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AviUtlは私の脳トレか [手記さまざま2]

今回はl-smashの話ではない。私はひとつの事をやっている最中に別の事をやらねばならなくなると、優先順位を付けた結果別の事を優先し、それに時間がかかりすぎて元の作業になかなか戻ってこられない場合がある。




世の中には頭の回る人がいる。というか、私の頭が回らないというべきだ。私はAviUtlを使っている。でも本当はAviUtlの作業は私の頭の回り方では難しい。

私にとってAviUtlの何が難しいかというと、技術的な理解もさることながら、実際に作業する時の煩雑さゆえにミスを犯しやすい。それが私にとってとても難しい。

ちなみに私は拡張編集プラグインは使っていない。拡張編集プラグインを使ってやりそうな事は、Sony Vegas Movie Studioを使っている。このVegasうんぬんは操作が視覚的感覚的だから、拡張編集プラグインを使うよりも楽しんで作業ができる。でも私の所持するVegasのバージョンが大昔のだからか、インターレース解除は月並みのものしか付いておらず、出力に使えるコーデックもたいしたものがない。それで画質は落ちる。だから画質優先の時はAviUtlを使う。

今日もまた、AviUtlが難しいと感じる作業をした。

ひとつの元動画をAviUtlに読み込んでからその末尾に別の元動画を連結するには[追加読み込み]をする。入力用プラグインが元動画の映像しか扱ってくれない場合は引き続き音声も読み込むが、そのさいはファイル選択ウィンドウで[選択範囲に読み込む]にチェックを付ける。これだけを見れば単純な作業だ。しかし実際にはこれが複雑になる。たとえばこうだ。

ここに元動画Aから元動画Fまでの6つの元動画がある。これらを一部カットしつつ連結してひとつのmp4としておきたい。それぞれの動画のファイルは別フォルダに入れておく。入力用プラグインの都合でそれぞれの動画から音声をwavとして別保存する。それぞれの元動画の何分何秒から何分何秒までを保存するかは、あらかじめ視聴してメモしておく。さて作業開始だ。

元動画Aとそのwavを普通にAviUtlに読み込む。末尾の不要部分をカットの後、Bを追加読み込みする。BのファイルはAとは場所が違うので間違えずにBのフォルダへ行く。(ちなみに、次にファイルを読み込む時は最後に開いたBのフォルダが表示されると思うだろう。ところがAのフォルダだ。元動画のファイル名が同じで私がボーッとしていると、Bの音声を読もうとして間違えてAの音声を読み込んでしまう。)追加読み込み後に、編集ポイントがBの冒頭に移動するので忘れずにそこを選択開始ポイントにする。次に音声読み込み。ここで忘れずに[選択範囲に読み込む]にチェックをつける。うっかり忘れると、今まで読み込んでいた音声が全部消えてしまう。

これでやっとBまでの作業が終わった。これをFまで繰り返す。上の文章を読むだけなら簡単に思えるだろう。でもそれは、私があなたに気を遣って、Fまでの全行程を書かなかったからだ。もしも上の文章に続けてCDEFの作業も書いたら、行数は5倍くらいになり、しかも書かれている事は似通った事ばかり。読んでいるうちにだんだん飽きてきて、どうでもよくなってくるはず。それが曲者だ。実際に作業してもそうなってしまう。単調な作業を延々と続けるうちに人の脳は疲れて、何だかわからなくなり、どこかでミスをする。一度ミスをすると後悔して今度は緊張しまくって作業を続けるので、精神的に疲労が激しい。

ちょっと締めくくりの感じがない文章になったが、今日はここまで。私は明日も明後日も上記のABCDEFをやる予定だ。