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不眠(2) [手記さまざま3]

前回の続き。私は考えた。眠りが浅くても、悪夢を見ずに心地よければまた眠れるだろう。午前1時半からずっと起きているということはないだろう。悪夢を見なければいい。昨夜はどうして悪夢を見たのか。寝る直前の1、2時間に考えることが影響しているかもしれない。昨晩寝る前に私はスカパーの特別機動捜査隊の録画をチェックした。そのついでに、何年も見ていない外国語映画を久しぶりに見て、外国語が聞き取れるかどうか試した。巷では、好きな外国語映画を何度も見ると外国語を聞き取れるようになると言われるが、現実はそんなに簡単でない。聞き取れない所は何十回聞いても聞き取れない。それが若い頃の私のトラウマだった。そのトラウマが何十年と続くうちに私は年をとり、もうどうしようもないやという気になった。昨晩また外国語映画を見て、また聞き取れなくて、また残念な気持ちがよみがえった。そして寝たら、「この犬は犬のように見える」を延々と外国語にする夢を見た。
寝る前の数時間に仕事や、家の面倒なことを考えず、ひたすら趣味などの心休まることをするのはどうだろう。ということは、心が悩むような用件は午前中など早い時間帯に済ませておくことになる。この方法は仕事で晩まで悩みを抱える日は無理だから、在宅日専用の対処法だろう。でも基本的な考え方としては、理屈が通っているのではないか。その証拠に、まだ悪夢を見なかった頃、私は昔のテレビ番組に夢中になっていて、夢の中でもそれが出てきたが、悪い夢ではなく楽しい夢だったから、目が覚めてもまた眠ることができた。
何日か、この方法でやってみようと思う。


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