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歯根治療(10) [歯茎におでき]

今日で根の治療が終わったと言われた。やった事はおそらく今までと同じだろう。最初に歯科衛生士さんによる問診と歯のコンコン(響きますかと聞かれるが普通の状態でどれくらい響くかがわからないので、比較のために隣の歯も叩いてもらった)、それから口にゴム膜を付ける。今日の人は上手かった。ゴムが張っている感覚でわかる。そして先生が仮詰めをドリルで取って、それから内側を磨くような感覚。そして、ぐりぐり、ごしごし、引き抜く。時々紙をペラっとめくる音。またごしごし。終わったかなと思ったらまたごしごし。薬の臭い。たとえて言えば漂白剤を思い出させるような臭い。別の行程に移ったかなと思ったらまたごしごし。正直なところ、もう「ぐりぐり、ごしごし、引き抜く」以外はどんな作業をしているのか見当がつかない。そして前回のように、眠りを誘ういい気持ちになってきた。治療が始まった頃は唾液が気になって不必要に飲み込んでいたが、いい気持ちになった後はもうその必要もない。だから思った。これはまた長時間やっているな、30分を越したな、と。そのうちに先生がおっしゃった。「あと10分、あと10分やりますので、そのまま待っていてください。」さすがに私はびっくりした。すでにいい気持ちになっているのに、これから10分もやったら、トータルで何十分やる事になるだろう。終わって目のタオルを取られ起き上がった時に腕時計を見たら午後8時だった。治療室に呼ばれたのが6時40分ごろ、治療が始まったのはおそらくその10分くらい後か。今回も1時間か、ひょっとするとそれ以上やっていたようだ。その理由はおそらく、厄介な根管だろう。手前側の歯根の根管は途中で二股に分かれ、細く、曲がっているそうだ。横になって口を開けながら、時々口に当たる先生の手(指関節?)の感じで、作業が大変そうだなというのは私にも伝わってきた。

ガッターパーチャなるものがもう入ったのか、次回なのかはわからない。とにかく次回はかぶせてゆくという。次回治療は9月16日。次回は時間のかかる治療ですと言われたが、その後に私の聞き間違いと思われる言葉があった。「4時間くらい」と聞こえた。そんな馬鹿なことはないだろう。次回は何をするんだろう。私の1回目の歯根治療のブログ記事から、それらしき記述を探した。もしもこれだとすると、ガッターパーチャはもう入ったことになるが。

http://blueclouds.blog.so-net.ne.jp/2007-02-22

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