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「魔女っ子カーニバル」(アンソロジー) [  昔の本(補完計画)]

机の下にあった本のスキャンもあと残り1冊となった。今日は最後から2冊目の本。数日前に記事にした「学園カーニバル」と同時期に同じ出版社から出た「魔女っ子カーニバル」。

私ははじめ、さっさと作業して終わらせるつもりだった。でもせっかくだから作者が今どうしているのかをネット検索してみたくなり、そうしたら何だか夢中になってしまった。時代が変われば人も変わる。昔と同じ漫画家ではいられない。たとえ今も漫画家だとしても、描く絵は時代のニーズに従って萌えになったりする。あるいは、エロ漫画に転向した人もいる。エロといえば聞こえは悪いが、時代を超えてニーズがある物はエロだけかもしれん。

ネット検索を終えて私が思ったのは、私自身は昔と比べてどう変わったのかなという事だった。リストラは自分でなりたくてなったわけじゃない、と言いたいが、リストラだって時代の波だ。彼ら漫画家が昔と同じでいられなかったのと同じだ。私は今どういう位置にいて、どこへ向かっているのだろう。でもそれは私が個人的に思えばいい事で、この記事では「魔女っ子カーニバル」に出品した漫画家たちの今を書きたい。彼らの現在のお仕事についてはこの記事に画像は出さないが、ネット検索して、ここにある「魔女っ子カーニバル」時代と比較すると興味深い。

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思い当たるは、ネット検索したところ、漫画家一本での仕事から転身して、複数の仕事をゆっくりとこなしているようだ。今は漫画絵よりもドール製作を仕事としているようだ。昔の漫画家時代からしっかりとした絵を描いていたが、今のドール製作も実に繊細な作品を作っている。これだけの手腕があれば漫画絵以上にドール製作の仕事が入るのはうなずける。

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高崎吏生は、ネット検索したところ、単行本は昔のものが古本としてごくわずかに見つかっただけだった。しかし本人のホームページがあり、同人誌を描いていたことがわかる。「いた」と過去形にしたのは、ホームページに現在活動を休止していると書いてあるから。

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矛井さとしは、ネット検索したところ、昔の単行本が古本としてわずかに見つかっただけだった。ところが、さらに検索するとジャイロ余目と改名していることがわかった。ネット上の「はてなキーワード」でジャイロ余目を調べると、「エロ漫画家。」となっている。そういうわけで今ではエロ漫画家らしい。

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篤見唯子については「学園カーニバル」の記事を参照。

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たしろたくやは、ネット検索したところ、昔の単行本が古本として出ているだけだった。ところが、さらに検索すると田代琢也と漢字に改名していることがわかった。Googleで画像サムネイルをざっと見たところでは、その後売り出しているのは巨乳アクション系のようだった。

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E=MC2は、ネット検索したところ、このところきわめてゆっくりとした活動で萌え(しばしばエロ | 猫耳)系を描いているようだ。

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