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飲酒の功罪 [痛風日記]

酒を飲んでしまった日の、まだ酔いが醒めないうちに、腰痛の私がなんだか歩けるような気がした。普段の無駄な力が抜けて、腰に力を入れずに歩ける気がした。そして歩いてきた。翌朝も目が覚めたら歩いて来たいと感じた。確かにストレスが取れ、気持ちも体も軽くなった。

酒を飲んでしまった翌日、朝のトイレで便が出にくかった。それくらいの事は若い時からたまにあった。その時だけ苦労して出せば翌日からはまた何でもなかった。ところが今回は、次の日も問題があった。それどころか、出にくいのではなく出ない。腸は、異物を排除しようと何時間も動いている。ところが出口に蓋が閉まっているかのように出ない。私は便通がとても良い人生を送ってきて、こんな不気味な事になったのは初めてだった。どうなってしまうのかと恐ろしかった。トイレで苦しんでいるうちに、ふと肛門科の先生の言葉が思い出された。「飲酒は、一晩で(痔が)出ます。」便が出にくくなったのは、飲酒の翌朝からだ。直腸に大きなイボが出来て便通を邪魔しているのか?でも今回は無茶な飲み方をしていない。あの程度の飲酒でも血栓性内痔核になってしまうのか?
結局浣腸で便を出したが、明日の朝も便が出なかったら医者に行く。私は明日の排便が恐い。