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PC98ゲームの最終整理(1/3) ハーロックよ、私を勇気づけてくれ [  PC-98x1(補完計画)]

私の精神状態が最悪になった。死ぬのを待つだけだと思えてきた。まともに生きるだけの収入がなくなると思えてきた。自分には本当は今の仕事が勤まらないと思えてきた。自分は無意味な人間だと思えてきた。人生は家事と仕事をただ繰り返すだけだと思えてきた。今ある金を使い果たすまでは生き、そして死ぬのかと思えてきた。親の睡眠薬が10錠置いてあるのが目に留まった。終わらせたくなってきた。あれを全部飲んで寝たら明日は死んでいるだろうかと思えてきた。私にしてはとても珍しい。私はいつだって「死にたくない」と思ってきたのに。それはこのブログでも書いた事がある。今の私は明らかに異常だ。

なんでこんなになったのか。ただ頭の中で劣等感が増大したのではない。外部からの情報が引き金だった。リストラ通告の話はすでに前の記事に書いた。その後、辛い事を忘れようと、試験の採点に没頭しようとした。親が何を言っても困っても無視して採点に没頭しようとした。私の心はその瞬間安らかになったが、その直後、それが原因で親と喧嘩をした。家事をしろと言われた。それは正論だが、朝から晩まで働く事を当たり前だと思っている親と同じ行動を私に求められても、私にはとても出来ないと思えた。これからの生活を想像すると辛くなった。だんだん私が気違いじみてきた。夜には電話がかかってきた。ずっと前の記事に書いた古狸が、いいかげんに職場を辞めるどころか怪気炎を上げて猛威をふるっていると知った。職場に私の居場所はないと思った。まともに生活する金がない。家では家事ばかりしなければならない。職場では居場所がない。私はどこにも居場所がない。自分がものすごくみじめに思えてきた。

しかし私はこの記事で愚痴を並べて終わるつもりではない。今までの行はこの記事を書くまでの経緯・背景として必要だから書いた。どうしたら自分はまともに戻れるかと、私はいつも考えていた。2つの事を考えた。

まず、私がよくやる方法として、辛い時には何か作業をする。仕事は辛くても辛くなくてもやるのが当たり前だし、家事も同様だ。だから、ここで言う作業は趣味だ。辛い時の心は、何をどうやっても一朝一夕に良くなる事はない。何週間でも何ヶ月でも、時には何年でも、じっと耐えるだけだ。でもその耐える間、辛いから何も手に付かないと考えると、それは膨大な時間を無駄にする事だ。だから辛い心を引きずりながら作業をする。そうすれば、何週間、何ヶ月、何年の間心はひたすら辛くても、その長い長い期間は無駄でない。作業の結果が立派に後に残る。心が辛いので、あまりに創作的・創造的な作業は適さない。膨大だが単純な作業が適している。

もうひとつ私が考えたのは、外に向かって何か行動を起こすべきではないかという事だ。仕事は外での行動だが、これは辛くても辛くなくてもやる以外に道がない。だから、ここで言う行動は趣味だ。心が極端に弱って、私は引っ込み思案になった。何度もブログ記事を書こうと考えては、やっぱりやめた。辛い心の事を記事にしたら人が寄り付かないだろう。でも明るい記事は今書けそうにない。こんな気持ちの時は立派な記事がとても書けないから、おバカな記事を書きたい。昔のPC98のネタなら少しある。でもそれは恥ずかしい。そうやって何日も女々しくくよくよ考え、結局行動がなかった。

そして今、ようやくブログ記事を書いている。記事を書き始める直前まで、ある作業をしていた。昔のPC98ゲームの整理、それはとうの昔に終わったはずだったが、その後ネット上にゲームのレビューなどの情報が見つかり、自分も昔プレイしたゲームなので懐かしく、そういう情報を新たに保存した。その結果、ひとつのゲームの情報がハードディスクの複数個所に分散して保存されてしまった。これでは参照する時に探すのが面倒だ。そこで今回、ひとつのHTMLファイルを作成した。この中では過去に自分が持っていたすべてのゲームが五十音順でULタグ内にリストになっており、その各項目の下位にゲーム情報を格納した各フォルダへのリンクを記述した。この作業が完成したので、それを記念してブログ記事を書く事にした。先ほど書いたとおり、今は立派な記事を書ける精神状態でないので、おバカな記事だ。今回はまだまともだが、次回、次々回と進むにつれておバカになってゆくだろう。最後はエロゲーの考察という最高に、いや最低におバカな終わり方をする予定だ。

でも第1回の今日は、まともだ。松本零士氏がインタビューに答えてハーロックの世界観や設定について語る。これは、あるPC98ゲームに付いていた冊子の一部だ。もちろんこういう物は無断で複製してはいけない事になっている。しかしこのソフト「宇宙海賊キャプテンハーロック」は今となっては売られていないのはもちろんの事、ソフト発売当時にあまり人気が出なかったせいか、ネット上にも情報がほんのわずかしか残っていない。平成25年の今となってはマニュアルの一部が出回ってももはや誰かの収益を損なう事はなく、むしろ情報が時の流れに埋没して忘れ去られてしまう事のほうが残念だ。

このソフトは、ソフトとしての出来は確か中程度だった。操作性はあまり良くなかった記憶がある。このソフトで価値があるのは、むしろ付属の冊子のほうかもしれない。操作マニュアルデータブックの2冊が付いていて、データブックは表紙がカラー、中は各ユニットの移動・装甲・回避・武装などの数値が記されているがそれはむしろどうでもよく、各ユニットつまりキャラクターのイラストが丁寧に描かれている事のほうが嬉しい。各ユニットとは言うまでもなくハーロック、ミーメ、トチロー、エメラルダス、トリさん、ヤッタラン、ラフレシアなどの面々だ。トリさんもユニットだ!しかもユニットのタイプは「非常食」と書かれている!そういうわけでそれらのイラストをUPすればなお良いのだろうが、いくら大昔の印刷物でも中身はまぎれもなく松本零士氏のキャラクター。それを安易にいくらでも無制限にUPするのは私も何か間違っていると感じる。そこで、私が「とくにこの情報が貴重だ」と思う物だけをUPしたい。それが、松本零士氏へのインタビューだ。

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「自分で決めて、やろうとしたことについては泣くな!自分で始めた事についても後悔はするな!その事を達成するまで、死なずに頑張りぬけ!」

いかにもハーロックが言いそうな言葉だ。そしてハーロックの生みの親である松本零士氏が言っているのだから、これはハーロックの言葉そのものと考えていい。私は今心を病んでいるので、ハーロックに勇気づけてもらおうと思う。ハーロックのかっこいい言葉は、実際にそのように行動しようとすれば大変な事だ。なかなか理想どおりには行かないだろう。それでも、今は心に刻もう。

ハーロックを好きな人々がこの記事を訪れ、私と同様にハーロックの言葉を心に刻んで去ってゆく事を私は願っている。

コメント(2) 

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わたしばが

よくわかりません、わしはがいごくじんです、とにかく、いきています
by わたしばが (2014-09-13 20:18) 

blueclouds

わたしばが さん、コメントをありがとうございました。コメントをいただいた記事は私が一番辛かった時のものですが、残念ながら今もまだ私は先の見えない生活に怯えています。でも私もまだいきています。わたしばが さんはがいごくじんだそうなので、念のために英語でひとこと書いておきます。
Thank you for your comment.
by blueclouds (2014-09-17 16:03)