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歯茎におでき(1) 発端 [歯茎におでき]

歯肉炎や歯槽膿漏の情報ならいくらでもある。ところが、歯茎が腫れずに突然膿がたまり、おできになった時の情報はなかなか見つからない。薬を塗るだけで治ればいいが、治らない場合がある。同じ症状で驚き苦しんでいる方に情報提供するために、このページを作ることにした。

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7月の終わりだったか、左下犬歯のひとつ奥あたりの外側の歯茎に妙なものが出来た。歯との境目が線状に少し膨らんでいた。こんなものは今まで出来たことがないので、ひどく心配になった。これとほぼ同時に、もう少し奥の歯茎が小さなおわん型に膨らみ、その中央に穴のようなものが見えた。こちらは口内炎かと思い、さほど気にしなかった。

8月に入り第一週、おわん型の口内炎が、風船を半分に割ったようなほぼ半球形のおできになっていた。これには驚いた。触ってみるとしこりはなく。ぷよぷよだった。歯茎の粘膜を通して、白い中身が透けて見えていた。悪性腫瘍を含めさまざまな可能性を考えて怖くなり、インターネットで調べた。

その結果いちばんそれらしいのは、歯を抜いた後で噛み合わせが悪くなり歯周病を引き起こすというものだった。私は4月に歯を抜いてからどうも噛み合わせが悪く、上の抜いた歯の辺りの歯茎が常にほんの少し腫れているような気がしていた。今回悪くなった歯茎は、その真下の歯茎だった。

なぜ上の歯を抜いて下の歯茎に影響が出るのか。それは、思い当たる節がある。悪くなった噛み合わせと、寝ている間の歯軋りだ。私は普段から睡眠中に歯軋りをする癖があり、心配事や泥酔など一定の条件下ではこれがひどい。歯軋りで歯から歯茎へ無理な力が伝わり続け、歯茎の奥を傷めていたと思われる。

インターネットのあるサイトでは、原因を取り除くことが大事だと書かれていた。私はそれから毎晩、歯軋りをしないように寝相や顎の開け具合や舌の位置を考えながら眠ることになった。もちろんそんなものは寝ている間にいくらでも変わるので、歯軋りをしてハッと目が覚め、また気をつけて眠るという面倒なことをするしかない。
(つづく)


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