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光の伝説x自動フィールドシフト やはりこのプラグインはすごい [  VHSビデオ(補完計画)]

三つ子の魂百までというが、私のアホはどこまでも続くらしい。せっかく自動フィールドシフトでさっさと終わらせるつもりだった「光の伝説」までも、私は結局自動24fpsと比べたり、果ては60fps読み込みと滑らかさを比べたりした。その結果、自動フィールドシフトの映画/アニメが適切だという結果になった。映画/アニメで横スクロールが滑らかでない所は、60fps読み込みでも滑らかでなかった。加えて映画/アニメだと残像最小化などと比べて線がギザギザにならず滑らかだ。こういう、試せば試すほど評価が上がるソフトやその設定というのは、作者が相当な手間暇をかけて作り上げ、自信をもって提供しているのだろう。その自信のほどが伝わってくる。

ウィキペディアによると、「光の伝説」は2013年に一度AT-Xで放送されたそうだ。そう言われれば私の脳裏にも、そんな情報が蘇ってくる。でもAT-Xは視聴料金が高いし、私は当時自分のVHSビデオテープにしか関心がなかったから、視聴しなかった。その代償として、今度いつどこで再放送されるか、永遠に再放送されないのか、まったくわからない。

私がこのアニメを録画したのが本放送時か再放送時かは、もうわからない。とにかく私は放送の後半になって初めてこの番組の存在を知り、その後とくに保存したい回だけを保存した。今になって、その他の回も見たり保存したりすれば良かったかなとちょっと思う。でも人生とはそんなものだ。
ある回の予告。このアニメの予告はピアノのBGMがとても良い。

私にとっていちばん思い出にあるシーンは、まだPC保存していない回だ。だからここに出す事ができない。相当長い間見ていないから間違っているかもしれないが、光に告白された大石が日の暮れた街を歩く。するとある店のショーウィンドウにオルゴール(時計だったかもしれない)が飾ってある。オルゴールには4つの人形が付いていて、軸を中心に回り、次々に別の人形が正面に来る。その人形が大石には、光、真生、葉月、自分に見える。悩む大石は店のドアを開ける。そこで店主にお茶に誘われる。紅茶を飲みながら大石は店主に訊く。「おじさんは恋をしたことがありますか。」店主は答える。「あるとも。」その時は「ずいぶん無茶なことをしたような気もするし、今では出来ない貴重な体験をしたような気もする。」おおよそ、そんな感じだった。さっき書いたが、かなり曖昧な記憶による記述だ。私の大学時代の片思いが、シチュエーションではなく映像的にこれと似ていて、私にとってはこのアニメで一番大事な場面になっている。