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ぜんまい星人の思い出。そしてもっとありえない宇宙人 [  その他(補完計画)]

はるか昔、私が小さかった頃。その頃我が家には小さな白黒テレビしかなく、私自身が小さかったので記憶は断片的にしか残っていません。そんな時代に私はひとつのSFドラマを見た気がしていました。そのドラマには、普通ありえないような変な宇宙人が出てきました。

SF映画に出てくる宇宙人というと、タコみたいな火星人。そして人間型。他にも色々あるでしようが、わざわざ好き好んでぜんまい蕨みたいな形の宇宙人を創造する脚本家はいないと私は思うのです。山菜のぜんまいとか蕨、ご存じですよね。あのぜんまい。漢字で書くと草冠に、微生物の「微」に似た字を書くらしいです。

あんなのを宇宙人にする人がいるとは思えないから、ぜんまい星人は私の記憶違いかと、ずっと半信半疑でいました。それが先日、四時の悪魔という全然別の映画をネット検索している最中に、ぜんまい星人らしき画像が出てきたんです。飛びついて情報収集しましたよ。これが、私が小さい頃に見たSFドラマそのものでした。私の断片的な記憶では、ぜんまい星人が地球人に向かって喋るだけでなく、そのドラマのエンディングでは星雲が出てきました。このエンディングの星雲も今回見つけたドラマにありました。

人間、生きていると辛いことは確かに沢山ありまして、苦しみながら生きる時もありますが、それでも生きていると、こうやって何十年越しに昔の懐かしい記憶のシーンに出会えることもあります。それが理由で私は他人が自殺をしたいという話を聞くと反対します。人生は辛いことが多すぎるという意見を全部認めた上で、それは私も認めるが、それでも苦しみながら生きてゆこう。この先いつか懐かしい昔の思い出や、未来の良いことに出会えると信じて。ということです。

ところで、ありえない宇宙人という意味では、私はもっとありえない宇宙人を見た記憶があります。そっちも大昔のSFで、いかにもB級映画という感じで番組のラスト近くまで宇宙人の姿が現れず、やっとラストで現れたその宇宙人というかエイリアンは、なんと目玉焼きの姿をしていました。ぜんまい宇宙人もびっくりですが、目玉焼きエイリアンもびっくりです。主人公は崖っぷちかどこかに追い詰められ目玉焼きが迫ってきて絶体絶命(笑)なのですが、雨が降ってきたら目玉焼きの黄身がしぼんで、エイリアンは死んでしまいました。

どなたか、このB級映画(またはテレビドラマ)の目玉焼きエイリアンをご存じありませんか。人に勧められないようなB級作品ですが思い出となると話は別でして、おぼろげな記憶が実際にはどんな映画(ドラマ)だったのか見てみたいのです。

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blueclouds

先日たくさん検索した時には駄目だった目玉焼きエイリアンが、なんと見つかりました。先日の検索との違いは、"fried egg alien"だけでなく"sf"も加えたことと、画像を検索せずにウェブを検索したことです。ちょっとした違いでヒットしたりしなかったりするので、ネット検索は何度もトライすべきですね。
by blueclouds (2015-04-14 23:16)