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第四の生き甲斐を探します120 [手記さまざま5]

ネガの黄ばみにムラがある時、多くは真ん中へんが黄色い。退色復元で写真の端が黄色くなくなっても、真中へんはまだ黄色い。そこで私は思った。私はサムネイル取込領域を小から中へ変更したが、それが悪影響を及ぼしていないか。もしも退色復元が写真全体の色合いを考慮して色値変更の度合いを決めるなら、真ん中へんだけを領域とすれば黄色が消えやすく、あまり黄色でない端を領域に含めると黄色が消えにくいはずだ。しかしもしも退色復元が写真全体の色合いを考慮せずに一律に効果を決めるなら(あるいは、残った黄色部分が青色値の欠如でそもそも修正不可能ならば)、サムネイル取込領域が中でも小でも結果は同じだ。私は後悔せぬように、次に真ん中へんだけ黄色いネガに出会った時にサムネイル取込領域を小と中の両方試して、黄色の低減に違いがあるかどうか調べなければならない。いや、テスト結果がわかりやすいように、黄色い部分だけを切り出した画像に退色復元をかけてみるのが良いか。もしも黄色い部分だけの画像のほうが黄色が消えたら、今までにスキャンしたネガのうち真ん中へんだけ黄色く、しかも重要な写真を含むネガは、サムネイル取込領域を小に変更して再スキャンしなければならない。違いがなければその必要はない。

他にも、黄色い斑点のあるネガが気になる。何を気にするかというと、この斑点がDigital ICEの誤動作によるものかどうかを確認しなければならない。Digital ICEの注意事項として、写真の端やネガホルダーが入らないようにすること、さもないと誤動作することがあると書かれている。そしてサムネイル取込領域を中にするとしばしばネガホルダーが写り込む。これのせいで本当ならば消えるはずだった斑点が消えなかったとしたら、スキャンをし直さなければならない。ちょうど上記の、ネガの黄色い部分だけを切り出すテストと一緒にこちらのテストもできる。黄色いネガで斑点がある場合、斑点を含む黄色い部分を切り出して退色復元+Digital ICEをかけてみればいい。それで、黄色は少なくなるか、斑点は消えるか。