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第四の生き甲斐を探します242 生き甲斐論(2) [手記さまざま6]



ふたつめの分類。インドアかアウトドアか。これは私にとって重要だ。私は完全なインドア派で、今までに関心をもって成功したものはプログラミング、関心をもったが失敗したものはシンセサイザー製作。インドアでないとやる気が出ない。ところが、私の慢性腰痛はまさにそのインドア趣味が祟った結果だ。この年ではもうあらゆる無理はできない。だから、今度の生き甲斐は可能な限りアウトドアから探さなければならない。今までインドアにしか興味をもたなかった私に、果たしてそれが可能か?

可能かどうかを考えるより前に、まずアウトドアの趣味には何があるかを認識するのが先だ。

スポーツ。それこそ私のトラウマだ。私がインドアにこもるようになった原因と言っていい。絶対無理。

山登り。若い頃は興味があったし、失敗はしたがチャレンジした。でも慢性腰痛になった今では、平地でも数区画歩くのが限度だ。健康面で無理。

散歩。一番無難だが、問題は家の近所が無機質な団地群でつまらないことだ。ただ、少しずつ歩く距離を伸ばして団地群を越え、その先を目指すというのは魅力的な考え方だ。実はその先にも何もない気がするが、それを言っちゃあおしまいだ。

コミュニティセンターのサークルまたは教室に参加する。退職すると他人との接触が極端に少なくなるから、私は意識して人と関わらねばならないから。でも、それは「しなければならない」であって「したい」ではない。だから生き甲斐にはならない。

旅行。無収入になって出費を恐れる私が何万円も出して旅行するだろうか。でも、たまの旅行は心のリフレッシュだ。候補には入れておこう。パッケージツアーは楽でいいが、慢性腰痛の私は土産物屋で一時間も立たされたり名所の解説で長く立たされたりすると歩けなくなる。個人で旅行するのがよかろう。

流星群が見える暗い場所を探し歩く。これは少し前に初めて見つけた第四の生き甲斐候補だ。一番無難な選択肢である散歩の同類だし、無機質な建物の間を歩いても星空のロマンを探し求めるという目的があるからつまらなくない。でも、家から歩いて行ける範囲の調査はすぐに完了してしまう。実際、この前少し無理して歩いたら、近場の調査は大体完了してしまった。そして、夜空に星がいっぱい見えるほど暗い場所はなかった。

2の結論。健康面の理由からできればアウトドアに生き甲斐を見出したい。散歩、旅行、流星群。

追記。アウトドアがどうしても無理ならば健康面での散歩を「しなければならない」こととし、インドアに生き甲斐を探す。