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売れないのを承知で色んな物を古物商に見せることにした [手記さまざま4]

親が昔一度だけ古物商に貴金属を売ったせいで、その後売る物はもうないと何度言っても電話がかかってくる。実際貴金属はもうないが、今までとの違いがひとつある。転居に際してあらゆる物を処分する必要があるということだ。それで親は古物商を家に呼ぶと言う。私が思うに相手は商売人だから、売れる物しか引き取ってくれないだろう。私のPC-98やステレオの時と同じで、結局多くの物は引き取ってくれないと思う。親にそれを伝えたところ、それは承知だと言うので、それならばよかろう。ただ、高い所にある収納スペースから物を降ろすのは私だ。私は今、前期授業の最後の頑張りで、学生と同様に無理をしている。体力を温存したい。本当は、休める時間があれば体を休めたい。しかしこれも定めかもしれない。それで明日は、和室や台所の天袋から物を降ろす。食器類の選別は親に任せる。私としては、引き取られないのを承知で業者に出すのなら、私がまだ元気だった頃に外国で使っていたバックパック、同じく親が使っていたスーツケースとキャリーバッグ、電気代がかかる割に温まらない電気ストーブ、オーブントースター、外箱をレコードプレーヤーに取られた備長炭カーペ、10年くらい使っていない吸入器、もはやスキャンする物が自室になくなってしまったフラットベッドスキャナを出したい。業者が持って行くとしたら、きっと電気ストーブだけだろうけど。

ノコギリ等も出したかったが、柄に名前が書いてあるのを思い出して諦めた。