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オブシディアン023 [手記さまざま4]

この空間には、壁に沿って左右それぞれ5つのブースが並んでいる。各ブースにはビデボットという機械人間がいる。

右手前のブースから見て行こう。右手前のブースは助けが必要な時のヒントの部屋と言われるが、実際には役立つことは何も教えてくれない。

ゲートを通ってひとつ奥のブースでは、ひたすら青のページを持ってこいと言われるが、ゲームの進行には関係ない。これは、オブシディアンなどのビデオゲームの火付け役となったゲームMystへのオマージュだ。その奥、右3番目のブースでは、意外にもゲームのヒントが伝えられる。エレベーターは横向きに乗れるとか、他の3つの面に行く道があるとか、荒唐無稽とも思える発言が実は真実だ。

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右4番目のブースは「ひとりピンポン」ゲームだ。私はこのシンプルなゲームが好きだ。そして右5番目のブースは短時間変な顔が出てくるが、実はこの顔がゲームのラスボスだ。この最大の秘密を何度も見せるつもりはないらしく、画面を再びクリックしても何も起こらない。

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空間のいちばん奥まで行ってアトラス像を見上げると、左右の壁がよく見える。アトラス像の背後の壁も見える。これらは、これから行くべき場所だ。

左のいちばん奥、左5番目のブースは、仲裁係が喧嘩して撃ち合うというジョークだ。再度クリックしても現れないのは、互いに撃ち合って死んだということか。左4番目のブースは当たりで、ここで書類をもらえる。実はこの部分で、英語版と日本語版に違いがある。日本語版は少し省略されている。画面をよく見るとわかるが、ブースのビデボットから受け取った紙は青い字で、STANDARD DAMAGEというドキュメントを取得してDEPARTMENT OF PRE-APPROVALSへ持って行けと書いてある。
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ところがその紙をクリックして取ると、画面右下にアイコンのように小さく表示された紙は黒い絵が描かれた別の紙だ。
010 書類受取2.jpg
本当は、ここにもう1イベント存在する。プレイヤーはこれから行く閉架式図書館のカード目録が並ぶ場所でSTANDARD DAMAGEの紙を見つけ出さなければいけないというのが、本来の形である英語版のイベントだ。

左3番目のブースは、動画の音声が日本語吹き替えになっていない。忘れたのだろうか。左2番目のブースは、衛生局が汚いというジョークだ。

左1番目のブースは3つの質問にそれぞれYESかNOで答え、分岐先がすべて異なる。しかし全部がどうでもいいセリフだ。

これでアトラスとビデボットのブースがある平面はひととおり回ったが、文字の変形のルールを知るまでもないので赤い扉の部屋へは行っていない。最後にそこを訪れよう。
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