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飲酒時記録 [  カセットテープ(補完計画)]

私にとって3週間おきの飲酒日が来ました。私は人々と違う飲み方をしており、昼に飲み、その日の夜には酔いを完全に醒まして翌日に二日酔いを持ち越さないことを目指しているので、飲酒日は日中ずっとダメ人間として過ごします。完全に酔っぱらって意識を失い、夜には目を覚まします。今は粥を炊き、飯を食い、風呂に入り、ダメ人間からの復帰を試みている最中です。今と書いても記事をUPするのは数日後ですが。

今回の飲酒中は、まず酔いが回って頭が駄目になる前にレンタルCDを聴きました。「カセットテープ補完作業」に関係する曲なので、酔っぱらってはいけないのです。私はたかがレンタルCDを聴くのにいちいち襟を正して聴くという変な奴です。それから録り溜めたアニメを見るというお決まりのパターンに入りました。個人的にはアニメの感想も書きたいのですが、若い人のようにアニメの知識がないのでつまらん話になってしまうこと確定ですから、書くのは我慢します。食べ物関係でちょっと不思議に思ったことがあります。冷蔵庫から「裂けるチーズ」を取り出して食べたら全然裂けませんでした。「裂けるチーズ」が裂けなかったのは、これが初めてではありません。他の人も同じ体験をしているのでしょうかね。

レンタルCDは、「カセットテープ補完作業」で聴く必要があったメモワールと、そのついでに同じ送料でレンタルできる範囲の枚数をレンタルした原由子、大滝詠一です。原由子と大滝詠一は、現在作業しているカセットテープよりも何巻も後の曲で、アイドルソングよりも洗練された「大人の曲」という感じです。若い頃の私は脳がアイドルソング漬けになっていましたが、'83年にはさすがにちょっと飽きてきたらしく、少しずつアイドルソング以外のものをカセット録音するようになってきました。昔懐かしい曲とか、もっと大人っぽい曲とか、それだけでなく琵琶、箏曲、尺八、雅楽まで。色々な可能性を求めて手を広げていったようです。でもプログレッシブロックやアイドルソングのように心底好きになれるジャンルには出会えず、じきにカセット録音そのものが終わってしまいます。

今回のレンタルCDも、ある意味意外な結果となりました。原由子と大滝詠一、とくに大滝詠一の曲はとても洗練されていて、ふつう人々はアイドルソングよりも大滝詠一のほうを評価すると思います。ところが私にとっては、原由子の歌も大滝詠一の歌も、歌詞が私の人生と重ならないのです。そういう人生を送った人もいるでしょうが、私にとっては「他人の人生」が歌詞になっているので、どんなに曲が洗練されていても感情移入に至らず、結局イージーリスニングの域を出ませんでした。で、アイドルソングのメモワールのほうはというと、聴いて愕然としました。ちょっとインパクトのある表現を許してもらえるならば、私の知っている曲ではなかったのです。曲そのものはカセットテープに入っているので私はこの曲を知っているつもりでした。ただ、カセットでは冒頭にパーソナリティの声がかぶり末尾に次の曲がかぶっているから、そういうかぶりのない完全な形で聴きたい。ただそう思ってレンタルしました。カセット音声は少し前にUPしたのでそれを聞いてもらえばわかりますが、イントロのうちの最初の数小節がありません。その部分はパーソナリティの声がかぶっていたので録音した時の私がそれを嫌い、編集してフェードインにしてしまいました。だから私はこの曲の最初の数小節を若い頃のテープ編集前に一度聞いただけで、その後はまったく聞かず、記憶にありませんでした。私はドラムスのリズムが曲の最初から同じように続くと思い込んでいましたが、いざレンタルCDを聴いたらそうではなかったのです。エンジンをかけた車が走り出すように、ドラムスのパートはゆっくりと走り出すのです。今思えば、私はなんでそれを予想しなかったのでしょう。私はこの曲の伴奏を考えた編曲者に興味をもちました。それから私は何度も何度も曲を聴きました。編曲に注意して聴きました。そこにはカセットテープに入っているのと別のイントロ、つまり別の曲がありました。

良いことばかりを書くと、まるで今日という日が最高の日みたいな記述になりますが、そうではありません。良いことがあれば悪いこともある、もちろん人生とはそういうものです。悪いことのほうは何かというと、予約録画が2つ失敗しました。私が酩酊して寝ていた間に行われるはずだったスカパーの録画と地デジの録画が両方ともなされていません。スカパーと地デジの両方が駄目ということは、スカパーチューナー側の問題でなくレコーダー側の問題ということ。レコーダーのエラー記録にはAC電源が抜かれていた可能性が表示されています(パナソニックの録画機は録画に失敗した時にエラー記録が表示されるのです)が、私は電源プラグやコードを一切触っていません。停電があったのかというと、それもありません。もしも停電があったら、同じ部屋にあるPC-9821のおせっかいな停電通知赤ランプがチカチカしているはずですが、それがありませんから。つまり、停電もないのに自室のレコーダーが数時間稼働しなかったという原因不明の事件が起きました。今からほんの一行だけ意味不明な主観的記述を許してもらえるならば、まるで私が酔っぱらって意識不明だった間にレコーダーも酔っぱらって意識不明だったかのように録画されていなかったのです。困るのは、原因がまったくわからないということです。原因がわかれば何かを修理すべきか今後は心配しなくていいかがはっきりしますが、原因がわからないのでいつまた同じ現象が起きるか不明なのです。現在、スカパーと地デジの両方を同時に録画テストしていますが、どちらも録画は進行中、今は問題ありません。今問題ないということは、原因が究明できないということで、必ずしも喜べません。


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