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孤独へ向かって突っ走れ(5) [  カセットテープ(補完計画)]

今朝がた、私は夢を見て大声で叫んだそうだ。2度も叫んだという。声が出たのなら目が覚めそうなものだが、記憶にない。悩み事はある。残念ながら心やすらかという状況ではない。

夢を見て叫ぼうと、悩み事があろうと、日々の作業は地道に先へ進めなければならない。皿洗いから外国語まで、やることはやらねばならない。プログラミングもだ。

数日プログラミングから遠ざかっていた間に、手につかなくなっていた。何から始めていいのか、わからなくなった。どうせプログラミングは家事でも仕事でもなく趣味だから、このまま中止してしまったら良いように思えてきた。

そういう時は、「形から入る」というのが私のやり方だ。「その気」がないなら、始めは形を真似るだけでいい。形を真似る努力を続けるうちに、いつしか「中身」が出来てくる。始めは形だけだから「嘘」だが、いつまでも「嘘」ではない。いつの日か「本物」になる。

そこで私はMicrosoft Visual Studioを起動してダイアログベースのプロジェクトをひとつ作り、そこにこんな風に書き込んだ。
balance1.png

書き込んだ時点ではソースコードがないのだから「嘘」だったが、それから6時間くらい経ち、今ではまんざら「嘘」でもない状態だ。DirectShow filterはすでに存在し、呼び出す側のアプリケーションソフトから左右の音量を調節できる仕組みになっている。呼び出す側のアプリケーションソフトというのはつまり、このダイアログベースのソフトがそれだ。GraphBuilderと自作filterのCoCreateInstanceは済んでいる。キーボードのSpaceキーで音は鳴る。

ここまで来て、解決しなければならない問題が生じた。始め私は音声ストリームのshort intの信号を100%から50%までの範囲で調節しようと考えていた。しかし私の右耳は高音が聞こえないので、8KHzの場合、右を100%、左は20%くらいまで下げないとセンターから聞こえなかった。こんなに左右の音量を違えてしまうのは良くない。右の音量が極端に上がってしまうから、難聴になる危険がある。もうひとつ、前から予想していたことが現実になった。short intの信号を100%, 80%, 60%, 40%, 20%と、20%ずつ下げてゆく。すると、100%と80%の間にはほとんど差がない。ところが40%と20%の間にはものすごい差がある。では私は、音量を少しずつ均等に下げてゆくにはどうしたら良いのだろう。
balance2.png

今、突然睡眠薬が効いてきた。今日はここまでだ。明日は何もできないので、この続きは明後日以降だ。

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