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痛風発作のきっかけ調査(5) [痛風日記]

5回目の痛風発作は、今回の発作だ。2017年6月。4回目から6ヶ月あまり。発作から次の発作までの期間は、毎回少しずつ短くなってゆく。4回目までは足の親指の付け根を中心に足首から先が腫れたが、5回目に痛くなったのは膝だった。一言で言えば、少しずつ悪化している。
http://blueclouds.blog.so-net.ne.jp/2017-06-19-1
「急に右足の膝が痛くて歩けなくなった。歩けないので自力で病院へ行けない。これから救急車で病院へ行く。不安だ。」
私の記憶では、発作の前日に私は外出した。丸一日外出先にいて、夕方に電車で帰宅しようとした。ところが駅の改札を通ってホームで待っている時に、外出先の鍵をうっかり返却せずに持ってきてしまったことに気づいた。私は改札まで戻り、駅員さんに事情を話して改札を出してもらった。私の性格が災いして、早く戻って駅員さんに誠意を見せようなどと要らぬことを考え、走って鍵を返しに行き、走って駅へ戻った。「ここ数年足腰が弱って、走るなんてことは出来ないと思っていたが、走ろうと思えば走れるじゃないか」と私は思った。確かに走れたが、翌日体が音を上げた(痛風発作が起きた)。だから5回目の発作のきっかけは、(C)激しい無酸素運動だ。

2つのことを確認したい。

1.痛風発作のきっかけは、一般論としては少なくとも(A)(B)(C)(D)(E)(f)(g)の7つがあるが、人によって事情が異なるので、注意すべき点が異なる。私の場合は、まず何よりも(C)激しい無酸素運動をしないこと。走ったり踏み台昇降運動をした翌日には必ず痛風発作が起きている。次に、PCの前に長く座って(g)足を血行不良にしないこと。(C)と違って翌日にすぐ発作は起きないが、足の血行不良が痛風以外にも私の健康を損なっていることは、私自身が感じている。以上の2つが、私が痛風発作を起こさないために気をつけることだ。なぜ他の項目は除外したのか。(D)ストレスは、私の場合性格的にも要注意事項だが、生きていればまたいつか大変なことが起きるかもしれない。その時どうやって気をつけろというのか。どうしようもないではないか。同様に(E)遺伝的要因も、どうしようもない。(A)プリン体の多いものを食べない飲まないというのは痛風治療の基本だが、私は性格的に、とりわけ注意しなくても不安にかられて口にしなくなる。一度酒を飲んでしまったという記事を書いたが、その後は先日の通院まで飲まなかった。(B)過食と運動不足はどうか。私はもう歳で、若い頃ほど食べようとしない。運動については、子供の頃肥満で「運動」という言葉に辛い思い出がある私に運動をさせようと言うのが無茶だ。(f)水分を多く摂取するのは、私はいつも当たり前にやっている。今も薄いコーヒーをマグカップ一杯ガブガブ飲みながらこの記事を書いている。

念のために書くが、上の結果は私個人の結果で、これを読んでくださるあなたにそのまま当てはまるわけではない。それでも、こうやって今までの病気の経過を振り返ると改めて見えてくるものがあり有意義だということは、あなたにお伝えできたと思う。

2.ひとつ、この連載記事を書きながらようやく気づいたことがある。痛風治療を始めてからずっと、私は次の発作が起きないようにと頑張ってきた。それ自体は正しいことだろうが、でも次の発作が起きるわけがなかった。発作から次の発作までに数ヶ月の期間があるというのが、痛風発作の特徴だ。それはこの連載記事を読んでもわかるだろう。私の場合、4回目と5回目の間が6ヶ月あまり。治療を始めなかったら、次回はおよそ6ヶ月後。でも治療を始めたから期間は少し伸びるかもしれない。いずれにせよ、次の発作は今年の暮れから来年始めあたり。それまでは発作はない。