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個人的記録 [手記さまざま]

思考が鈍く、何を見ても興味が湧かず、どうしていいかわからず、不安ばかりが湧き上がるのをいつも抑えていて、ただやるべきことだけをかろうじてこなしている。そういう時、あなたはどう対処するのだろう。

私は「仕切り直し」と称して、ひとまずぐっすり眠ることにしてきた。ぐっすり寝て朝起きたら、やる気も起きるさ、頭の中もしっかりするさ、と。それで今まではうまく行っていたのだが、今回はどうも調子が出ない。朝起きたら、また思考が鈍く、何を見ても興味が湧かず。なぜ今回うまく行かないかと考えるに、そもそも熟睡できていない。変な夢ばかり見る。そして目が覚める。睡眠薬を飲んでもそれは「早く眠り込むことができる」というだけで、変な夢は相変わらず見る。

私は朝目が覚めたらすぐに布団から出て活動を開始する。もしも更に睡眠をとるべきだと思って布団の中に居続けると、嫌な事、恐ろしい事を考え始めてしまうから。そうなってからそれを考えないようにしても、もう手遅れだ。言いようのない不安が渦巻き、その日一日が台無しになる。

私は、自分の不安にははっきりした「種」があると考えている。今の不安のすべてをその「種」のせいだとは言わないが、始めにその「種」があり、ひどく傷つけられ、何年も苦しみ、そのうちに自分の思考の何かが狂ってしまった。

「種」はたしかに私に向かって猛毒の引き金を引いたが、そこから先それをどう受け止め、どう認識し、どう思考し、どう腐敗していったかは、すべて私自身の心が行なった事だ。最大の悪魔は自分の心の内にこそある。それは事実だ。しかしおおもとにある「種」が今でも毎日瘴気を放って、治ろうとする心をまた腐らせているのもまた事実だ。だから「種」を殺せば自分は治る。それもまた事実だ。

冒頭に書いた、思考が鈍いとか興味が湧かないとかいう症状は、「種」の猛毒を私の心が考えないようにし、心の中でブロックし、そこから漏れ出たかすかな瘴気がその正体だ。私はそう感じている。なぜなら2月に「種」が私たちに吐き捨てるように言ったまるで見当違いのさまざまな事に私は反感を覚え、毎日頭のどこかでそれと戦っているから。「種」は私にとっていけすかない社会の代表のような存在だ。それと戦って負けそうになれば心が潰れ、それから逃げれば心は軽くなる。社会は強大で、社会的弱者の私は戦えば簡単に潰されるのではないか。逃げれば一時的に楽になるが、社会や仕事から逃げたら結局生きて行けない。戦えば死ぬ。逃げても死ぬ。自分はどっちの道を選んで死ぬのか。私の心は疲れ果てている。畢竟そういう事だと思う。

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