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第四の生き甲斐を探します203 [手記さまざま6]

少し前の記事に、2005年版の「J」を買う話を書いた。eBayの2倍の料金だと書き、視聴だけならば2001年版があるが私自身のけじめのために買うと書いた。それがすごい事になった。

この記事を理解してもらうために、まず時間の経過について書かねばならない。前の記事が公開されてから一週間は経っている。私の記事は「予約公開」だから、間に記事を書かない日が何日もあれば、一週間後の記事が翌日に公開される場合もある。

そして、一週間かけて「J」が届いた。それがなんと、2001年版だった! つまり、アマゾンのサイトで掲示されている品物と、実際に送って来る品物が異なっていた。それから私は苦労してアマゾンの外国サイトにメールを送ろうと文面を書いたが、いざ送ろうとしてとんでもない事を知った。そのアマゾンの外国サイトには、メールアドレスの表示がない。つまりメールが送れない。それからまた私は苦労して、出品者への連絡フォームまでたどり着いた。そこに事情を書き込んで送信した。

返事はその日のうちに来たが、その内容が良くなかった。2001年版も2005年版も中身は同じじゃないですか、映画を見たくないのですかと書いてあった。出品者は掲載している品と違う物を送ってそれを私に指摘されてこの返事だから、これは悪質な出品者と思われる。

少し前の記事に私はこう書いた。アマゾンにメールを出して出品が2005年版だと確認してもらうのが気が重かったが、サイトに2005と明記されるようになってその必要がなくなった、と。ところが現実は、版の確認メールどころか、私は外国語でクレームを書くはめになっている。人生はすごい。

返品のために品物を送り返すには送料が要る。私はそれを払うことを拒む意図をフォームに書き込んだ。今回の件は私に責任がないから。悪質と思われる出品者は、全力で私のキャンセルを拒んでくるだろう。

私はコミュ障だから、人とのこういうやりとりは苦手で、精神にはプレッシャーが来ているが、それでも冷静にこう考えている。今回の私の目的は「J」を視聴することではない。私自身のけじめのためだ。そして私はeBayの2倍の金を払うという行為で自分のけじめを示した。だからその時点で私の目的は達成された。残る気持ちは、2005年版は手に入らないのだろうかという問題だが、唯一「あなたの国へは送れない」と書かれていなかったサイトで注文してこの有様だから、もう2005年版は諦めたほうが良いだろう。

こうして、コミュ障でプレッシャーを感じながらも私はそれでも新しい一歩を踏み出した。その一歩とは、来年に第四の生き甲斐探しに向かう私は外国語とおさらばするが、その前に悪質と思われる出品者とフォームで外国語でやりとりしようという一歩だ。外国語とおさらばする前に、最後の頑張りだ。

転居してからずっと悪いことが続き、私はへこんでいたが、最近は変わってきた。悪いことは相変わらず起きるが、私がへこまなくなった。こうして、来年の第四の生き甲斐探しへと少しずつ無理なく進んでゆきたい。