他の趣味をやめてカセットテープを作業する

カセットテープ補完計画を最優先にし、他の趣味をやめることにした。スカパー無料デーは長らく歌番組だけ録画して見ていたが、それもやめる。何でこんなことになったのかというと、カセットテープ補完計画があまりにも進まないから。榊原郁恵をやるとブログ記事に書いたのは、いつのことだったか。まだそれが終わっていない。他のやり残したことを済ませてからと考えると、それで１週間が瞬く間に過ぎる。それに加えて、この歳になって自分の行為に疑問をもち始めた。思えば昔のアイドル曲の中には変な歌詞の恋の歌が多い。老齢の私がそれを聞いてルンルンしていられるか。若い頃とは事情が変わった。カセットテープ補完計画は、実は危機的状況だ。ただ懐かしさが、かろうじて私を引き留める。

今朝テレビ番組表をチェックしていたら今井なにがしという人が出ると書いてあった。その名前は私が歌謡曲を聴かなくなるギリギリの歳に先輩からもらった歌の人ではないか。こういう思い出は強い。恋に興味がなくなった私でも歌を聴きたくなる。恋の歌としてでなく、思い出の歌として。先ほどの今井なにがしは、調べてみたら結局今井違いで別人だった。でも私は歌のほうの今井を飛び入りで補完計画することにした。アルバム２枚出して消えた人だそうだ。それでいい。オバサンになってから歌っても良いけれども、それは若い頃とは別の何かだ。歌ってる人も、聞く私も、若い頃とは違う。思い出は常に心の中だけにある。