SSブログ

北海道(道南) [旅行 国内]

ここに紹介するのは、私が過去に体験した旅行の覚え書きです。これから旅する人の参考にしてもらうと同時に、私の知らない旅をした人からのオススメ情報をもらうのが目的です。

旅の感想は人それぞれに違うので、あなたが旅で良かったと思う所を私の覚え書きがけなすこともあるかもしれませんが、その時はどうかご勘弁ください。

**** 以下、北海道(道南)覚書 パッケージツアー 2006年 ****

まずは函館とその周辺から。トラピスト女子修道院。入れるのは前庭部分だけですが、観光として見るべきものは見られます。そうそう、男性諸君、女子修道院といっても、若い乙女を探そうと思わないように。ここにいるのはキリストの花嫁として一生を捧げようという人ばかり。今どきの若い子でそんな子イメージできないでしょう。そう、ここにはご年配の方ばかりがいるそうです。

五稜郭。展望タワーは今年(2006年)に100m(飛行場付近の高さ制限)に近い高さに改築され、五稜郭の五角形がバッチリ見えるようになりました。

明治館(ベイエリア)。かつての赤レンガ倉庫ですが、結局建物よりも中の店(1Fガラス工房、2Fオルゴール)がメインでした。

函館夜景(函館山展望台)。世界三大夜景のひとつと言っています。霧がかかることが多いという夜景をはっきり見ることができました。バスで函館山へ上る途中に木々の切れ間から「宝石箱をひっくり返したような」夜景が見えた時には感嘆の一言。2合目、7合目と高くなるにつれ夜景はますます美しくなります。そして山頂展望台で最高の景色が堪能できます。なお、ここは夜のある時間帯は自家用車通行止。バスとタクシーのみ許可。しかも山頂に停車していられるのは30分だけ。

函館朝市。最初にカニの見分け方を教わりました。甲羅の真ん中後ろ側に刺が3×縦2列=6つあるのがタラバガニ、2×縦2列=4つしかないのがアブラガニ。結局何も買わなかったけど(帰るまでに何日もあるのに生ものは買いたくない)、いろんな海の幸を見て、カニの生け簀では「あ、これタラバガニ」「こっちニセモノ(←札にはちゃんとアブラガニと書いてある。別に売ってる人が騙してるわけじゃない)」などと言いながら歩くのは楽しかったです。

函館を離れます。長万部を経て登別へ向かいます。

大沼湖と駒ケ岳。大沼小沼モーターボートに乗りました。ここは松島みたいな小島と駒ケ岳の景観が売りです。

長万部のドライブインにてカニ御膳と格闘。周知の通り、カニ肉を殻から引っぱり出して食べるのは骨が折れます。食べ終わった後はごちそうさまでなくお疲れ様と言っていました。

有珠山。2000年の山麓火口付近は、今(2006年)も白い水蒸気を上げて異様な感じです。

洞爺湖。地図で見ると洞爺湖は中ノ島がありますが、バスで山から降りながら見るとまさにその通り。

昭和新山。下のほうに緑が生えてきたとはいえ、上のほうは今でも赤茶色で草一本見えません。そして水蒸気を出している部分もあります。絵になります。ところで、有珠山ロープウェーというものがあります。時間がないのでこれに乗ったらバスに間に合いませんと言われて断念しましたが、このロープウェーで高い所へ行けば、有珠山も昭和新山も別の角度から素晴らしく見えたはず。残念です。

白鳥大橋を通って地球岬へ。日本百景に選ばれたのは金屏風銀屏風で、それは見えませんでした。地球が丸く見えるという宣伝文句の地球岬ですが、元はアイヌ語からの当て字だそうです。景色はいいですよ。海側のぐるりと水平線の風景も、反対側の山や崖の風景も。

登別。ここへ来たのはもちろん登別温泉に入るため。

登別、地獄谷。草の生えない岩場から水蒸気が立ち昇る。日本各地にありますよね、こういうとこ。夜はライトアップしていると薦められたのですが疲れていたので寝ました。そのかわり翌朝行ってきました。でも誤算あり。朝は逆光だから写真撮っても暗いです。

今度は登別から小樽を目指します。

バス車窓から見た羊蹄山は、最も富士山に近い形の山だそうです。

京極ふきだし公園。羊蹄山の近くです。ここの湧き水は名水百選に入っているそうで、みんな手持ちのペットボトルに入れるんですが。味の付いた飲料のペットボトルは悲しいです。いくら名水でもポカリスエット風味じゃ、なんだかなあ。水を汲むだけでなく、ほんの少しですが水辺に景色のいい所があります。

小樽へ向かう道路。路肩に一定間隔で縦長の紅白や黄色縞のものがありました。その下端は矢印になっています。これらは、歩道と車道の境目を示しているそうです。降雪時にわからなくなるので。この矢印形の上端には小さな機械が付いていて、これがなんとソーラーシステム。吹雪いたり積もったりしたら点滅するようになっているそうです。

小樽。昔ニシン漁で栄え、ニシン漁が廃れてさびれた町。その後北一硝子と石原裕次郎記念館で持ち直しました。見どころとしては、ちょっと運河があるだけ。あとは食事、北一硝子など。

札幌。市内の信号は縦です。赤、黄、青が縦に並んでいます。横だと雪が積もりやすいからだそうです。大通公園、テレビ塔(登る時間はなかった)、時計台、北海道庁旧庁舎。札幌といえば大都市だから色々見どころがあるだろうと思っていたのですが、こんなもの。ツアーではしばしばバス車窓からテレビ塔、時計台、旧庁舎を回って終わりだそうです。近くのすすきのという所は風俗店で有名らしく、添乗員さんが「男性の方には申し訳ありませんがすすきのに行く時間はありません」と一言だけチラッと言ってました。

北海道の住宅には雨戸というものがないそうです。二重ガラスサッシのみ。

札幌ドームはバス車窓から遠くに見えただけ。なんか鯨みたいな形。

日も暮れる頃、千歳空港へ向かう前にノーザンホースパークへ寄りました。辺りはもう薄暗く、他に人はいない。馬はみんな厩舎に帰った後。明らかに、「ノーザンホースパークさんとの提携でコースに含めることが決められているので無理やり立ち寄りました」という感じ。そういえばこのパッケージツアーは本来夏の間の催行だったが、人気があったので9月まで延長したのだという。無理やりの立ち寄り、図星だな。

千歳空港で出発を待ちながらの夕食は、3F北海道ラーメン道場だ! 北海道各地から味噌、塩、しょうゆの店が集結。好きな店を選んで食べるべし。

**** 覚書ここまで ****

あなたが体験した旅行で良かった所や、逆に良くなかった所など、情報があったら教えてください。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(4) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 4