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東芝換気扇 VFH-??について [手記さまざま]

(タイトル VFH- は型番で、その後の ?? には実際には羽根の大きさが数字で入る。さらにその後に英字が続く。)

我が家の換気扇が古くなって、引き紐を引いても止まらなくなった。油汚れで駆動部の滑りが悪くなったせいだというのはわかるので掃除をした。前回はこの掃除で復活したのだが、今回はもう無理だった。それで諦めて新しいのを買うことにした。

無名のメーカーの安い品もあったが、長年使うのだから有名メーカーのものを選んだ。東芝なら絶対大丈夫だろう。モノが換気扇だから実物を見て買わなくても、通販で大丈夫だろう。さてその結果がどうだったか。まず良かった点から書いておこう。

確かに有名メーカーの品だけあって長所がいくつもある。引き紐タイプにしたが、動作が軽い。そして音が静かだ。「羽根の取り付け取り外しが簡単」というのも試してみたが、どうやらその通りらしい。以上が、さすが有名メーカーという長所だった。

次に短所というか、個人的に困った点だ。

探せばネット上で仕様が見られる。それを見ると、電源コードが妙に短いことに気づいた。そこで古い換気扇からコンセントまでの距離を測ったら、ぎりぎり行けそうだった。それで購入を決めた。ところが、商品が届いてから見て、とんでもない思い違いに気づいた。

うちの古い換気扇は電源コードが右下から出ている。それが少し離れた所にあるコンセントに接続する。いっぽう東芝のは電源コードが左下から出ている。使用説明書を読むと、コードを右側へ出すには換気扇下辺の内側にコードを這わせて右から出すことになっている。なるほどそれはそうだろうが、説明書どおりに這わせると電源コードの長さは限りなくゼロに近くなる。つまり換気扇のすぐ右横にコンセントがなければ接続できない。

残念なことに、ネット上で見られた仕様は電源コードの長さまでで、そのコードが換気扇のどこから出ているかは調べられなかったのだ。

うちの古い換気扇のコードが右下から出ていたために、私はてっきり普通コードはそこから出ているものだと思い込んでしまった。結局、新しい換気扇の電源コードはコンセントまで届かない。かといって開梱してしまったものを返品もできず、仕方なく私は電源コードを途中で切って、古い換気扇の電源コードをその間にくっつけることで長さを足した。

東芝の場合はそういう仕様の製品なのだから、これはけっして欠陥品ではない。でも、電源コードがまったく余裕のない短さだというのは、短所と書いてもいいだろう。

あと、引き紐も電源コードと同じ左下から出ている。これは電源コードと違って「換気扇下辺の内側に紐を這わせて右から出す」なんてことは出来ない。必ず換気扇の左側に下がる。うちの台所の個人的な事情で、換気扇の左端は台所の角にあたり、近くにあるガスレンジ等が邪魔して手をいっぱいに伸ばさないと届かない。私は良いが、手のリーチが短い母は苦労している。これも東芝に何の責任もないことだが、事前にそこまで仕様を調べられなかった私は自分の失態を悔やんでいる。

最後にもうひとつ。これは私でなく母が気にしていることだ。取り付けた後の換気扇を見上げたところ、その上辺奥からかなりの量の光が漏れている。つまり外の光が入ってくる。これを母は気にして、風の強い日はそこから風や砂埃が入るんじゃないかと言った。何か取り付け方が悪くて隙間が開いているんじゃないかと。そこでもう一度換気扇を取り外して観察したところ、背面から見ると隙間が空いているようには見えない。ところが明かりに向かって正面から見ると、上辺奥から光が漏れる。それで母は、そういう仕様の製品なのだと納得して諦めた。

この記事が、これから換気扇を買う方の参考になってくれればと思っている。
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