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RZ-TS103M奮戦記(4) [手記さまざま3]

第4回炊飯テスト。何回目のテストか、だんだんわからなくなってきたので今までの記事を見て確認した。

今までにどんなテストをしたかというと、
第1回 「極上ふつう」設定。
第2回 「極上もちもち」設定。
第3回 「極上もちもち」水1合分増し

つまり、メーカーが薦める「極上」から出発し、この炊飯器で炊いたご飯に残る固めの食感をどうやったら無くすことができるかの試行錯誤へと進んできた。そして今回は、

第4回 炊飯前に米を2時間水に浸し、それから炊飯。設定は「エコ炊飯」。

解説。私は米を2時間も水に浸すべきだと思っているのではない。わざと極端な実験をすることで実験結果を極端にし、つまりわかりやすくして、次の改善点発見をしやすくするのが狙いだ。なぜ今回は「極上」でなく「エコ炊飯」なのか。「極上ふつう」では固めに炊きあがり、「極上もちもち」でも何かしらの固さを食感として感じた。つまり私にとって、「極上」は私の求める柔らかさが得られない。しかもエコではない。「極上もちもち」に至っては90分以上も電源が入りっぱなしだ。私は「極上」を見限った。今度は「エコ炊飯」がどこまで許容できる味かをテストする番だ。

実験の詳細。米はカップ擦り切り4合、それを普通に研ぎ、内釜に入れて水位目盛り4合のうち「やわらかめ」まで水を入れる。内釜を本体にセットし、2時間放置する。2時間経ってから設定を「エコ炊飯」にし、炊飯開始。今回は、炊飯前に本体の蓋を開けなかった。ウチに先日まであった古い炊飯器は、浸し米かどうかをセンサーで検知して炊き方を変えているらしかった。しかしこの新しい炊飯器が蓋の開け閉めや、内釜に水が入ったまま長時間置かれたかをセンサーで検知しているかどうかはわからない。説明書を読み直したがそういう記述はない。ただ、浸しの工程は炊飯の工程に含まれている、つまりユーザーがあらかじめ米を水に浸しておくことは想定されていないということが説明書から読み取れる。蒸気が出るかどうかについては、最初のテストでは炊飯器に付きっきりだった私も、4回目のテストともなると、ずっと側にいる気はなくなった。20分を切った時にほやほやと湯気が出たのは確認した。エコ炊飯4合の炊飯時間は55分だった。炊き上がったら蓋を開け、底から混ぜる。以上。

試食。ご飯の芯に固さを感じなくなった。ただ、ふっくら美味しい感じがない。それは「エコ炊飯」だからなのか、それともこの米がそういう味なのか?

次回予告。あらかじめ米を長時間水に浸しておけばご飯の芯に固さが残らないことはわかった。あとは、ふっくら美味しく炊けなかったことが改善できるかどうか。そこで次回は、浸し米を「極上ふつう」で炊いてみる。「極上もちもち」は却下だ。2時間米を浸してからさらに90分もかけて炊く気はないぞ。



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