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学生も教師も、本当は限界だ [手記さまざま4]

ここ一週間の学生を見ていて気になることがある。7月に入っても依然として休みが多い。今までならば、6月はマラソンランナーのような持久戦状態なので休みが多いが、7月に入るとゴールが見えてきて頑張れるようになる。それが、今年は休みが多いだけでなく、出席する学生もほぼ例外なく疲れている。ひとつの要因はわかっている。マスクだ。前年度までの大学は、対面でない在宅の授業がとても多かった。家で授業を受けている間はマスクは要らない。本年度は対面が主だ。毎日マスクをしっばなしだ。その心的ストレスだけでなく、呼吸困難についても私はよくわかっている。私は血中に赤血球が少なく、しかも授業で喋り続けるから。東京都のコロナ感染者数が増えたのと裏腹に、私の通勤途中と学内では口を出して喋っている学生を以前よりも比較的多く見かける。学生も教師も、本当は限界だ。