノイズが乗ってしまったフレームは、ひとつのノイズにつき1フレームで、連続していない。そこで、ひとつ前またはひとつ後のフレームをコピーして、ノイズありのフレームに貼り付けてしまう。その結果、よく見れば同じ絵のフレームが2枚続き、一瞬動きが止まるはずだが、うまく行けば視聴者を騙せるかもしれない。
pasteframes1.mp4

私はいま他にも実験をしている。いままでこの手の動画といえば、幅を16ピクセル削ってから640にリサイズしていた。でもそれは標準画質のテレビがそのサイズでないと映せなかったからで、PCで鑑賞するのならば別に幅を削る必要はない。動画によっては、その削る部分にも何らかの絵があるのだから。被写体の縦横比がおかしくならないように横幅リサイズを決めさえすればよい(あと、x264ならば4の倍数になるように端のピクセルを埋める)。

自動24fpsを信じる者は自動24fpsに疲れ果てる [  VHSビデオ(補完計画)]

VHSビデオテープ録画をPC保存してゆく個人的記録。AviUtlの自動24fpsインターレース解除が間引きフレームを間違えるのは有名な話だ。だから私はもう長いこと、この機能を使わなかった。先日久し振りに、ごく短い数分のアニメ断片をmp4化する際、たった数分だからと自動24fpsを使った。数分視聴するだけで動画にカクカクがあるかどうかがチェックできるから。そこまでは問題なかった。そこまででやめておけばよかった。その時たまたま動画にカクカクがなく、気をよくした私は次にとんでもないものに自動24fpsを使った。宇宙空母ギャラクチカ。スターウォーズの二番煎じ映画だ。私はこれの、形体がてんでまちまちの宇宙船団が移動するシーンが好きで、そこがカクカクしなければいいという位の気持ちで始めた。
bsg1.jpgbsg2.jpgbsg3.jpg
そしてそこはカクカクしなかった。私は出来上がったmp4をスマホに入れ、最終チェックのつもりで視聴した。そうしたら、気になるシーンが出るわ出るわ、AviUtlで確認したらその殆どが見事に間引きフレームを間違えている。人間の目で1フレームずつ見たら間違えるはずのない映像なのに、プログラムにはなぜかそれがわからないらしい。というか、ただ単に周期的に間引きフレームを設定してくれたらいい所を妙に不定期に間引いている。それでも私は元気で意欲的だったから、意欲的に間引きフレームを修正していった。ひととおり修正して再mp4化したものを、私はまたスマホに入れた。今度こそ最終チェックのつもりで視聴した。その時点で私は初めて、自分がとんでもないものに着手してしまったことを認識した。またもや気になるシーンが出るわ出るわ。自動24fpsを使ったことを後悔したが、もう何日もこの作業を頑張っている。今さら投げ出したくもない。これだけの苦労をしているのだから、個人的記録として残さないわけには行かない。とにかく、今後自動24fpsは封印しないと駄目だ。プラグインならばファイルを削除してしまうが、あれは確かAviUtlに組み込みの機能ではなかったか。

2000年ごろのCM(毎日頑張ってます) [  VHSビデオ(補完計画)]

日々いろいろなことがあり、やりたいことも多いので、忙しくてなかなか記事が書けない。でも今日を頑張っている証拠として、何か書かねば。

あさりがいっぱいパスタがうまい
cm_asari.mp4

変なおじさんのカゴメトマトジュース
cm_tomato.mp4

空から人が落ちてきては走り去る
cm_fall.mp4

さあ、今日は寝たら心配事に苦しむだろうか、それとも夢が不思議な世界へ連れて行ってくれるだろうか。

CM乱入さらに続行 [  VHSビデオ(補完計画)]

残念ながら忙しい。記事を作る暇がないまま一日が終わってしまう。でも一日延ばしにしていると、結局機会を失って終わってしまうものだ。だから頑張らねば。急いで記事を書いて外出するので、今日はCMのコメントをじっくり考える暇がない。

モモモモモモンガァーーーーーー
お馴染み太田胃散
やたらと変な顔の変なCM日清UFO

の3本立て。

cm_momonga.mp4

cm_otaisan.mp4

cm_ufo.mp4

年度のわからないCM乱入 [  VHSビデオ(補完計画)]

このところ2000年頃のCMを鑑賞する記事を書いているが、今回は別VHSビデオからの乱入CMだ。面白かったので、つい乱入させてしまった。藤岡弘が歯医者に行き治療を受ける。歯医者のドリルのキィーンという音を聞いた藤岡は、どうしてこんなに血が騒ぐんだぁー!そしてライダー1号に変身してオートレースに参加している!
cm_fujioka.mp4

最初のCMのインパクトが大きいので、次に何を出しても見劣りする。それならばいっそガラリと種類を変えて、往年の世界的に有名な映画女優に頑張ってもらおう。
cm_audrey.mp4

3つ目は、また面白い系に戻って、個人的に佳作だと思うCMを。お風呂でキュッキュッキュッ、東京新聞。
cm_ofurode.mp4

2000年ごろのCMから(2) [  VHSビデオ(補完計画)]

終わったと思っていた古畑VHS録画のPC保存に、間違いが見つかった。一部やり直しだ。参った。体調の都合でPCの前に座る時間を制限しているので、CMをUPするのがちょっと大変だ。

IMAGEという婦人服メーカーのCM。黒鳥の姿が優雅だ。
cm_image.mp4

ウメッシュ。ローブロー。楽しいCM。
cm_umesh.mp4

ロッテパイの実高原のいちご。ネット検索したらパイの実はこれ以外にもいちご系が複数回発売されたようだが、このCMのは2000年ごろの商品。
cm_pienomi.mp4

今回は以上の3つ。CM記事は、まだ続く。

2000年ごろのCMから(1) [  VHSビデオ(補完計画)]

病気療養中につきPCの前に座る時間を制限しながら、毎日古畑VHS録画のPC保存を頑張ってきた。そして今日、ゴールデンウィーク半ばにして古畑のPC保存を終え、ただいま放心状態。

正確にはファイナル3部作がまだだが、これは諸事情により夏か秋ごろまで出来ないと思う。古畑任三郎五人衆をUPするのは、その後になってしまう。

今日から数回にわたり、古畑PC保存の副産物、2000年ごろのCMをご一緒に鑑賞したい。当時私の家では地上波アナログの受信状態が悪く、ゴーストはひどいが、これはどうしようもないのでご勘弁いただきたい。

まずは、日本で有名ではないだろうが結構面白いCM。マジック:ザ・ギャザリング。
cm_mtg.mp4

面白いCMといえば、日本で一番有名な幼稚園児が出てくるCM。チーンたいばん、住宅情報。
cm_chin.mp4

3つめは、当時よく聞いたCMソングということで。さーらりとした、うーめーしゅ。
cm_sarari.mp4

このブログの動画・画像用領域は、もう8割以上が埋まっている。今後もブログを続けるために古い動画から削除しているので、今回のCMもいずれ消える。

個人的メモの意外な最後 [  VHSビデオ(補完計画)]

その後も私は設定を変えては動画を作り、テレビの映像と比べたり、ノイズが目立たない状態に作れた「笑うカンガルー」と比べたりした。テレビのノイズリダクションはさすがで、チラチラのノイズが出ないほどノイズを除去しているのに古畑の顔はのっぺりしていない。それを目指して試行錯誤するうちに、私はあることに気づいてしまった。あなたは、インターレース解除が場合によってはノイズ除去フィルタでもあると書いたら、意外に思うだろうか。でもそうなのだ。
今どきの地デジなどはクリアな映像だが、昔のVHSビデオは劣悪画質の上にノイズがひどい。そういうノイズだらけの元動画をAviUtlで扱う時、インターレース解除に「自動」を使うか「自動フィールドシフト(映画/アニメ)」を使うかで結果は異なる。「自動」は、横縞ノイズを完全に取り、それでいて映像の細部は(見た目で)潰れていないという点が優れている。(もちろん逆テレシネの必要がある場合は使えない。)元動画のノイズが鑑賞を邪魔しない程度ならば、私は「自動」を使いたい。でも、ノイズがひどい時は、「自動」はノイズも潰さずに表現してしまうので、ノイズ除去フィルタを使って除去しなければならない。
「自動フィールドシフト」は、あらゆる場合に使えると私は思う。逆テレシネが必要な場合はもちろん、ごく稀に「自動」が誤動作する場合にも「自動フィールドシフト」は誤動作しない。そしてチラチラのノイズが多すぎる場合は「自動フィールドシフト(映画/アニメ)」を使うだけでチラチラがなくなった。ノイズ除去フィルタを使うまでもなく、チラチラがないのだ。ただし、「自動」と比べて映像が微妙にぼやける。微妙なぼやけの原因は、おそらく残像だ。「自動フィールドシフト(映画/アニメ)」は、動きを残像に置き換える事で、上手い具合にどんな元動画でも扱える仕組みになっているようだ。他と比べなければわからない程度のぼやけだが、沢山エンコードしてある意味目が肥えてくると気づいてしまう。激しい動きをしっかり見たい時、たとえばVHS録画の中にピンク・レディーの振り付けがあれば、私はぜひとも「自動」にしたい。もちろん「自動フィールドシフト」には残像最小化というプリセットもある。私は動画の一部にこれを適用する事もある。ちなみに残像最小化では映画/アニメのようなノイズ除去(チラチラがなくなる)という副産物はない。

個人的メモの続き [  VHSビデオ(補完計画)]

さあ、ノイズ除去時間軸フィルターから一旦離れて、他のフィルターを試す時が来た。もちろん目的は前回の記事と同じく、VHSビデオ録画をPCで再生した時のひどいノイズを、テレビ画面に映した時と同じくらいに低減させる事だ。

NL-Means Light for GPUというのを試してみた。

このフィルターはNL-Meansという新しいアルゴリズムを採用しているそうだが、パラメータの種類を見ると他にも特色がありそうだ。単一フレーム内でピクセル同士を比較する通常のノイズ除去と、前後のフレームのピクセルと比較する時間軸ノイズ除去を両方とも搭載し、どちらかを使わない設定にもできるようだ。さらにノイズ除去は輝度と色差の2つを明確に分けて扱え、どちらかを扱わない設定にもできそうだ。AviUtlに標準装備のノイズ除去(時間軸)フィルターと比べて、処理のアルゴリズムが違うだけでなく、相当細かい操作ができるだろう。それだけに、時間をかけて色々試しておかないと、適切なパラメータ設定がさっぱりわからない。




*** 色差を使わず輝度だけにする ***
動画でなくフレーム(静止画)でのテストだが、パラメータを変更して結果を確認した。私は時間軸フィルタが好きなので(空間フィルタはぼやけやすいから)、ひとまず空間関係はパラメータを0にした。分散はデフォルト値40、保護は0。その状態で、輝度時間を2にして色差時間を0にした場合(輝度だけ)と、輝度時間を0にして色差時間を2にした場合(色差だけ)を比べた。
輝度色差 フィルタなし.pngフィルタなし
輝度色差 輝度.png輝度のみ
輝度色差 色差.png色差のみ
その結果、古畑にたいしては、輝度だけのノイズ除去は効果があったが、色差だけのノイズ除去は効果がなかった。効果のないパラメータを上げると副作用ばかりが出るかもしれないので、以後、古畑のこの手のノイズにかんしては色差のパラメータを0とし、輝度を2とする。なお、輝度は3にしない。2から3に変更しても目立った違いがなかった。効果がないのにパラメータを上げると副作用ばかりが出るかもしれない。

*** 輝度分散は50とする ***
今度は分散の値。デフォルトの40でも背景の黒い点はかなり消えるが、もう少し上げて50にすると完璧の一歩手前(いや、二歩手前くらいか)まで消える。完璧を目指すのは良くないかもしれない。副作用のリスクも同時に高まる。静止画で見るよりも動画のほうが黒い点は目立たないかもしれないし、x264のquality23でエンコードすると黒い点は潰れるかもしれない。

ひとまずこれで、ひとつ動画を作ってみよう。

個人的メモ [  VHSビデオ(補完計画)]

久しぶりにAviUtlのノイズ除去時間軸フィルタをいじって、やっぱりこれは面白いなあと感じた。

私は動画をネット上にUPするのが目的ではなく、思い出の動画をPC保存するのが目的だから、このフィルタを使う目的もファイルサイズを小さく抑える事ではなく、大昔のVHSビデオテープ録画があまりにノイズだらけなのでそれを見やすくする事だ。

という事は、私はこのフィルタを「見た目を変えないようにソフトに」かけるのではなく、「見た目が変わるように」かけたい。ノイズをできるだけ消し、それでいて映像の歪みをできるだけ出さない、その妥協点を探りたい。

今回は「お手本」として、テレビに映った映像がある。前の記事に書いたが、テレビに映すとノイズが許容範囲だ。ところがPCでは目障りなほどノイズが出る。私としては、テレビと同じ程度にノイズが軽減されればそれで良い。あんまり欲を出してフィルタを強くかけると、ひょっとすると動きのあるシーンで副作用が出るかもしれない。

まずはフィルタなしの状態がどんなかを見る事から始める必要がある。この下の動画が縮小サイズでないのには大事な理由がある。実際に動画を見る時の条件で表示しなければ、実際にノイズがどの程度うっとうしいかが感じ取れない。同様の理由で静止画では駄目だ。画面のチラチラは静止画では許容範囲に見えても、動画として動くと耐え難い場合がある。それを感じ取るには動画でなければいけない。下の動画を見る方は、私が感じるノイズのうっとうしさを理解するために、私と同様に鑑賞しなければならない。動画(5MB弱)を動画プレーヤーで再生するさいに、ディスプレイ一杯に拡大して表示すること。
no_filter.mp4
この、始終雨が降っているかのようなノイズ状態の中で古畑が喋っても、画面のチラチラが気になって古畑に集中できない。テレビで再生してもある程度のノイズは出るが、ここまで気になる状態ではない。

ノイズ除去時間軸フィルタには3つのパラメータがある。今回、「強さ」はデフォルトのまま256にしてみる。「範囲」は、何フレームにわたってフィルターをかけるかを決めるパラメータらしい。1から3までの中から選ぶ。今回のノイズは、いったい何フレームにわたって出没しているのだろう。試してみたところ、1から2に変更すると背景の色ムラは結構少なくなったが、2から3に変更した時はそれほどの変化ではなかった。フィルタを強くかけるとそれだけ副作用の心配もある事を考えれば、2にしておくのがよかろう。「しきい値」については、どうやら、このフィルタの使い方をネット上で解説していらっしゃる方々の多くは、ファイルサイズを小さく抑えるためにこのフィルタを「見た目を変えないようにソフトに」かけていらっしゃる。私とは目的が違うので、せっかくオススメの設定値が出ていてもそれは私の場合に当てはまらない。結局、はるか昔に私自身がブログ記事に書いた情報を参考にする事になってしまった。「しきい値」70くらいでも、特定の条件下では副作用が出ると私自身が書いている。そこで私は60で試してみた。
filter256_2_60.mp4
見てもらうとわかるが、ずいぶん印象が変わった。全体にチラチラと見えたノイズはなくなり、そのかわりに色ムラとなってウヨウヨと動くようになった。このウヨウヨ感はx264のqualityがデフォルトの23で出ることがある。特定の条件ではもっと気持ち悪くウヨウヨする。qualityを上げると改善するはずだが、古畑は元の画質がそこまでするほどでない。古畑の服や顔は少しのっぺりとした印象になった。

テレビ画面のほうが少しだけノイズを残し立体感も残しているように感じる。それでは「しきい値」を下げて、テレビ画面のようにもう少しだけノイズを残し立体感も残したほうが良いのだろうか。試しに「しきい値」をデフォルトの36まで下げてみた。
filter256_2_36.mp4
なんとなく思ったことがある。「しきい値」36ではチラチラが感覚的に気になる。当然のことながら、フィルタなしがいちばんチラチラし、フィルタのしきい値36ではそれよりもチラチラが少なく、60ではそれよりもさらにチラチラが少ない。ここまでは当たり前だ。チラチラが少なければ少ないほど良いのかというと、そうでもない。副作用のリスクも大きくなる。さっきはテレビと同じ程度のチラチラにしようと思ったが、最後の最後にはテレビとの比較よりも、mp4を見て鑑賞しやすい設定にするのが正しいのかもしれない。私は「しきい値」を他の値でも試した。36、40、50、60。その結果、感覚的にだが、40だと少しチラチラが気になり、50で古畑の背景は少し落ち着いて見える気がする。そのぶん古畑の顔はテレビよりものっぺりと見える気がするが、いちばん大事なのはチラチラが気になるかどうかだから、そっちで決めるべきだろう。(少なくともこの時点ではそう考えた。でもその後、私の考えは揺れ動く事になる。)

あまり見すぎると、感覚がマヒして何だかどれも同じように見えてくるから、今日はここまでにするべきだろう。そう考えてその日は就寝した。





翌朝、起きたらすぐに私は昨日の結果と「笑うカンガルー」を比較した。なぜ「笑うカンガルー」なのか。これは昨日のvs 鶴瓶に先行してエンコードしておいたものだ。この「笑うカンガルー」がノイズフィルタなしでチラチラしなかったので、私は安心していた。ところが鶴瓶はまるで違ったという経緯がある。まずmp4化したカンガルーと鶴瓶を比べると、確かにカンガルーはノイズがない。ただし画質が良いというよりは、全体がぼやけている感じだ。とにかくチラチラはない。次に私はカンガルーと鶴瓶をテレビで見た。するとどうだろう、テレビで見たカンガルーと鶴瓶は、冒頭古畑の背景がまったく同じように見えるではないか。カンガルーの背景にチラチラがないだけでなく、鶴瓶の背景にもチラチラがない。テレビ内のノイズリダクション回路のおかげか。テレビで使っているプロのノイズリダクション回路はすごい。PCで素人が適当にやっていては叶わない。

私は考え違いをしていた。鶴瓶はカンガルーと同じようにしなければならない。鶴瓶+ノイズ除去時間軸フィルタ「しきい値」50ではチラチラは明らかに残る。じつは、上に書いた実験をするよりも前、しきい値77で試した結果があった。これでようやくまあまあだ。これほど強くかけると副作用は当然気になる。そろそろ、別のノイズフィルタも試してみる時が来た。





最後に、ノイズ除去時間軸フィルタ関係のパラメータのメモを残しておきたい。現在扱っているVHSビデオ録画(古畑)では、
しきい値80で比べたところ、範囲は2と3で結果変わらず。
範囲2で比べたところ、しきい値77と80で差はわからず。
(80という値はフレーム(静止画状態)で真っ黒い点が完全に消えた値だが、77との差がわからなかったということは、エンコード時に77でも黒い点が潰れたのか、あるいは動画になったら目立たないのかもしれない。)
ノイズをしっかり消すのなら、範囲2、しきい値77あたりか。




次回の記事では、NL-Meansを試し始め、ノイズ除去時間軸フィルタの結果との比較を始める予定。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

ザ・シンプソンズのPC保存が終わり、古畑任三郎のPC保存を始めた。でも画質の問題で先へ行けず足踏み状態だ。

画質の問題というのは、たんに画質が悪いという意味ではない。VHSビデオの3倍録画だから、画質が悪いのは最初からわかっている。問題は、同じものをテレビで見たらノイズが気にならないのに、PCで見たらチラチラして気になるという事だ。テレビでもチラチラしていればそんなものだと諦められるが、テレビではチラチラしないからPCでもチラチラしてほしくない。

同じ事は今までにもあった。きっと、テレビの中にはノイズリダクション回路があるんだ。ある程度以上のチラチラは自動的にうまいこと低減されるんだ。でもPCでは、同じ事を自分でやらなければならない。きっと時間軸系のノイズ除去フィルターで何とかなるだろうと根拠もなく考えているが、沢山の動画を作った後で「その設定は間違っていました」となったら、やり直す時間も体力も健康も残っておらず大変な事になる。それで今、先へ行けず足踏み状態だ。

まずは、しっかりテストをして、適切な設定を探し出さなければならない。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

ザ・シンプソンズのPC保存は十分すぎるほど長く行なった。あと少しで終わりだ。最後に残っているのは、リサが活躍する話が5話。リサは真面目だから、この5話はあまり羽目を外さない話に違いない。それが退屈だと言うつもりはない。ただ、私のブログには、リサが短期の代理教員に恋をした話や、汚職と戦う話は似合わないので、私のブログ記事にザ・シンプソンズが出るのは今日が最後かもしれない。

今日はバートのエピソードから少し書こう。バートと学級一の秀才が学級委員のポストを争う。クラスのほとんど全員はバートを支持する。なぜなら彼らはまだ小学生で、規律や秩序を訴える秀才の所信表明は窮屈で退屈、いっぽうバートの言うことはいたずら一杯で楽しいからだ。ところが選挙結果は秀才の勝利だった。なぜだと思う?
バートを支持した子供たちはみんな投票せずに遊びに行ってしまった。秀才自身と、秀才を支持した真面目な子1人だけが投票した。2票対0票で秀才の勝ちだ。バートは自分に一票を投じるのも忘れていたらしい。

最後に、私の近況についても書かせてほしい。医師によると、私の病気はあと2週間から4週間で治るらしい。今までと合わせて4週間から6週間ということか。私は思う、テレビで傷害事件が報道されたとして、被害者の怪我が全治4週間から6週間といえば重症だ。療養期間だけなら、私も重症の仲間入りだ。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

今日も微妙な体調ながらも、ザ・シンプソンズ三昧だった。「黄昏」という話がある。ホーマーの父親が主役の回だ。この父親は調子外れに描かれることも多いが、今回はそうでない。今回のシナリオライターは、極端な脱線をせずに話を進める人らしい。ザ・シンプソンズには時にはブラックジョークがきつい話もあるが、全部がそうではない。
今回のテーマは、大金が何に使われるかだ。おじいちゃんは、老人ホームで老いらくの恋の相手を見つける。相思相愛で、彼女の誕生日プレゼントを買うおじいちゃんだったが、ホーマーたちと一緒にトラブルに巻き込まれて彼女に会えないうちに彼女は死んでしまう。悲しむおじいちゃんに、彼女の遺言で遺産の大金が届けられる。おじいちゃんは彼女の遺言どおりに、その大金で人生を楽しもうとするが、何をしても心は晴れず、彼女の事ばかり思ってため息をつく。すると彼女の幽霊が現れる。そして、自分のためでなく人のためにお金を使ってごらんなさいとアドバイスする。おじいちゃんは、町で一番困っている人に大金を譲ると決める。ところがおじいちゃんの元に来るのは大金目当ての野郎ばかり。するとリサがおじいちゃんに、貧民街のその日の食べ物に困っている人々の事をアドバイスする。おじいちゃんは出かけてゆき、そのたくさんの人を見て、彼らを救うには金が足りないと悟る。そして誘われるままにカジノへ行き、無謀にもギャンブルで金を増やそうとする。それを聞き知ったホーマーに間一髪止められて一文無しにならずに済んだおじいちゃんは、今度こそ誰か人のためにお金を使おうとする。最後におじいちゃんがお金を使った対象は、老人ホームの改築だった。立派になった老人ホームでくつろぐ人々はもちろん、幽霊の彼女も喜んでいることだろう。

ザ・シンプソンズから、自分にとっての今日の一言を決めた。ありきたりの言葉だけれども、マージがリサに言う言葉。

「パパと遊びたいならこっちから合わせてあげなくっちゃ」

人とつきあうなら、まずこっちから合わせてあげなければ。この、世渡りで当たり前の努力を、私はサボっているから。まずは身近な人にたいして、はじめの一歩の努力を。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

病気がまだ治らないながらも、行動できる範囲でVHSビデオ録画のPC保存をゆっくり進めているおじさんの、現状報告。

ひとつのシリーズをPC保存しはじめたら、私はそれだけに専念しなければならない。なぜなら、元動画によってAviUtlの設定が異なる。もしも複数のシリーズを並行して作業したら、複数のAviUtl設定がごちゃ混ぜになって私は間違えてしまう。そんなわけで、今はひたすらザ・シンプソンズだ。明けても暮れてもザ・シンプソンズだ。基本的に外国語版だが、聞き取れない外国語を理解するために録画した日本語版(当時の録画はCPRMなし)も保存している。

昨日はサイドショーボブがクラスティーを陥れてからバートにそれを見抜かれ、仮出所後にバートを殺そうとし、最後にはバートに情が移って殺すのをやめるまでをイッキ見するという、それなりに有意義な時間を過ごした。バートが探偵のように推理する話は好きだ。名探偵コナンを思い出す。

私個人が印象的な話は、髪と共に去りぬ。毛生え薬でホーマーに頭髪がふさふさ生える。見た目が変わっただけで人々のホーマーを見る目が変わり、それどころかホーマーは昇進して社長の傍に来るまでになる。ホーマーの中身は相変わらずあのホーマーだから、本当ならばすぐにポシャるはずだった。ところがホーマーの補佐についた人物が事ある毎にホーマーを助ける。私ははじめ、この人物には下心があると思っていた。だって普通そうだろう。家庭ならともかく、会社で見返りも求めずに尽くす人がどこにいる。ところがこの人物は、ホーマーが会社の金を使い込んだのがバレて解雇されそうになると、自分がやったと嘘をついて罪を一身に引き受け、会社を去ってゆく。本当に見返りを求めずに上司に尽くす人間だったのだ。え、そんなのあり得ないって?うん、現実はこんなに世知辛いから、だからこそ私はこのフィクションの中で一時的にでもこういう人物に会えて心にジンと来たんだ。でもそこまでだった。最後のオチは、いかにもザ・シンプソンズらしい締めくくりだ。ホーマーの毛生え薬をバートが空にし、翌朝ホーマーの髪の毛は抜けてしまった。会社でホーマーはまともにプレゼンテーションをしているのに、髪がなくなったホーマーをもう誰も見向かない。

ここからは、ちょっと苦情っぽい話になってしまう。ザ・シンプソンズは面白いが、たまにブラックな要素が強すぎる。アープーが妻にスカイライティングをプレゼントする場面では、セスナ機に取り付けられた噴霧器にSARINと書かれている。実際にそのガスで亡くなった人、体を病んだ人、心を病んだ人がいる事を考えると、ジョークとして笑う事が出来ない。あるいは、ホーマーがフグの毒を食べたと言われる話。日本語版だけ知っている人にはわからないが、外国語版の中には日本人の寿司職人が「外人はバカだから死んでもいいじゃないか」と日本語で喋る版がある。そこが日本語版では平謝りのセリフに置き換えられている。私は基本的にザ・シンプソンズが好きだが、行き過ぎのブラック要素には目をつぶりながら鑑賞しなければならない。もっとも、上記の場面は私がまだ若くてシンプソンズで外国語を学ぼうとしていた頃の、はるか昔のシンプソンズだ。シンプソンズはその後もずっと今に至るまで続いていると聞く。最近のザ・シンプソンズは事情が違うかもしれない。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

病気は治らず怯えながらも作業は続けるおじさんの記事だ。VHSビデオ録画をBDレコーダーに録画するのは中断した。もうBDレコーダーのHDDに空きがないし私は病気だし、続きは出来ない。今は、CMカットの必用がなく作業が楽なデータを選んでPCへ移し、mp4化を始めている。正直病気の身にはCMカットなしでもPC作業は厳しい。

CMカットなしのビデオとは、私がヨーロッパで買ってきたビデオだ。外国語版ザ・シンプソンズなど。これをAviUtlでmp4にする。ヨーロッパのビデオはPALだ。もしもDVDならばそのままPCで読めたかもしれないが、VHSビデオなので、日本で再生するにはワールドワイドビデオデッキでNTSCに変換する必要があった。そのさい、フレームレートが変換され、AviUtlに読み込むと6フレームごとに同じ絵のフレームが現れる。PALビデオのオリジナルのフレームをa、変換のために挿入されたフレームをbで表すと
aaaaabaaaaabaaaaabaaaaabaaaaab
となる。
PAL : 5 X 5frames = 25fps
NTSC : 5 X 6frames = 30fps
ということだ。
AviUtlには逆テレシネのためのフレームレート変換機能はあるが、30fpsを25fpsに変換する機能はないと思う。仕方がないのでフレームレートはそのままだ。フレームレートがそのままなら、インターレース解除に自動フィールドシフトを使う必要がない。自動でいい。こんな感じで私は意欲的に、病気に怯えながら作業している。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

何日たっても病気が改善したように見えず、苛立った私はVHSビデオ録画のBD保存を再開した。作業をしようという気になるのだから、ひょっとしたら以前よりは少し調子がいいのかもしれない。古畑の閣下の仕業が終わった後は、ザ・ドリフターズが何巻かある。フジテレビでたまに放送したドリフ大爆笑(に全員集合のシーンがちょびっと入っている)録画と、長さん追悼番組の録画だ。全部3倍モード録画でしかもうちは地上波アナログにゴーストが入っていたので画質はひどい。さらに、古畑を全部BDレコーダーの5倍録にしたので間違ってそのままドリフターズも録画してしまい、5倍録になってしまった。病気を押しての作業なので、やり直す余力はない。ドリフターズの合間にコレクターユイの総集編が入っていた。今の私の歳では趣味に合わないが、今度いつこのVHSビデオを出してくるかわからないので記念に保存しておくことにした。ウィキペディアで調べたら、コレクターというが何も収集しないのだそうだ。シャイニングで館の人がI corrected her.とかI corrected them.とか言っていたが、あっちらしい。 今作業しているビデオは10巻入りの箱に詰まっているが、その箱の作業が全部終わったら今回のVHSビデオ録画保存はおしまいにする。体が病気になってしまっては、それ以上続けることはできない。養生しつつ、家事やその他のするべき仕事をするのが正しい。私は作業しつつ思い出のある1シーンをブログに出すのが好きだが、今回はそれが出来なくて残念だ。まずBDレコーダーに録りためてからPCで処理するという方法をとったので、mp4が作れなかった。そうこうするうちに病気になってしまったという事情だ。でもいずれはmp4化するのだから、その時にはブログにも何か(権利者から怒られないような類のものを)出したい。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

昨日に引き続き雨が降り、昨日に引き続き私は病気だ。薬を買いに外へ出たのがいけなかった。症状が悪化して、ほとんど寝たきり状態になってしまった。その寝たきり状態でも私がやっている事とは何か。今日はそれを書きたい。この記事は、お察しの通りPCではなくスマホで書いてスマホアプリでUPする。スマホは、ほとんど寝たきりの私が使える数少ない道具のひとつだ。

VHSビデオを再生しBDレコーダーに録画しつつ時々再生状態をチェックするという作業は、病人には荷が重い。VHSテープの再生が目的の場所まで終わったらストップボタンを押しに行かねばならないといった事が、健康な人には何でもないが、寝ている病人には辛い。ごそごそと起き上がってそんな事をしていたら病気が悪くなってしまう。病人にはもっと単純な事しかできない。そこで私は、BDレコーダーのHDDから録画をDVD-RW経由でPCへ移す(注・録画内容が地デジやスカパーでなくVHSビデオなのでコピーができる)という作業を少しずつ、少しずつ行った。最初に書いた作業との大きな違いは2つ。ひとつは作業が終わったあと放置していい、決まった時間にストップボタンを押しに行かなくていいという事。もうひとつは、再生状態をチェックしなくて良いという事。再生状態をチェックするためにはその間じゅう起きていなければならない。では私はほとんど寝たきり病人の状態でどうやって作業しているのか。ほとんど寝たきりと言っても全然起きないではいられない。トイレとか食事とか、どうしても起きなければならない時がある。そのついでに、寝る前にDVD-RWをBDレコーダーに入れ、録画をひとつダビング開始してから寝る。そのうちダビングは終わるが放置する。私は病気だから寝たままだ。そしてまたいつか、どうしても起きなければならない時がある。そのついでに、ダビング完了したDVD-RWをPCに入れ、中身をPCのHDDにコピー開始してから寝る。昨日はそれをまる1日繰り返した。

今日はひょっとして体が良くなっているかと思ったが、今日もほとんど寝たきりで昨日と同じ作業をすることになった。でも作業を一歩でも先へ進めたい。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

私のVHSビデオ録画のPC保存は、ひと休みしなければならない。その一番大きな理由は、BDレコーダーのHDDが一杯になって録画できなくなったから。地デジやスカパーから録画した番組をHDDから消さない限り、次のVHSビデオを再生・録画できない。他にも、私が根を詰めすぎて体調を崩したという理由がある。偶然にも明日は雨、大事なビデオテープを湿気にさらさないためにも、私の体を治すためにも、休もう。

古畑を保存中だから、今は三谷の作品に興味がある。12人の優しい日本人の映画版かラヂオの時間を見ながら養生するつもりだ。なんでBDレコーダーに録りためた古畑を見ないのかって?古畑はVHSビデオの再生状態をチェックするために今まで見続けたから、実はちょっと飽きた。ほんの数日の間に第1部から第3部まで再生したから。あと残っているのは、三谷氏が治外法権をちょっと忘れてしまったあのSPと、ファイナル3部作だけだ。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

今日の私は1本のビデオテープと2台のビデオデッキと共に、1日振り回されていた。ビデオテープが私を振り回したのか、それとも私が2台のビデオデッキを振り回したのか。そういう出来事を今日は書きたい。

1本のビデオテープとは、古畑任三郎の第3期後半の話をテレビから録画したものだ。

まず私はこのビデオテープを、2台のビデオデッキ「新」「終」のうち「新」のほうで通して再生し、BDレコーダーで録画しつつ、その時間を使って家事などをしようとした。前の記事に書いたが、今まで再生した古畑任三郎は全て「新」のほうで再生でき、「終」では多くのテープでトラッキングずれによる上下動やビビビ音が出た。だから私は「新」のほうを使わなければならなかった。でも「新」を使えばほとんどのテープが途中で番組ごとにトラッキング調整をする必要なく、6時間通して再生できた。だから途中でストップボタンを押す時間を気にせず家事に専念できる。私は再生を始めてトラッキング状態が良好なことを確認してから部屋を出て、家事をした。1時間半ほど経ってから念のために部屋に戻り、状態を確認した。するとなんと、ビビビ音が出ているではないか。どうやら2話目から先がトラッキング自動調整では合わないらしい。「新」でも駄目なのか。私は改めて、トラッキングを手動にして再生をやり直した。私は慎重になった。3話目4話目と各話の冒頭でトラッキングを再調整した方がいい。「きっと大丈夫だろう」と安易に考えて放っておくと、駄目だった時に2時間3時間の長さをやり直さなければならない。1話終わるたびにトラッキング調整をやり直しつつ、私は作業した。それがやっと終わった。残念ながら、このテープはどんなに調整してもビビビ音がわずかに残ってしまう。仕方がない、古いテープだ。さて、全部の古畑が終わった後に短く聖闘士星矢が入っているのに気づいた。私はテープを「終」のデッキに入れ換え聖闘士星矢の録画がどんなものか知るために再生した。中身チェックや頭出しには「終」のデッキを使うことにしている。なにしろ、ただでさえ使い古した「新」を古畑の再生で酷使しているのだ。磨耗で壊れないように、「終」でできることは「終」でやる。こうして聖闘士星矢を見た時、私はようやくとんでもない事実を知った。ビビビ音がない。まさかと思い、テープを巻き戻し古畑も再生してみた。ビビビ音がない!
古畑のテープは今までずっと「新」で再生するのが正解だったが、ここに来て「終」が正解だったとは。
私は明日、「終」のデッキでこのテープを再生し直す。今日1日の私の努力は何だったのだろう。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

私はいま、一部の古畑の再生・BDレコーダー録画のしなおしをしている。再生するビデオデッキによって再生状態がかなり違い、その意味で私は使うビデオデッキを間違えたからだ。新しく買ったデッキが良いとは限らない。テープの記録状態との相性かもしれない。

私は手持ちの2つのビデオデッキを「新」「終」と呼んで区別している。今はすでにないが愛用していたビデオデッキがまず存在した。それの具合が悪くなった時に新しく買ったデッキが「新」。その後、ビデオデッキの生産が終わるらしいと聞いた時に今後のために買い足したのが、生産終了でこれで終わりだから「終」。今回の古畑は、はじめ「終」で再生する予定だった。ところが「終」ではトラッキング不良による横縞ノイズや映像の上下動がしばしば存在し、「新」ではそれがないことがわかった。

「終」で再生に問題が生じたほとんどの再生は「新」では問題なく再生できた。今まで「終」で再生結果に問題が出るたびにトラッキング手動調整をしつつ何時間もかけてやりなおしてきた私の努力は、無意味だった。はじめから「新」で再生していればよかった。「新」の後継機として買っておいた「終」が役に立たないというのは皮肉な話だ。仕方がないので「終」はテープの頭出しなどに使っている。

たったひとつ、「新」でもてこずっているテープがある。死体のケツにおみくじを入れる監察医の話だ。「新」で再生した結果、映像の上下動は起きなくなったが、Hi-Fi音声のビビビ音は相変わらずある。そこで私は手動トラッキング調整を試みているところだ。ビビビ音の出る場所を再生して、その音が出ない微妙なトラッキング調整を施すが、それからテープを番組冒頭まで巻き戻さなければならない。ところが停止ボタンを押してしまうとトラッキングが自動に戻ってしまう。再生のまま早戻しで番組冒頭まで巻き戻さなければならない。でもこれをやるとヘッドを痛める。だから早戻しの時間が短いように番組冒頭近くで手動トラッキング調整をするが、これでは番組末尾でのトラッキング状態をチェックできない。もしも番組末尾でトラッキング調整すると、2時間分くらいの長さにわたり早戻ししなければならず、これは前述のようにヘッドが心配だ。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

古畑任三郎の保存を続行中。トラッキングでは苦労もある。ビデオテープによっては時々微妙に映像が上下する。手動でも調整できなければ、それでよしとするしかない。

私はVHSビデオを再生して、それをひとまずBDレコーダーのHDDに入れている。今はひたすらビデオ再生に専念して、その録りためたものは今年の夏にでもゆっくりmp4に不可逆圧縮してPC保存しようという算段だ。BDレコーダーのHDDに残るデータを消さなければ、そのままテレビでも視聴できる。さて、パナソニックのBDレコーダーでコンポジット信号を内蔵HDDに録画する時、3倍録、5倍録、15倍録から選ぶ。たくさん録れればそのぶん画質は落ちる。VHSビデオ再生を録画するにはどれが適当だろうか。DVDレコーダー時代のようにSPやXPならば、画質は予想できる。でもBDレコーダーでは、SPやXPはDVD-Rにじかに記録する時専用だ。何もかもわからなかったので、私はまず3倍録にして始めた。コンポジット信号入力の記録ではこれが画質最高だからだ。でも古畑は量があまりに多い。これを全部3倍録でHDDに入れたら、たとえ入りきってもその後地デジやスカパーから録画する空きが無くなってしまう。そこで
5倍録にしてみた。その結果、5倍録がどの程度の画質かがわかってきた。VHSビデオ録画の古畑は今時の地デジ等と違い、画面全体に細かい粒状のノイズが出る。5倍録の結果を見ると、この粒状のノイズが潰れて見えにくくなったり見えなかったりする。私は何年か前に沢山のVHSビデオ録画をPCに入れてmp4にしたが、その時にx264のqualityを23にすると、ちょうどそんな感じに細部のノイズが潰れた。潰れるのがノイズならば有り難いが、高画質映像の細部のニュアンスも潰れる。BDレコーダーの5倍録がそれと同じとは限らないが、ひとまず感じたことを記録したかった。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

人生、先はわからない。そんな当たり前のことは誰でも知っているが、今日も私はそれを体験した。

まず低反発マット。前回の記事で私はまずちょっと試した時のことを書いた。まだ昼間だったから布団は敷かず、畳の上にマットだけ敷いて試した。そしてその日の夜、はじめて本格的に試す時が来た。まず布団を敷き、その上にマットを敷き、シーツを敷いて寝た。その結果、私にとっては腰が沈みすぎた。痛い腰が、やっぱり痛い。畳にじかにマットを敷いた時が良かった。あの時は腰が痛くなかった。それと、ひとつ個人的な問題が見つかった。電気毛布が使えない。私は下半身を冷やさないために、冬は電気敷毛布を使っている。親は湯たんぽを愛用しているが、私は親とは症状が違い、足の辺りに固いものがあると痛くて眠れない。だから電気毛布を使う。今はもう春だが、それでも夜はまだ冷える。ところが低反発マットは電気毛布禁止だ。私は困った。でもまあ電気毛布なしでも何とかなると思い、寝てみた。そのうちに、寒いと感じた。これはだめだ。そこで仕方なく起き上がり、低反発マットを取り去って今までどおりに電気毛布を敷いた。この一件で目が覚めてしまい、なかなか眠れなかった。

次にVHSビデオテープ。毎日作業を進めている。現在、通し番号117のテープまで来ている。(117巻全部のテープを再生したのではない。)今までにトラッキング不良で画面が上下に揺れて鑑賞不可だったのは、エヴァンゲリオンとミンキーモモだけだ。他は、時には自動トラッキング調整が無理で手動にするとか、Hi-Fi音声にビビビ音が出るのでモノラルにするという事情はあっても、鑑賞できる状態だった。そしていよいよ古畑任三郎の時が来た。諸事情により最初に第3期冒頭の2時間SP、つまり、死体のケツにおみくじを入れる検死官の話から再生することになった。これが、鑑賞不可ではないが、ギリギリというか微妙というか、画面は時として少し上下に揺れた。私は思った。やはり古畑任三郎の録画は保存するには微妙な状態だったか、と。次に私は第1期の録画を再生した。第3期でさえ微妙な状態だったのだから、第1期の作業は思いやられると予想していた。ところが驚いたことに、画質良好だ。なんかもう、めちゃくちゃ良い。これを保存しないわけには行かないだろぅぅぅ!

こうして、私の人生は低反発マットもVHSビデオテープも予想外の進展となりつつある。

それでは私は、今日の日に感謝して、キリのいい所まで作業が終わったら寝ようと思う。また明日。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

低反発マットが早くも届いた。なるほど、低反発っていうのは、押されたらへこむということか。体の出っ張っている所はマットがへこむんだ。寝返りがうちにくいというのは、なるほど、体が少し沈むから、まるで型枠にはまったかのような感覚があって、転がる気にならないんだ。でもまだちょっと横になってみただけだから、これ以上は何も言えない。何日か試さないとわからないこともあるだろう。

VHSビデオテープの作業は順調に進んでいる。すでにテープの通し番号で22番まで来た。(全巻再生しているのではない。)ここまで来て、ビデオデッキもビデオテープも長い時を経て頑張ってくれていると感じる。少し前にエヴァンゲリオンの入ったテープがどうにもトラッキング調整できない状態だったから、私は他のテープもさぞかし大変だろうと思っていた。ところがそれは違った。どのテープもトラッキングに大きな問題なく作業が進んでいる。エヴァンゲリオンが特別に駄目になっていたのかもしれない。たとえばうしとらのOVAなど、昔と同じ映像が今も目の前のテレビに映るのは気分がいい。

でも立て続けに作業して疲れた。休みがほしい。それと、ちょっとノイズが入ったらやり直すという私の癖を変えなければいけない。作業の対象がアナログメディアなのだから、ノイズが入るのは当たり前と思わなければいけない。ところが実際には、つい完璧を目指してしまうのだ。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

私は出来の良い人間ではない。昨日自分で決めた事も、今日になると守れない。昨日は、通し番号で最後のVHSビデオテープから作業を始めると書いた。今朝起きていそいそと始めようとした私は、予定のリストを見つめ、そして通し番号で最初のテープからやりたくてたまらなくなった。そして最初のテープから始めてしまった。

おまけに、私のミスで色が薄くなった動画を直そうという試みは今までに何度もあったから、残した記録がとても複雑で、昨日作った再保存リストは不完全だということがわかった。新たに再保存候補を補充した結果、再生すべきビデオテープの量はやたらと増えた。でもここまで来たら、一歩ずつ前へ進むしかない。

今日作業しているテープは一番古いテープ群なのだが、有り難いことに問題なく再生できる。こう書くと「標準モード録画なのか」と思われるだろうが、これが3倍モードだ。3倍モード録画だから劣化するとか、古いテープだから劣化するというのは一般論として言える事だとは思う。でも、常にその通りになると決まってはいないようだ。他に要因があるに違いない。たとえばテープの生産時期によっては、低コスト化のために質を落とした結果、名前はハイグレードだが中身はそれより前の時期に作られたスタンダードテープに劣るという事がありうると思う。

たかがVHSビデオテープの3倍モード録画だが、今どきの液晶テレビに映してそれなりに見えてくれると、なんだかちょっと感動する。いまでも視聴可能なテープならば、再生機器と共に捨てずにとっておきたい。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

今日は少し甘えて睡眠導入剤を飲んだ。眠くなるまでの間、少し書きたい。親が低反発マットを買いたいと言い出し、テレビのショッピング番組で見つけて速攻で買った。今買うとひとつ分の値段でふたつ付いてくるという、よくある胡散臭い、もとい不思議な宣伝文句だ。ふたつということは、親の分だけでなく私の分もということだ。私はたいていこういう時に自分の分を要らないと言うのだが、今回は万にひとつの珍しさで言わなかった。じつは3月に入ってから寝ている間の腰痛に困らされている。外を歩く時の腰痛はむしろ以前よりも改善してきたのだが、そのかわりに以前はなかった寝ている間の痛みがある。症状が不気味に変化してきた。膝の下に物を置いて寝ても効果がなく、不安を感じていた。それで湿布薬を貼ったり睡眠薬を飲んだりと試そうとしていた。ネット検索すると低反発マットの長所短所は色々書いてある。親と私はこれからその長所短所を体感することになるだろう。

VHSビデオテープのほうは、外国語のテープ30巻が終わった。私はすぐに次の作業に取りかかった。ずっと前にPC保存した時に私のミスで色が薄くなってしまったたくさんの動画がある。これをPC再保存できないだろうか。私はどのテープでミスをしたかの一覧を取り出し、そこから後年に保存し直した動画を差し引き、PC再保存の候補動画を絞り込んだ。過去に保存した動画の大半が再保存候補のはずだったが、実際には思ったよりも少ない。いままでの年月の間にスカパーその他で良質の再放送を見つけ、それがあるからPC再保存の必要はないという動画が増えた。そうは言っても3月の残りの日々で作業するには多すぎる。こういう時は、気を落ちつけて考えなきゃいけない。大事な動画から手を付けよう、できるだけ多くやろう、などと欲を出すと、作業が大変になり、何か失敗した時に大事な動画を失敗してしまう。ここはあえて逆に考える。通し番号で最後のほうのテープから手をつける。最後のほうのテープは天袋に入りきらずに床に置かれたグリーンのボックスの中にある。天袋よりも取りやすく、重要度の比較的低い動画もあるので気楽に作業できる。そして肩ひじ張らずに気楽にやろう。
一区切り終わってふと気づいたら、まとまった量の作業が終わっていて、それでも大事な動画はまだ手付かずだから、また別の機会に余暇を見つけて続きを頑張るという形を目指す。

書いている文章がちょっとわかりにくい感じかな。睡眠薬が効いてきて言葉が変になったかな。ということは、寝るべき時が来たな。
低反発マットについてもVHSカセット録画についても、新しく何かが起きたらまた報告すると思う。

個人的記録 [  VHSビデオ(補完計画)]

外国語版ザ・シンプソンズと外国語映画のVHSビデオテープをもう10巻以上再生したが、ひとつとして劣化したものがない。トラッキングは自動でバッチリ合う。これらのビデオテープを見ながら私は思うのだが、トラッキング不良を起こすのはやはり3倍モード録画だ。あとは、コピーを繰り返した録画や、使い古したテープ。新品のテープにオリジナルから直接標準モードで録画したものは、ビニールに包んで天袋に保存しておけば(つまり高温・多湿・埃を避ければ)、何年経ってもまともに再生できる。でも使い古しのテープに3倍モードで録画し、さらにCMカットの目的で何回かコピーした映像だと、最悪私のエヴァンゲリオンみたいになる。皮肉なのは、処分したくない大事なヒーローものやアニメに限ってCMカットのためにコピーを繰り返した3倍モード録画で、今回処分しようとしている外国語学習用ごときが標準モード録画だということだ。

前の30件 | 次の30件   VHSビデオ(補完計画) ブログトップ