SSブログ

オーバーヘッドスキャナでのアルバム保存 [手記さまざま4]

アルバムのオーバーヘッドスキャンがこんなに大変だとは思わなかった。専用黒マットの上にアルバムを置いて上下がギリギリというのは予想通り。アルバムの台紙は厚紙なので湾曲せず(実際には多少たわむ)、「領域をスキャンする」モードにする。予想通りなのは、ここまでだった。

「領域をスキャンする」モードでは位置合わせに時間を取るので、奇数ページを先にスキャンし偶数ページを後からスキャンすることで、アルバムを動かさずにページだけめくってスキャンした。後から奇数ページは奇数、偶数ページは偶数の連番を付けた。ところが最初のページだと思い込んでいた奇数ページが2ページ目だったので、偶数ページから始まることになり、偶数ページの連番がずれていて付け直した。途中に撮り直しによるダブりがあり、そこでまた連番がずれた。結局、アルバムと見比べながら連番を付け直すという手間を取った。

明るさがどうにもまちまちになった。アルバムの表紙・裏表紙に至っては、何をしても暗いという結果となった。他のページも、写真が歪まないように水平に持ち上げたら暗くなり、ページ端を落として斜めにしたら明るくなったページがあった。そもそもどういう角度や置き方をしても暗めの画像になるページもあった。だから苦労して何枚も再スキャンしたけれども、ページ端が落ちて写真が歪んだり、少し斜めになったり、どうしても暗くなった画像があったりする。
画像上部にサイドライトのテカりが出るのはどうしようもない。

アルバム2冊目。ひとつ気づいたのは、どうしても暗くなるページを下へずらしたら明るくなる場合がある。しかしスキャン領域一杯の大きさのアルバムだから、余白とはいえ、ずらした分だけ下部が切れた。

感想としては、このオーバーヘッドスキャナでアルバムをスキャン保存して元アルバムを処分するには、あまりに保存状態に難がある。