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飲酒時記事 one of シオンs [我はアル中。断酒は敵だ。]

今日は、結局飲酒日にした。今まで3週間飲まずにいて、3週間後には痛風治療関係の採血がある。アルコールは痛風を悪化させる。採血の結果が悪ければ、「尿酸値が常に低ければ、3年間のフェブリク(痛風治療薬)の後に治療から逃げる」という私の計画が水泡に帰す。だから採血が近づくほど飲みたくない。合計6週間飲まずにいられるのか、という理性的判断から今日飲むことにした。実は今朝電話がかかってきて、私の周囲に不穏な動きがある。不安要素は飲酒を悪酔いにする。だが不安要素は人生の常だ。生き続けるということは、不安要素を乗り越え続けることでもある。だから敢行した。ロボットのように、心を引きずらずに、飲酒中は飲酒に専念、問題が発生したら問題に専念できれば、無駄な心配や不安を抱かずに済むのだが。それを目指そう。

すでに金麦を2本飲んでいる。3週間の禁酒後に飲むと、たった2本でも結構「できあがる」。できるだけ理性を保って文章を推敲しつつ書いてきたが、この先いつまで文章を書けるかはわからない。まだこの記事は前置きが終わった所だが、ひょっとして、このあと数行だけでプッツリと記事が終わっても、『ああ、これって結局酔っ払いが何か書こうとして途中で電池切れで終わった記事だったんだね』と思ってほしい。飲酒時記事はいつものように、書いたらそのまま「えいやっ」とUPする。シラフになったら恥ずかしくてUPできないかもしれないので、酔っていてもすぐUPだ。だから後日多少の修正はするかもしれない。

では本題に入ろう。沢田聖子の「シオン」。若い頃の私の神曲(ダンテじゃないぞ。「かみ・きょく」ね。)だったが、ジジイを自覚するこの歳になると背中がむずがゆい。若い頃は、世の中のことを何も知らないくせに自分の目の前にあるもの、いや心の中に映るものが全てだと思い込んで現実に向かって馬鹿な突進をしていった。「シオン」は私にとってそういう頃の歌だ。

いっぽう今の私は、世の中のことを何も知らないのは昔と同じくせに自分の前にあるもの、いや心の中に映るもの全てに諦念し、現実にたいして諦めと停滞をもつばかり。たまにほんの少しアクティブになったと思えば「安倍首相よ、あなたはたしかに立派だ。だが私を苦しめ続ける!」と叫ぶジジイだ。

以前の記事に書いたが私は若い頃に(も)変な奴で、歌謡曲を「作品内在的に」鑑賞しようとしたので、「シオン」や沢田聖子もFM番組で聞いただけだった。今回「カセットテープ補完計画」を行って、歌以外の沢田聖子の声(トーク)を聞いて一人で勝手に感動している。その変なジジイが「シオン」に複数バージョンあるのを知って困っている。

YouTubeは有難い。私に複数バージョンに気づかせてくれたのがYouTubeだった。ある音は、私のちょっと聞こえにくい右耳でもはっきり聞こえるほど高音の打楽器が鳴っている。でも私のカセットは、そんな音が聞こえない。高音が録音されていないからなのか、いや、そんな感じではないのだが。YouTubeには、私のカセットと同じように聞こえる音もあった。つまり、複数バージョンあるということだ。

それから私はネット検索しはじめた。まずウィキペディアの記述:


1997年12月17日にリリースした22枚目のオリジナルアルバム『Acoustic Love Ballads』、2004年5月21日リリースの34枚目のシングル「雨ノチ晴レ。」のC/Wの2度にわたって新バージョンを収録している。沢田のデビュー前に、イルカが練習用としてデモテープに吹き込んでいる「シオン」は、サビの部分にボーカリーズ(スキャット)が入る。また、オリジナルでもシングル盤とアルバム盤では、リミックスによりサビのリバーブにわずかな違いがある。


ということは、イルカのデモテープは別として、オリジナルのシングル、オリジナルのアルバム、1997バージョン、2004バージョンの4つが確認されるということか。その後のネット検索で、2004バージョンはピアノ弾き語りだということはわかった。おそらく、私が耳にした2つのバージョンは、そのわずかな違いから(勝手に)推測して、オリジナルのシングルとアルバムなのだろう。本当は1997バージョンについても調べてはっきりさせなければいけないが、残念ながら私は今キーボードを打つのにも手間取る酔っ払いおじさんなのだ。無理無理。

酔いが執筆可能の限界になったかな。最後に個人的なことを書こう。シオンってどういう花だと思う? もちろん私は若い頃に調べた。私の記憶では、シオンというのは茎が伸びて背の高い、こう言うと反感を買うだろうがその背の高さから「かわいい」という表現とは少し違う群生植物だったと思う。数十年前、うちの近くで家屋が取り壊された時、その敷地に紫色の花が群生したことがある。かわいかったから、私はそれがシオン(紫苑)だと思った。でも保育社の原色図鑑で調べたら、それは野紺菊だった。その後、私は紫苑も見たと思う。当時の自作の詩に書いているし。個人的には他にも感じたことはある。違和感。鬼の醜草。「えっ、鬼って何だよ。このかわいい歌の記事で突然鬼って何なんだよ。」という読者の声が聞こえる。安心してくれ、私もすごく違和感をもっている、昔から。ウィキペディアを見てもわかるが、なぜか紫苑の別名が「オニノシコグサ(鬼の醜草)」だ。私がそれを知ったのはウィキペディアができるよりも前、学生時代のことだ。数十年前の記憶だから文句は多少違っているだろう:

頃しも秋の七草 桔梗 かるかや 吾亦紅 紫苑というは何やらん 鬼の醜草とは 誰が付けし名なるや
げーにーまーこーとー

何がげにまことじゃい! 全然わからぬではないか! 丹後丹波の境なる鬼ヶ城? 知ったことか!







数時間後の追記

今回の飲酒で悪かったこと
結局金麦を8本も飲んだ。次回は本数を減らすべきか、どうしようか。
8本も飲んだから飲酒後に寝てしまった。

今回の飲酒で良かったこと
8本も飲んだが、無理な飲酒ではなかった。沢田聖子の「シオン」をオカズに楽しく飲めた。
飲酒後に寝てしまったが、その前に自分で布団を敷き、記憶では歯も磨いた。目覚めた時に気持ち悪くもなかった。

さあ、3週間後は採血だ。それからまた飲酒だ。



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