混沌音楽研究(ジョージ・クラム編) [混沌音楽研究]
映画エクソシストで使われた「電気虫の夜」の作者ジョージ・クラムについて簡単に調べよう。
ウィキペディアによれば、ジョージ・クラムという名の有名人は2人いる。ひとりは、なんとポテトチップスを発明した人George Crumだ。もう一人のジョージ・クラムGeorge CrumbはUSAで現代音楽を作曲した(している)人。ウィキペディアによれば、
「例のない音色の組み合わせを試みることに興味を奪われるようになり、いくつかの作品では、電子変調された楽器も利用される。」
「いくつかの作品では、演奏者に対して、演奏の合間に舞台を出入りすることが要請されている。多くの楽譜では、風変わりな記譜法や譜表が使われる。渦巻状や螺旋状の五線譜が使われた作品もある。」
2つの代表作
Black Angels (1970)
Makrokosmos (1972, 1973, 1974, 1979)
についての記述:
「黒い天使たち(ブラック・エンジェルズ)」(1970年)は、幅広い音色の探究に対するクラムの興味を実証する作品の一つである。電気変調をともなう弦楽四重奏曲として作曲されているだけでなく、演奏者は様々な打楽器も演奏したり、グラスを弓でこすったりと、伝統的・非伝統的であるとを問わず、様々な方法で演奏することが要求されている。さらには、世界各国の言語で(キリスト教で不吉な象徴である)数字の13を数えることも要求されている。
「黒天使たち」と並んで有名な作品の一つが、4巻からなる大作のピアノ曲集「マクロコスモス」である。最初の2巻(1972年、73年)においては、内部奏法の積極的な活用が認められる。「夏の夜の音楽 Music for a Summer Evening 」として名高い第3巻(1974年)は、2台ピアノと打楽器のための作品である。第4巻「天界の力学 Celestial Mechanics 」(1979年)は連弾曲である。[中略]電気増幅されたピアノやプリペアド・ピアノのために作曲されている。(クラム自身は、内部奏法を用いたり、ピアノの内部に物体を仕込んで演奏するピアノのことを“extended piano”と総称した。)いくつかの場面において、ピアニストは歌ったり、何らかの語句を叫んだりすることも要求されている。
以上、ウィキペディアより。
第1巻と第2巻で積極的に使われる内部奏法とは何か。調べてみた。グランドピアノを演奏するのに普通に鍵盤を使うに留まらず、弦つまりピアノの内部に触れたり叩いたり異物を入れたりする奏法らしい。
Black Angelsの演奏と楽譜には、前回の記述(エクソシスト編)でリンクを張った。今日はMakrokosmosのほうを鑑賞したい。ネット上に、第1巻と第2巻の全体と思われるものを見つけた。でも第1巻と第2巻はピアノ曲で、グランドピアノ1台だけを使うので、他にも色々使う第3巻のほうが華やかさはあるようだ。
第1巻 (1972)
全体(1-4, 5-8, 9-12)
https://m.youtube.com/watch?v=bA34Li-6GPI
https://m.youtube.com/watch?v=BnnqHXl4uis
https://m.youtube.com/watch?v=KFMTSSTgqAs
楽譜
https://m.youtube.com/watch?v=3YTix06IwT4
演奏の様子
https://m.youtube.com/watch?v=2_kkTO33GcY
第2巻 (1973) 全体(1-4, 5-8, 9-12)
https://m.youtube.com/watch?v=9wsJYUrleIc
https://m.youtube.com/watch?v=uWvwgNQv7_U
https://m.youtube.com/watch?v=U393o8cfF9E
第3巻 演奏の様子
https://m.youtube.com/watch?v=eWRRgqr_m8I
https://m.youtube.com/watch?v=bvxEBieNjks
https://m.youtube.com/watch?v=GOBnbcz4qCc
https://m.youtube.com/watch?v=TjHkbENAsME
https://m.youtube.com/watch?v=X8baLOaS9Bw
私の勝手な予想では、ジョージ・クラムを調べれば同系列の他の作曲家が芋づる式に見つかり、私はそれらの作曲家も調べることになるだろうと思っていた。しかし実際には同系列の作曲家は出てこなかった。
これから私はカセットテープ14の続きに取りかかる。改めて言うまでもなく、オカルト映画だから混沌音楽というわけではない。私のカセットテープ14はエクソシストの後、エクソシスト2、サスペリア、オーメン、キャリーと続くが、その中に怖い音楽はあっても混沌はない。
でも私の混沌音楽研究はまだ終わらないどころか、始まったばかりだ。なにしろ、カセットテープの中に混沌音楽があるのだから。テープを番号順に懐かしんでゆき、また混沌音楽が出てきたら研究再開だ。
(P.S. 調べたら、次に混沌音楽が出てくるカセットは20番だ。1巻に何日もかかるから、次回の混沌音楽研究がいつ頃かはまだわからない。)
ウィキペディアによれば、ジョージ・クラムという名の有名人は2人いる。ひとりは、なんとポテトチップスを発明した人George Crumだ。もう一人のジョージ・クラムGeorge CrumbはUSAで現代音楽を作曲した(している)人。ウィキペディアによれば、
「例のない音色の組み合わせを試みることに興味を奪われるようになり、いくつかの作品では、電子変調された楽器も利用される。」
「いくつかの作品では、演奏者に対して、演奏の合間に舞台を出入りすることが要請されている。多くの楽譜では、風変わりな記譜法や譜表が使われる。渦巻状や螺旋状の五線譜が使われた作品もある。」
2つの代表作
Black Angels (1970)
Makrokosmos (1972, 1973, 1974, 1979)
についての記述:
「黒い天使たち(ブラック・エンジェルズ)」(1970年)は、幅広い音色の探究に対するクラムの興味を実証する作品の一つである。電気変調をともなう弦楽四重奏曲として作曲されているだけでなく、演奏者は様々な打楽器も演奏したり、グラスを弓でこすったりと、伝統的・非伝統的であるとを問わず、様々な方法で演奏することが要求されている。さらには、世界各国の言語で(キリスト教で不吉な象徴である)数字の13を数えることも要求されている。
「黒天使たち」と並んで有名な作品の一つが、4巻からなる大作のピアノ曲集「マクロコスモス」である。最初の2巻(1972年、73年)においては、内部奏法の積極的な活用が認められる。「夏の夜の音楽 Music for a Summer Evening 」として名高い第3巻(1974年)は、2台ピアノと打楽器のための作品である。第4巻「天界の力学 Celestial Mechanics 」(1979年)は連弾曲である。[中略]電気増幅されたピアノやプリペアド・ピアノのために作曲されている。(クラム自身は、内部奏法を用いたり、ピアノの内部に物体を仕込んで演奏するピアノのことを“extended piano”と総称した。)いくつかの場面において、ピアニストは歌ったり、何らかの語句を叫んだりすることも要求されている。
以上、ウィキペディアより。
第1巻と第2巻で積極的に使われる内部奏法とは何か。調べてみた。グランドピアノを演奏するのに普通に鍵盤を使うに留まらず、弦つまりピアノの内部に触れたり叩いたり異物を入れたりする奏法らしい。
Black Angelsの演奏と楽譜には、前回の記述(エクソシスト編)でリンクを張った。今日はMakrokosmosのほうを鑑賞したい。ネット上に、第1巻と第2巻の全体と思われるものを見つけた。でも第1巻と第2巻はピアノ曲で、グランドピアノ1台だけを使うので、他にも色々使う第3巻のほうが華やかさはあるようだ。
第1巻 (1972)
全体(1-4, 5-8, 9-12)
https://m.youtube.com/watch?v=bA34Li-6GPI
https://m.youtube.com/watch?v=BnnqHXl4uis
https://m.youtube.com/watch?v=KFMTSSTgqAs
楽譜
https://m.youtube.com/watch?v=3YTix06IwT4
演奏の様子
https://m.youtube.com/watch?v=2_kkTO33GcY
第2巻 (1973) 全体(1-4, 5-8, 9-12)
https://m.youtube.com/watch?v=9wsJYUrleIc
https://m.youtube.com/watch?v=uWvwgNQv7_U
https://m.youtube.com/watch?v=U393o8cfF9E
第3巻 演奏の様子
https://m.youtube.com/watch?v=eWRRgqr_m8I
https://m.youtube.com/watch?v=bvxEBieNjks
https://m.youtube.com/watch?v=GOBnbcz4qCc
https://m.youtube.com/watch?v=TjHkbENAsME
https://m.youtube.com/watch?v=X8baLOaS9Bw
私の勝手な予想では、ジョージ・クラムを調べれば同系列の他の作曲家が芋づる式に見つかり、私はそれらの作曲家も調べることになるだろうと思っていた。しかし実際には同系列の作曲家は出てこなかった。
これから私はカセットテープ14の続きに取りかかる。改めて言うまでもなく、オカルト映画だから混沌音楽というわけではない。私のカセットテープ14はエクソシストの後、エクソシスト2、サスペリア、オーメン、キャリーと続くが、その中に怖い音楽はあっても混沌はない。
でも私の混沌音楽研究はまだ終わらないどころか、始まったばかりだ。なにしろ、カセットテープの中に混沌音楽があるのだから。テープを番号順に懐かしんでゆき、また混沌音楽が出てきたら研究再開だ。
(P.S. 調べたら、次に混沌音楽が出てくるカセットは20番だ。1巻に何日もかかるから、次回の混沌音楽研究がいつ頃かはまだわからない。)
2018-02-26 10:00
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