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第四の生き甲斐を探します259 逃げなきゃだめだ逃げなきゃだめた逃げなきゃだめだ [手記さまざま6]

あなたは体調の悪い時に仕事や学校へ行って、翌日寝込んだことがないだろうか。頑張るとか逃げないとかいう言葉は、一見立派なような、正しいような言葉だが、本当にそうだろうか。

私は以前、日本でサッカーワールドカップが開催された年に、外国にいるサッカー好きの友人のために東京までサッカーグッズを買いに行ったことがある。当時まだ私の仕事は多く、毎年ギリギリの健康状態でやっていた。でもその時を逃したらワールドカップグッズは手に入らない。私は頑張って東京へ行き、翌日から寝込んで仕事を休んだ。人々に迷惑をかけた。私は、今後外国の友人のために無理をするのを絶対にやめようと思った。

去年は転居で何もかも失った後遺症で、精神がガタガタだった。それでも頑張って教員の会合に出て傷つけられた。頑張って夜中に起きてテストのヒントを作って「なんでサボっている人を優遇するんですか」とひどいことを言われた。それで仕事を辞めねばならなくなった。

人は、頑張ってはいけない時がある。心や体が頑張りに耐えられないほど弱っている時がある。その時に頑張るのは間違いだ。逃げちゃだめだという言葉は碇シンジ君にとっては正しかったのだろうが、私は逆だ。私は今まで逃げなかった。逃げなかったから失敗して色々なものを失った。私は逃げなきゃだめだ。少なくとも3月末まで、逃げて逃げて逃げ切るのだ。競走馬のように。