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耳鼻科に行ってきた [その他の病気]

4月3日、耳鼻科に行ってきた。鼓膜を吸う検査(ティンパノメトリー)と、ヘッドホンを着けてピッピッピ音が聞こえる間ボタンを押し続ける検査。ヘッドホンの検査は普通のヘッドホンで左右。それから、片耳の後ろにピッピッピ音のヘッドホン、反対の耳にノイズ音のヘッドホン。ノイズに邪魔されずに音が聞けるかというもの。

私は「カセットテープ補完計画」をしているから、ヘッドホンを装着すると人が変わる。あたかもゲーマーがゲームをプレイする時は人が変わるように。ピッピッピ音の検査は私にとって真剣勝負でプレイするゲームだった。これを言ったら「そんなはずはない」「それは気のせいだ」と言われることはわかっているが、耳に圧迫感があって辛いここ数日でも、ヘッドホンを装着すると耳の調子が良くなるのだ。私にとって、世間のストレスを忘れて大好きなものに集中できる状態だからかもしれない。そんなわけで、ピッピッピ音検査は自分にとっての好成績が出せたと思う。

先生は私に検査結果の紙を見せて、赤いところが正常値なので(グラフの一部に赤で斜線が引いてあった)、そんなに悪くない。ただ、左が100パーセントとすると右が90パーセントの聞こえかた。

先生は壁の図をペンライトで指して、鼓膜までは正常に音が伝わっている。その先の蝸牛のところのセンサーの問題。

発症後一週間以内の難聴は治るが、昔のは治らない。だめもとで改善するか見るためにステロイドを処方。土曜にまた通院。
会計時に次回土曜の話が出なかったのでこちらから言ったら、土曜は予約が一杯だから予約なしで来てくれという。早く行って長く待てばいいということか。
その後、薬局へ。薬剤師さんの言葉を正確には覚えていないが、処方された薬はおおよそ
血行をよくするアデホスコーワ
ビタミンのメチコバール
突発性難聴に効くステロイドのプレドニン
胃薬のテプレノン
各食後1錠/1包ずつ


私が個人的に思っていることは2つ。

1.若い頃から病院を嫌っていた私が気になっていたことを調べられたのは良かった。人間生きているうちに色んなことがある。私の場合は、中学の時だったか、クラスメートが私の右耳に口をつけて大声で「わー」と叫んだ。わたしの鼓膜がビリビリ震えるのがわかった。当時私は音楽が好きだった。自分の才能は音楽だと思い込んでいた。だから私の才能である耳を壊すようなことをしたクラスメートが許せない。数十年経った今でも許せない。私の右耳にその時の障害があるから左よりも音が小さく聞こえるのかどうかを知りたかった。あるいは、子供の頃にプールで耳(右か左かは忘れた)に水が入り中耳炎になったことがある。耳鼻科に通って治した。その後遺症かもしれない。そして数年前に知ったところでは、巨大な耳垢が詰まって聞こえなくなる人もいるという。もし私の場合も巨大な耳垢なら、それを取って聞こえるようになりたい。結局、私の耳に巨大な耳垢はなかった。鼓膜までの場所に異常はないと言われた。これで、私は自分の右耳について、調べられることは調べ、尽くせる手は尽くしたことになる。

2.耳鼻科で私が告げた症状は2つあった。3日前から耳が詰まるということと、若い頃から右耳の方が小さく聞こえるということ。先生は、若い頃からのほうを聞いた時点で、そっちを優先したように思える。それは私にとって有り難いことだが、先生は、だめもとで土曜まで薬を出して様子を見るという意味のことを言った。たぶん土曜の時点で薬を終えるつもりだろう。若い頃からの症状についてはそれでいい。でも3日前からの症状のほうは、それでは困る。昨日耳鼻科へ行った後、私は仕事の会合に出た。心配性で対人恐怖症気味の私は、対人的には頑張って成功したつもりだが、ものすごいストレスで右耳は今までで最悪レベルに詰まった。私が言いたいのは、私の右耳はいま明らかに変で、治療を止めてはいけないということだ。先生に会うときに調子が良くても仕事の時にはひどくなるということを先生に伝えなければいけない。

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