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痛風発作のきっかけ調査(2) [痛風日記]

今日は、調査の前半。痛風発作を起こす原因の列挙をする。(A)(B)(C)(D)(E)(f)(g)の7つがある。

体内の高尿酸濃度が原因で、関節に尿酸の結晶ができる。この段階ではまだ痛みはない。何らかの刺激(運動、ストレス、薬による尿酸値の急激な低下など)によって尿酸の結晶が剥がれ落ちる。それを白血球が攻撃し、炎症を起こす。激しい痛みがある。これが痛風発作である。だから痛風発作の原因を知るには、高尿酸血症の原因を知ればよい。

高尿酸血症の原因は複数ある。

(A)プリン体の経口摂取。プリン体を多く含む食品や飲料を摂取し、そのプリン体から尿酸が生成される。

(B)過食と運動不足。肥満は尿酸の排泄を低下させる。過食や運動不足がプリン体を増やし、そのプリン体から尿酸が生成される。

(C)激しい無酸素運動
激しい無酸素運動によってATPが急激に分解され尿酸値が上昇する。

(D)ストレスが原因で血中尿酸濃度が上がると言われている。

(E)遺伝の影響。

 (f)(g)季節ごとの要因。季節により痛風の要因が異なる。
(f)夏は暑さで発汗が激しくなり、体内の水分が失われ、尿の量が少なくなり、尿と共に排出される尿酸も少なくなる。
(g)冬は寒さで血行不良となり、温度の低下で尿酸が結晶を作りやすい。

追記1
痛風患者がプリン体の経口摂取を制限しなければならないのは事実だが、ここに残念な情報がある。飲食物に含まれるプリン体から生成される尿酸は全体のおよそ20パーセント。残りの80パーセントは新陳代謝と運動により生成される。ということは、どんなに食事に気をつけても、体内の尿酸のせいぜい20パーセントにしか影響しないということなのか?

追記2
運動については、有酸素運動はしろ、無酸素運動はするなと言われている。面倒なことだ。

明日は病院で採血する日なので、この連載記事は1日お休みして通院報告をする予定。