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電気とガス、東電か東ガスか [手記さまざま2]

最近うちに東京電力から何度も電話がかかってきて、しかも何の因果か私がいない間にばかりかかってきました。先日ようやく私が電話を受けまして、どうやらガス自由化で東京ガスの客をこの機会に取ろうという思惑のようです。私がなんにも調べないでいたものだから、ネットで調べてみました。結構複雑ですね。

私は選択肢として
1.今までどおりにガスは東京ガス、電気は東京電力で行く
 メリットは、手続きをなんもしなくていい。
2.ガスも東京電力にする
 メリットは、なんか安くなるらしい。
3.電気も東京ガスにする
の3つから選ぶつもりです。

ネット上にすでに様々な比較結果が出ていて、東京ガスを推すサイトが2つありましたが、もっと細かく見なければなりません。

東京電力の注意点として、私の目に留まったことが2つあります。
A.東電のガスセット割にできる電気料金プランに従来の従量電灯は含まれず、今まで従量電灯Bだった人がスタンダードSに変更した場合、利用状況によっては以前よりも高くつく場合があるという記述をあるサイトで見つけました。
B.東電のガスセット割は、いわゆる2年縛りであるという記述をあるサイトで見つけました。

私が東電で気にしているのは上の2つのことです。これらのうち、A.については、東電のサイトで調べました。従量電灯プランを選べないのは東電のサイトに明記されています。ところが従量電灯BとスタンダードSの違いについては、調べてもわかりません。A.の記述があるサイトでは、従量電灯Bの電力量料金の区分がスタンダードSの区分よりも細かいとなっていましたが、東電のサイトで比較したら同様でした。参考までにその一部を挙げます:

東京電力
従量電灯B
20A
基本料金561円60銭
電力量料金
120kWhまで:19円52銭/1kWh
120kWhを超えて300kWhまで:26円00銭/1kWh

東京電力
スタンダードS
20A
基本料金561円60銭
電力量料金
120kWhまで:19円52銭/1hWh
120kWhを超えて300kWhまで:25銭98銭/1kWh

ご覧のとおり、従量電灯BとスタンダードSは、ほぼ同じに見えます。さらに調べました。A.の記述があるサイトで情報が書かれたのは2016年。その後2017年にスタンダードSの料金体系改訂がありました。A.の問題点は解消され、もはや気にしなくて良いことになります。

B.の2年縛りの件ですが、私は東京電力のサイトをある程度見てみました。「重要事項説明書」も読みましたが、どこにその2年縛りの記述が見つからないのです。

私は気持ち的には東電から手を引きたいのですが、こうなると困ります。お得感があるのは東電のほうですね。東電のセット割は-1,200円/年。いっぽう東京ガスのセット割は電気料金から-0.5パーセント。うちは電気料金自体がそんなに多くないから、年間で-200円に満たない。電気料金ガス料金が他の家ほど高くない我が家の場合は、固定額割引の東電のほうが有利か。

そもそも電気代やガス代そのものがいくらになるかが大事ですが、東京電力と東京ガス、両方のサイトのシミュレーションで入力事項を完全に揃えることができないので結果を単純に比較できません。東電のスタート割は最初の1年間だけ。こういう場合、2年目からの高くなったガス代で稼ぐという意図が予想されるので、スタート割なしでの東電と東ガスのガス料金だけは比較しておかなければ。東電のサイトには東ガスよりも3パーセントお得と書いてありますが。

東ガスの電気料金が東電よりもちょびっと安いのは確認済みです:

東京ガス
ずっとも電気1s
20A
基本料金561.60円
電力量料金
120kWhまで:19.49円/1kWh
120kWhを超えて300kWhまで:24.89円/1kWh

さて、今はもう疲れてしまいました。今日は朝からこればっかり研究しっぱなしで、もう昼過ぎですから。月曜以降にまた東電のねえちゃんから電話がかかるだろうから、その時までに結論を出しておかなきゃ。



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