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自室の物を全部捨てて部屋が骨格のようになると私の心も変わる [手記さまざま4]

今日、ものすごい勢いで午前に収納棚を解体し、午後にその上と中にあった物を、捨てる物と持って行く物に選り分けた。その余勢をかって、たまたま収納棚にあったペンと消しゴムを文房具として机の引き出しに入れることにしたので、この引き出しに何が残っているか調べた。私の気持ちとしては、実用品だけが残っているはずだった。しかし実際には、昔の履歴書と、父の葬儀時の会葬御礼もあった。履歴書と会葬御礼は、今までの「転居に伴う処分記録」に「取っておく」と記した記憶がある。しかし今の私は、実用品以外は情け容赦なく捨てる気分だ。なんでそうなったか、自分でわかる。天袋から始まった自室整理は、戸棚を出発点に平面図的に右回りにあらゆる物を捨てて行き、戸棚は学生に見せてから処分する予定の物などが残るのみ。ステレオがあった場所は何もない空間となった。本棚は一度全部中身を取り去って、転居時に持って行く物を一時的に収納する棚に変化した。そして今日収納棚が何もない空間になった。今や自室が骨格のような、骨組みの他は何もない空間になっている。こうなる過程で、私の心の中も変わった。これは私が望んでやったことだ。自室の思い出を生きがいにしてきた私は、ここまで自分で自室の物を消去しないと、転居が辛すぎて気が狂う。それを防ぐために、自分でわざとやった。さあ、いよいよ転居の準備が出来た!