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金田一少年x明るさ補正、見えてきた [  VHSビデオ(補完計画)]

以前の記事に書いた、金田一少年の事件簿のvhs動画が白飛び気味で明るさ補正しなければならない件。今までは、印象が引きずられないように以前の結果を隠しながら動画チェックをしてきたが、今日はじめて全部の結果を一覧で見た。そうしたら、あまりにもわかりやすい結論が出ていた。

まず、私がどんな条件でテストしたかを書かねばならない。いくつかの動画を作った。
補正無し
輝度-13
輝度-23
輝度-33
輝度-43
輝度-53
これを、目や頭が疲れていない時、1日1回見て、見え方をメモした。日によって感じ方が違うと思われるので、何日も試した。
もうひとつ条件がある。PCのディスプレイの明るさ。うちのPCはNECで、ディスプレイの明るさを上げてゆくとeco mode 2、eco mode 1、eco mode offと表示が変わる。ディスプレイの明るさがどの状態でテストしたかも同時にメモした。

その結果がこれだ。エクセルの表をPrintScreenしたものだが、横に長いので途中で切って2つにしてある。一部の記述は表のセルに収まりきらず末尾が見えていない。
kin01.png
kin02.png

私が注目したのは、eco mode offの時とeco mode 1の時の違いだ。eco mode offでは、輝度-33から色が良い感じに濃くなった印象で、輝度-53では色は濃すぎる。いっぽうeco mode 1では輝度-33ではまだ色はそんなに濃くないと感じ、輝度-53では色はしっかり濃いが悪くないと感じた事が複数回ある。

もしも常にeco mode offでテストしたならば、輝度-33でも悪くないと感じてそれに決めたかもしれない。しかしその後でディスプレイをeco mode 1に調整したら、動画の見え方は不満の残るものだと知るだろう。

もしも常にeco mode 1でテストしたならば、しっかり色の濃い輝度-53にしたかもしれない。しかしその後でディスプレイをeco mode offに調整したら、個々の色が主張し合って鑑賞しにくいと知るだろう。

今回私が学んだのは、動画の色を補正する時は動画自体の色設定を様々に試すだけでなく、ディスプレイの明るさも変えて試さなければいけないという事だ。

今回の補正の正解は、ecom mode offでもeco mode 1でも許容できる輝度-43かもしれない。

本当は動画のスクリーンショットを出したほうがわかりやすいし、記事も映えるが、私はPCの前に座る時間を制限されている人間なので、もう椅子から立ち上がらねばならない。ご勘弁いただきたい。