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とある科学の冊子付録 [  昔の本(補完計画)]

学研の科学が2冊だけ、天袋に残っていました。それを紹介します。学研の科学は基本的に年度によって内容が違うので、私が紹介する本を懐かしく思う人はとても限定されてしまいます。それでも、何人もの人が自分の情報を出し合えば、草の根的に思い出の品が補充されてゆくのではないでしょうか。

もちろん学研さんが出した永久保存版という本に期待するという方法もありますが、ある人が特定の年に手に入れた冊子付録の情報は、この保存版全体の何パーセントなのか。それがわからないので、私は買うのを躊躇しています。たとえ一般に人気のある付録や情報が大きく取り上げられていても、それを私が知らなかったり覚えていなかったりしたら意味がありませんから。買うと決めるには、もうちょっと内容の情報が欲しい。iPhoneアプリとしても出たそうですが、こちらも全部の付録を収録してはいないとの事。当時の雰囲気をおおらかに楽しみたい人には嬉しいアプリですが、特定の付録を血眼になって捜しているタイプの人には向かないかも。

さて、私が今回出せる情報は2冊の「3年の科学」に出てくる付録「ひみつの小ばこ」「シグナルセット」と、次号予告として写真が出てくる「理科びっくり手品セット」です。

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1冊目の表紙です。中身は、大人になってしまった我々には幼稚というわけで、一気に付録解説のページへ飛びます。

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「ひみつの小ばこ」の解説です。DLして2枚のJPEGを左右に並べると本来の形になります。なお、写真撮影は天袋整理と同時に行ったのでフラットベッドスキャナを使う余裕がまったくなく、デジカメ撮影です。そのせいで撮影結果が歪んでいる場合がありますが、ご容赦ください。

この「ひみつの小ばこ」は磁石を閂のように使って小箱を開かなくするという、ちょっとしたアイデア品でした。閂がわりの棒磁石は普段は箱に付いている鉄片にくっついており、これが閂がかかった状態。開ける時はもうひとつの磁石の同じ極を棒磁石に近づけると、棒磁石は反発して鉄片から離れるので閂が外れる。そういう仕組みだったと記憶しています。

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この「ひみつの小ばこ」には、棒磁石、円形磁石、砂鉄、方位磁針が付いていました。これでいくつかの実験ができる仕組みです。私がもっていた小箱や磁石は全部失くしたと思っていましたが、磁石は冷蔵庫にメモを貼り付けるのに暫く使っていたので、念のために冷蔵庫を見に行きました。そうしたらなんと、円形磁石がまだひとつ残っていました。数十年の時を超えて・・・。この長い年月の間には冷蔵庫の買い替えもしたのに、よくぞ残っていてくれたものです。
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さて、次号の付録は「シグナルセット」です。

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これが、その「シグナルセット」の号。私がもっている2冊のうち、2冊目の表紙です。

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小学3年生にリード線の被覆をむかせるとは、今回の付録はちょっと面倒?

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やっぱり作り方がちょっと面倒。いや実は、この付録では私はなんか失敗した記憶がある・・・ような気がするんです。

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電気の通り道とか直列つなぎとかを考えさせるページ。こういう電気の通り道は、上の説明図(信号機の絵)を見るよりも回路図を見るほうがよほどわかりやすいと思うなあ。電気の通り道や直列/並列を考えさせるなら、信号機の形にしないほうがよかったかもなあ。

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でも、一度組み立てた信号機を点灯/消灯して遊ぶのは簡単に操作できる仕組みになっています。

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それに、電球が切れた場合にも対応するという親切さです。

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次号の付録は「理科びっくり手品セット」です。私はこれも覚えています。確かにあった。でもどんな手品だったのかを思い出せません。ネット上にも情報がありません。残念。

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