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自室最後の秘境、天袋の右半分 [  その他(補完計画)]

私のブログにはたまに、天袋がどうのという記述がある。まるでドラえもんのポケットみたいに何やら色々(昔の物が)出てくる場所だったが、ついにその秘境も今回の整理整頓で全部明らかになりつつある。

この右半分から出てきたものはいずれブログ記事にするつもりだが、まずは残念ながら「出てこなかった」物のほうから書き始める事をお許し願いたい。書かないでいられないほど、私にとっては残念だったという事だ。

まずはこのブログで何度も書いた「時空の龍騎兵リバーサー」。私はあれを捨てるはずがないと思って最後の最後まで望みを捨てなかったが、とうとう出てこなかった。天袋の左半分に続いて右半分にもないとなると、もうどこにもないと認めるしかない。

PC-9801ソフトのフロッピーのエンベロープ。私の性格からして、あれを捨てるはずがない。FD複数枚のソフトでエンベロープを全部取っておく事はないが、普通と違うデザインのエンベロープは各ソフト1枚ずつ必ず保存してある。と、今でも思っている。でももう探す場所がない。信じられないが、あれもないと認めるしかない。

以前に記事にした捜索願の映画。それのテレビ放送時の新聞テレビ欄の解説を私は切り抜いて保存していた。それさえあれば当時の邦題がわかる。そうすればネットで探せる。今回私は小さい頃の思い出の品が入っている箱を隅から隅まで探したが、見つからなかった。

さて、それでは「出てきたもの」のほうを列挙しよう。個人的な思い出の品はもちろん省略する。ブログ記事を読む人がひょっとすると(世代や趣味が合えば)懐かしく思うかもしれない品に限ろう。

大阪万博のパンフレットと当時の雑誌。私にとってもっとも古い記憶の部類だ。もうちょい昔にも私はすでに生まれていたが、記憶の断片があるのはこの時代からだ。

国立科学博物館のアロザウルスの写真とパンフレット。今どきアロザウルス程度が出て来たって子供たちはつまらない顔をするに決まっているが、当時は事情が違った。そういう時代のもの。

国立科学博物館の月の石特別展。私はこれの記憶がないに等しいのだが、今回パンフレットを見たら、なんと大阪万博より1年前ではないか。

国立科学博物館で買ってきた冊子。ソビエトの恐竜展。タルボサウルスがこの時に来たようだ。化石と進化。博物館の売店で売っていたのだろうか?日本人類史展。恥ずかしながらまったく記憶になく冊子だけが手元にある。中国の恐竜展。いま見つけた所(美術書の間に紛れていた!)なので、まだ中身確認せず。

学研の科学。これは人によって買った年が違い、年によって冊子も付録も違うから、うまく私と同じ年に買った人だけが懐かしいという事になる。いまネット検索したら、いくつものサイトで学研の科学の付録を紹介している。学研が保存版も出しているのでそれを買うという手もあるが、本全体の中で自分の持っていた付録を紹介するページがほんの少しというのが二の足を踏ませる。ここはやはり、昔の物を今も持っている人々が情報をネットに掲載して、どの年に買った人もどこかのサイトで付録を懐かしく見られると良いなあ。

その他、色々な本。いちばんいいかげんな、じゃなかった、いちばんくわしい日本妖怪図鑑とか。私は「びろーん」という妖怪が本当に伝承として存在すると、ずっと信じていたよ。最近ブログ記事にしているシンセサイザーの本も出てきた。みんなのうた楽譜。絶版になる前に書店で注文したのが4冊。小学館や保育社の図鑑も結構たくさんある。

美術書もたくさん出てきたが、ファン・アイクやルノワールの絵をいちいちブログ記事にする必要はないからこれは出さない。いくぶんマイナーなヴァザルリやヴンダーリッヒだってインターネットで絵画が見られるからこれも出さない。

現在、これらの品物をデジカメで撮りつつ天袋に戻している。なんで写真なんか撮るのかって?今まで天袋の整理とか本の虫干しとかした時は、不要になった品を処分して残りを天袋に戻すだけだった。その結果、数年も経つと天袋に何が入っているか忘れて天袋は「秘境」と化し、「時空の龍騎兵リバーサー」は必ずあると信じ込む始末。天袋に何が入っているかは把握したほうがいい。昔ならば紙に品物リストを書くところだが、デジタル写真をいくらでも撮ったり消したりできる現代は、やはり写真のほうが視覚的にわかりやすい。

ただし、ちょっと欲を出してしまった。本ならば表紙の写真だけでなく中身の思い出深い部分も撮っておこうなんて考えたものだから、時間がかかっている。週末など自由時間を使って全部の書籍を撮影するには10月半ばまでかかりそうだ。写真を撮って整理が終わった書籍から順にブログ記事にしてゆこうと思っている。

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