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Google画像検索を試してみた(2) [手記さまざま]

前の実験が検索エンジンが見つけにくい画像だったから、それでGoogleをけなして終わりというのも悪いと思った。それで、見つけにくさを3段階くらい作って結果を見ておくことにした。

前の実験の検索元画像を「いちばん見つけにくい」段階としよう。なにしろ、まったく同じ画像はきっとネット上にない。それでも同じ髪型で同じ髪の色で同じ服の色のキャラクターはヒットしてほしかったが、それは無理だった。

では逆に「いちばん見つけやすい」段階ならどうだ。以前にUPしたモザイク付きコンニャク商品の画像で検索してみた。私自身が過去にUPした画像だからネット上に絶対に存在するぞ。

ヒットしたWebページは全部私のブログのページだ。つまりWebページとして表示されているのは完全一致の画像を含むページだな。
googleimage03.jpg

いちばん下までスクロールしたら、4件のWebページ(全部私のブログ)の他に「類似の画像」というのがあった。これが全然類似してねえ!
googleimage04.jpg

それでは、前2つのテストの中間くらいの見つけやすさの画像を試そう。それって、どんなのだろう?「ネット上のどこにもないかも」と「私自身がUPしたから絶対に完全一致がある」の中間。ネット上のどこかに似た画像はあるに違いないが私はUPしてないから完全一致の画像は存在しない、という物でどうだろう。先日亡くなった水木しげる氏の代表作のアニメ化から、タイトルが表示された瞬間の絵。これならネット上のどこかにあるに違いない。

その結果がこれだ。なんと、私が「いちばん見つけやすい」段階と決めた画像よりもまともな検索結果になった。正確にゲゲゲの鬼太郎、それも70年代と推測されている。うーん、そういうことか、ネット上にサンプルが多ければ多いほど、つまり巷で有名なものほど正確な検索結果が出るのか。
googleimage05.jpg

ちょっと待った!「類似の画像」が、ひとつを除いて全然類似してねえんですけど、これは一体どうなってるの?これはひょっとして、ゲゲゲの鬼太郎'70という推測結果が出た時点で画像の類似性とは関係なく鬼太郎の画像を集めたのでは?(それとも検索エンジンの判断ではこれらの絵は類似しているのか??)

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