SSブログ

住居内覧に行ってきた。私には辛すぎて潰れた [手記さまざま4]

私が住居の内覧に行くのは、今回の転居騒動では初めてだが、10年ほど前の転居騒動では何度かあった。私は生まれてからずっと江戸間に住んでいたので、10年ほど前に団地間を内覧した時は驚いた。同じ6畳という名称でも小さい。個人的にとくにショックだったのがトイレ空間の狭さで、左右の壁が私の肩幅へ迫ってきた。健康な人はトイレが狭くてそれが何だと思うだろう。でも私は椎間板ヘルニアで少し動くだけで激痛が走ることが何度もあった。そういう時、うちのトイレには必死になって手を突く場所がある。そこを頼りに用を足した。ところが私が内覧したトイレの空間にはその余裕がなかった。私は一目見て、椎間板ヘルニアには住めないと察した! ここまでは10年前の話だ。

ここから今回の内覧の話を書くべきだが、私は困っている。書きたいことは山ほどあるのに、書けばそれが個人特定に結び付きそうなほど、あまりにも個性的な内覧だった。私が思っている内覧というのは、住人が去ってリフォーム済みの住居を見に行き中を見るというものだ。ところが今回はまだ人が住んでいる。実際に行ってみた感想は、売り主がふっかけてきた高額かつ自分たちはリフォームしないで去ってゆくぞ、あわよくば家具調度も置いて行くから使ってくれ自分たちは処分に金を使いたくない、という言いたい放題の主張を、理解するための内覧だった。私はそもそも人付き合いが苦手で、この主張を理解すればするほど辛くなった。私が思うにこの感じは、東京ではなく大阪の値引き交渉当たり前みたいな感じだ。買い手が値切って来るのが当たり前で、売り手は自分の主張を全部出してふっかけてくるという。でも私はそういう環境で育っていない。正直私には辛すぎる。精神が厳しいことになった。これから少なくとも数日は、住居の記事が出ないと思う。それは、私が住居のことを考えていないのでなく、私に与えられたものが私には辛すぎてもう駄目だからだ。そのうちに必ずまた住居の話もする。待ってほしい。