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増税の影響、学食の場合 [手記さまざま2]

あなたの周囲では、増税の影響はどこに出ているのだろう。私の場合はまず学食に出た。
私は職場が学校なので昼は学食で食べる。仕事が減ることはあっても増えることはない非常勤講師だから、毎回最安値メニューである「そば」で頑張っている。10月になって初めて券売機で食券を買った時、おつりの出かたが今までと違うのに気づいた。よく見ると、10円も値上げしている!仕入れる食料品は税8パーセントのはずだが、学食全体の経営にかんして税負担が増えたのだろう。そこまでは納得だ。私は全部のメニューが10円ずつ値上げされたのかと思った。ところが調べてみると、高いランチメニューは値段据え置きだ。これは国の増税方針と真逆だな。国の増税では贅沢品を含むほとんどの物が10パーセントだが、貧しい人でも絶対に必要になる食料品だけは8パーセントに据え置きだ。ところが学食は商人の考えらしい。高いランチメニューはそれ以上高くしたら売れなくなる。安い「そば」は値上げされても貧乏人はそれを食べないわけに行かない。ビジネスとしては当たり前の思考だ。普通のレストランなら実に当たり前の思考。でもここは学生相手の学食なんだがなあ。学食は全然貧乏学生の味方じゃなかったなあと、私は認識を新たにした。

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