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第四の生き甲斐を探します229「J」の訳について、前言撤回しなければならない [手記さまざま6]

それはアンナの長いセリフを嫌々訳している時のことだった。訳にも人生にも疲れた私は部分ごとに丁寧に見て行くことができず、トランスクリプトとYouTubeを突き合わせて文法的に合っている単語を採るという方法で進めていたが、さすがにそのままで済ませるわけに行かず、最後に動画を視聴して確認した。すると、トランスクリプトもYouTubeも認識しない単語があるだけでなく、トランスクリプトが文の区切りを間違えていたり、文と文の間にある「ええっとそれは」などの戸惑いが認識されていなかった。だから私の訳は、作り直しとなった。

その時に思った。今までの私はトランスクリプトとYouTubeに頼りすぎて、元の動画に訳を合わせて確認していなかった。それでは駄目だ。でもそれは、映画に字幕を付けてチェックすることを意味する。私は今まで、この作業は語学学習であり字幕ではないと言ってきたが、納得できる訳にするには字幕にして視聴しなければならないと知った。