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歯根治療(11) [歯茎におでき]

今日は金属の補強を取って仮歯を作った。

まず感覚的に、どうやら金属の補強は付けたまま歯の頭部分を削っているようだった。その後で歯科衛生士さんに交代してセメントを詰めているらしかった。それが終わったら歯科衛生士さんが、「歯の欠損が大きかったので補充しました」と言った。たぶん、以前の虫歯治療で削った部分のことだろう。ほら、私自身も以前の記事で、ちくわ状に削られた歯の縁に一部平らな部分がないと書いた記憶がある。それだろう。先生がまたいらっしゃって「土台の補強をしました」と。次に「仮歯を作る治療をします」と。今度は金属の補強を削っているのが感覚的にわかる。外側からと、内側からと。外れるように金属の一部を削っているらしい。それから歯科衛生士さんに交代して金属の補強を外した。そしてまた先生。今度は歯そのものの側面をけずっているようだ。歯の頭も削ったようだ。なぜわかるかというと、噛み合わせてくださいと作業の途中で何回か言われたが、噛むたびに上の歯との噛み合わせの違和感が減っていったから。そしてまた歯科衛生士さんに交代。歯の高さを見ますと言われて、歯に何か付けてからしばらく噛んだままでいた。すると歯に付けたものが「噛んだ後のチューインガム」みたいな感じに固まった。それから今度は下の歯だけの型をとった。この時点でひとまず休憩。仮歯が出来るまで約2時間待つ。私はその間に買い物に行って一度帰宅した。

私はふたたび歯医者に行った。歯科衛生士さんは仮歯の高さを合わせるために、仮歯を入れてから赤くて薄い板みたいのを私に噛ませた。そう、この時は目にタオルをかけなかった。この歯医者では今までずっと目隠しをしたから、ここでの記録は眼で見えず感覚的にどうこうと書くしかなかったが。私が思うに、今回の歯科衛生士さんがこの歯科医院の流儀に従っていなかったのだろう。とにかくそれでやっとわかった。今まで噛んでガチガチやっていたのは、噛み合わせがある部分に赤い色が付く仕組みだったのか。目隠しなしの歯科医院なら最初の処置でわかることも、目隠しされるとこれだけ長い間わからない。で、仮歯を外しては削り、それからまた試した。今日は仮歯を入れる所まで。

1回目に歯根治療をした時の仮歯はお団子みたいな形をしていたと記憶しているが、今回のはそれよりも歯に近い形をしている。歯科衛生士さんが、仮歯はプラスチックと言ったのでちょっと驚きながらも、だから小さな歯科医院で成型できるのかと納得。固いものやガムは噛めない。この仮歯と本来の歯の隙間を埋めているものは、付けた時にはきっと流動物だったんだろうが、今では頼りない固形物だ。仮歯からはみ出た部分を指でつまみ取ると、ボロボロと崩れた。仮歯も接着剤も頼りない。

会計で、「次回は型を取るので」と言われた。型なら今日仮歯を作る時に取ったが、また取るのだろう。私は歯根治療が今回で2回目だから、こういう時は1回目の記録を参照して確認するのが常だったが、なんかもう、何ヶ月もかけて治療しているので気力が失せた。

治療中によくあるピッ・・・(しばらくして)ピッ・・・(その後でまた音が出る)という音の出る機械。あれの正体がずっとわからなかった。セメントみたいなものを詰めた後に使うので、まさか固める機械ということもあるまいがと思っていた。今日は先生が歯科衛生士さんに交代する時に「光」と言ったので、ひかりぃー?と思いながら帰宅して調べてみた。そうしたらホントに固める機械だった。

今日は待合室にいる間に地震があった。揺れが始まると歯科衛生士さんが待合室と治療室の間のドアを開けた。こういう時のマニュアルがあるんだな。

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