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第四の生き甲斐を探します71 [手記さまざま5]

ある夜、私は眠りにつくまでの短い時間を心安らかに過ごすために、スマホを見ていた。思い出のある映画のうち、手に入れられる吹替はすべて手配した。あとは、念のために吹替が出ていなかった作品に新たに吹替が出ていないかチェックするだけだ。

私は、あるB級ホラー映画をチェックした。この映画のDVDは日本で発売されていないはずだった。私は20年も前にわざわざ外国からVHSビデオテープを取り寄せた。映画配給元本国のビデオはアメリカ版よりも映像が格段に良かった。おそらくそれが、入手できる最高の画質だろうと私は思っていた。

ところが、ネット上に見つけた画像はどう見てもVHSビデオテープのものではなかった。あまりにも鮮やかだった。私はそのサイトの記事を読んでみた。英語を読むのに苦労する私がスラスラ読んだその文は、そう、日本語だったのだ!

つづく