オブシディアン021

プレイヤーは、あからさまに「調べよ」と言われているかのように存在するテントの中に入る。テントの中を調べると、見つかるものはたったひとつ、使いにくそうな未来のパソコン。

プレイヤーは次のイベントのフラグを立てるために、メールやらドキュメントやら動画やらを虱潰しに見てゆく。その過程で、このパソコンがライラという人物の所有物であること、ライラはマックスと一緒にここへ休暇に来ていること、2人がセレスと呼ばれる人工衛星の計画に携わっていること、この森で正体不明の結晶体を発見しオブシディアンと名付けたことなどがわかる。



パソコン内には2人が見た悪夢も記録されている。後に明らかになるが、実はセレスがこのパソコンにハッキングして2人の悪夢を知り、オブシディアンの中に悪夢とそっくりの空間を作り上げている。

パソコンの所有者がライラなので、プレイヤーはライラの役を演じるのだと察せられる。もしもテントに入る前にオブシディアンまで行くと、オブシディアンに映る自分の姿が女性だとわかる。

フラグを立ててからテントを出ると、マックスの悲鳴が聞こえる。マックスはこの時点でオブシディアンに拉致されるので、今後はライラつまりプレイヤーの孤軍奮闘となり、マックスの出番は少ない。